「ゆるキャン△」車輌を見送った後、30分ほど駅内の喫茶店「かとれあ」に入って休憩し、早めの昼食をいただくことにしました。あとは新所原まで行って帰途につくだけでしたから、この昼食休憩が今回の巡礼のラストミッションでした。
入ってすぐの左側の壁に貼ってあった、ゆるキャン△2のキービジュアルポスター。伊豆トンボロの場面が、また伊豆へ来いよ、と誘いかけてくるのでした。実際、もう一度行きたい聖地の一つですね。
「かとれあ」の店内です。かつては駅事務所スペースであった空間を、無人駅移行後にテナントとして貸し出して、結果的にこのようになったということのようです。中央にコの字形にカウンターがあってカウンター席が並び、外側の壁寄りにテーブル席が並びます。普通の喫茶店よりやや広い感じでした。
まだ11時までのモーニングタイムでしたので、メニューもモーニングのそれでした。これが11時以降のランチタイムにともなってランチのメニューに差し替えられるわけです。
なので、とりあえずモーニングセットをいただきました。飲み物は好みで選べます。今回はウインナーコーヒーをホットで選び、トースト、ゆで卵、サラダ、スープが付いて500円でした。
食後にお店の方とお話して、天浜線の近況や浜名湖佐久米駅の歴史などを伺いました。入場券を記念切符として販売しているとの事でしたので、記念に買いました。実際には見られなかった車輌とユリカモメの共演シーンです。
ホームに戻ると、おや、ユリカモメが並んでいますね・・・。餌やりの有志の方もいったん引き揚げていて、ホーム上の見物人もおおかた帰っていたため、駅が静かになっていたからでしょうか。
かわいいですね。全然見飽きません。向こうも餌が得られなくてひもじいのか、餌やりの有志の方が戻ってくるのを待っているかのようでした。
一時は20羽ぐらいが湖岸堤の上に並んでいて、ホーム上にただ一人佇んでいる私をチラチラ見て警戒しているようでしたが、そのうちにバサバサッと一斉に飛び上がりました。
10時35分発の新所原行きの車輌がホームに入ってきたからでした。ホーム上には私の他に二人が待っていて、ともに乗り込みました。
さようなら、浜名湖佐久米駅。また来る時があったら、そのときは「さくめ」のウナギも味わいますかね。
終点の新所原駅には11時6分に着きました。これで掛川からの天浜線の全線を乗ったわけです。
天浜線の新所原駅は、JR線の新所原駅の北に隣接しており、改札口を出ればそのままJR線の南口に進めます。
JR新所原駅の駅名標です。
私が乗ってきた天浜線車輌がまだ停車しているうちに、11時10分発の普通列車がやってきました。
9分後の11時19分に豊橋駅で降りました。
豊橋からは新幹線で帰りました。11時39分発のこだま713号を名古屋まで乗り、12時10分発ののぞみ25号に乗り換えて、12時44分に京都に着きました。
以上で、「ゆるキャン△の聖地をゆく15」の記述を完了しました。これにより、今回のレポート二部作(富士山静岡空港編、天浜線編)は完結となります。 (了)