志摩リンが見付天神を訪れた目的は、名物犬の悉平太郎三世に会うためでした。既に亡くなったと事務所の人に知らされるまで、境内のあちこちを探し回ります。
この場所でも志摩リンがウロウロしていました。原作コミック第5巻44ページ2コマ目のアングルです。
近くには、悉平太郎を祀る霊犬神社への案内標識が建っていますが、作中では描かれず、志摩リンがこれを見た形跡も感じられません。そして上図の奥の祠へと移動しています。
その祠の周囲を志摩リンが探していました。「ブログに書いてたけど・・・」と思いつつ、祠を見たりしています。原作コミック第5巻44ページ3コマ目のアングルです。
とりあえず記念の自撮りをやりましたが、聖地巡礼の楽しさ嬉しさで、どうしても笑いを抑えきれませんでした。基本的に笑い上戸なんです、自分は・・・。
悉平太郎およびその子と孫は、いまは神社の北側の公園内に墓かあって祀られています。第2駐車場の北側に多目的グランドがありますが、その北に位置します。
上図は斜めに映っていますが、年のせいでよろけてこうなったのではありません。原作コミック第5巻45ページ4コマ目のアングルがこんな感じだから合わせたのです。
悉平太郎およびその子と孫の墓は、いまは霊犬神社として丁重に守られています。
霊犬神社の祠です。石積みで壇を構築して祠を生垣で囲んであるという、なかなか立派な構えです。悉平太郎がいかに慕われ、敬われたかが分かります。
祠の左脇に、悉平太郎たち三代の墓がありました。奥の大理石の銘板が悉平太郎の墓標で、手前左の丸石が二世、右が三世の墓石です。原作コミック第5巻45ページ1コマ目にそのまま出ています。
原作コミック第5巻45ページ3コマ目の志摩リンと同じく、三世の墓石をそっと撫でました。
三世と呼ばれますが、実際には悉平太郎の子孫にあたります。駒ヶ根の光前寺から親善大使としてやってきて寄贈された「しっぺい太郎二世」の子供なので、三世と呼ばれたということらしいです。2010年に行方不明になったそうなので、そのまま亡くなったもののようです。享年17歳。
それ以前の参拝者たちのブログなどで在りし日の姿が見られます。こちら。
犬の17歳は、人間に換算すれば70代後半ぐらいです。平均寿命が10歳から13歳ぐらいだそうですので、長生きであったことになります。
ですが、私自身はそんなに長生き出来るのかな・・・?と思っています。
もともと体が弱くて病気も少なくなかったし、今でも体調面で色々とあるため、老後に関しては自信がありません。もともと健康に留意して生活しているほうで、万が一に備えて墓選びなどの終活は済ませていますが・・・。
まあ、備えあれば憂いなし、といったところですかね。 (続く)