気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

再び、ガールズ&パンツァー「最終章」第1話を観てきました

2017年12月16日 | ガールズ&パンツァー

 去る12月13日、模型サークルの先輩でガルパンプラモデル仲間のT氏に「最終章、もういっぺん観に行かへん?」と誘われました。色々気になって仕方が無い、というのが理由でした。

 それは私も同感でしたので、退勤後に京都駅みやこみちエントランスで待ち合わせて、上図の「T-JOY京都」へ行きました。京都駅の南にあって徒歩ですぐに行ける映画館で、劇場版の時も二度ほど視聴したことがあります。イオンモールの中にあり、レストラン街がすぐ下にありますから、観た後は食べて飲んで、という楽しみ方も出来ます。

 

 「T-JOY京都」の入り口を入って振り返ると、ガルパンの大きな横断幕が懸けられてありました。この日の館内の宣伝横断幕のなかで一番大きくて目立っていました。

 視聴後、下のレストラン街に移って海鮮料理を味わいつつ、あれこれ話しました。それぞれの気になっていたシーン、把握しづらかった場面などをフォローし合いました。お互い、ガルパン戦車プラモデルを作りますから、新たに登場した車輌についての話が盛り上がりました。未だにどこのメーカーからもキット化されていない車輌が今回も登場したのは何でだろう、という認識で一致しました。

「劇場版の時も、センチュリオンがキット無かったからなあ・・・」
「でも、結果的にはセンチュリオンも新規に出ることになって、もうすぐ発売になるわけですよ。ガルパンの人気が戦車プラモデルの売り上げとか開発に大きな影響もってる状態はまだ続くと思うんで、このチャンスにまだ出てない戦車キットを開発販売してもらうとか、そういうのをガルパンの制作サイドで意図してですね、わざとキット化されていない戦車を選んで出しているんじゃないですかね・・・」
「そりゃ有り得るねえ。ほんまにそうかもしれん。ほんま、そうだとしたら、センチュリオンみたいに新規で登場ってなるかもしれんな。もう、何と言うか、あれやね。プラモ業界にとってガルパンは救世主であるわけや」
「実際にテレビシリーズ放送時の人気沸騰時にプラモが売れまくってましたからね。間違いなく救世主ですよ」
「そういえば、予告編で出ていたソミュアもかなり売れたみたいやねえ」
「今でも売切れとか品薄状態になってるみたいですよ」
「星野さんはそれ、タミヤのを買ったんか?」
「だいぶ前に、マジノ女学院の車輌作ろうかな、って思って、たまたまエレールの方を中古ショップで見つけて買ってます。タミヤのは、まだ買ってないんですよ」
「なんで?」
「いやあ、実はですね、ソミュアの劇中車はエレールのキットが元ネタじゃないかと思ってまして」
 その理由を話すと、T氏は「えっ・・・」と目を丸くしていました。

「それは、タミヤのキットには無いわけか」
「無いです」
「よくそういう相違点を見つけるもんやねえ。さすがやね。考古学者みたいに緻密に調査しよるね」
「実際に歴史考古学やってましたから・・・」
「あっ、そうか。そうやったねえ、あはは」

 続いて「最終章」に出ていた他の新たなメカの確認をし合いましたが、それをプラモデルで再現出来るかどうかについては、二人とも腕組みしつつ何度も首を傾げざるを得ませんでした。
「やっぱり、どう考えてもあれのプラモデル、劇中のと違うよな」
「違いますね。制作サイドがあえてマニアックなのを選んで劇中に出してる、って気がしますね」
「うん、零戦に例えるとさ、42型をわざわざ出してるって感じやな」
「ああ、A6M4のことですよね。一説では航空技術廠が52型の試作機として改修したとかいう・・。まあ、41型があったぐらいですから42型もあっても良いんですが、あれ一機しか作られなかったみたいですね。当然プラモにもなってませんよね」
「そうそう、そういうことや。やから、ガルパンのあれも、同型のプラモはあるけど、劇中車そのものズバリには程遠いわけやな」
「それと、新たに登場した車輌、あともう一種ありましたよね」
「あったな。あれもプラモは出てることは出てるけど、もうここんとこずっと品薄で売り切れやね。模型店であんまり見かけんもんな」
「そうですね。全部海外のメーカーのキットですしね。古い製品ですから再生産再販かけてくれないとどうにもなりませんね」
「中古ショップとかにも無いのかね」
「ええ、見たこと無いですよ」
「そんならさ、何とか探してさ、パッと作っちゃってブログで公開したら、けっこうウケるよな」
「ウケるかどうかはともかく、インパクトはあるでしょうね・・・」

 話しつつ、確かにインパクトはあるぞ、と思いました。問題は、そのプラモデルが現時点では入手困難であることです・・・。

 

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大洗女子学園 九五式小型乗用車 作ります!! その2

2017年12月15日 | ガルパン模型制作記

 ステップ2では、車体各所の小部品を取り付けます。ステップ3、4ではシャーシーを組み立てます。ガイドにしたがって進めていきます。

 

 ステップ2で取り付ける小さなパーツ類です。前面に付ける星章H13は帝国陸軍所属車の証ですが、ガルパンの劇中車にもついています。なおキットには、帝国海軍所属を示す錨章もついているので、史実の海軍陸戦隊所属車などを再現することも可能です。

 

 前面の星章などを取り付けました。

 

 側面のドアノブH10、方向指示器H6およびH7などを取り付けました。方向指示器はドアミラーのように見えますが、ウインカーが無かった時代に、右折または左折を予告するべく指示板が外に90度開く、というものでした。

 

 ステップ3に移り、シャーシー部分の組み立てに取り掛かりました。排気管A11などを組み付けてゆきます。

 

 組み付け終わりました。

 

 続いてステップ4に進みました。

 

 前後のサスペンションも組み上がりました。

 

 ステップ5ではエンジンを組み立て、ステップ6では運転装置などを取り付けます。ステップ7では前輪軸部の保護フレームを取り付けます。

 

 ステップ5で組み立てるパーツ群です。

 

 まず、エンジンを組み立てました。

 

 小さいのに、細かいところまで良く再現されています。

 

 エンジンや運転席シートをシャーシーに取り付けました。

 

 底面は、このような感じにまとまっています。細部までよく出来ています。

 

 運転席のレバー類です。

 

 レバー類を取り付けました。足元のペダル類のパーツは省略されているようです。完成すけば全く見えない位置であるからでしょう。

 

 ステップ7に進みました。

 

 組み上がりました。これでステップ7も終わりました。ここまで30分もかかりませんでした。 (続く)

 


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大洗女子学園 九五式小型乗用車 作ります!! その1

2017年12月14日 | ガルパン模型制作記

 大洗女子学園のメンバーで、戦車以外の保有車輌に乗っているシーンが最初に見られたのは、風紀委員三人組のカモさんチームでした。テレビシリーズの第10話にて、学園内の広報車として九五式小型乗用車を使用していました。
 これについては以前の記事にて触れていますが、テレビシリーズの劇中車は、韓国のメーカーであるACE CORPORATIONの1/72スケールキットが元ネタであったようです。それで、放送後に発売されたピットロードの公式キットとは全然形状が違いました。
 また名称についても、公式資料ごとにまちまちでした。「九五式小型貨物車」、「くろがね小型貨物自動車」、「くろがね四起」などと表記され、同一の車輌であることが分かりづらかったです。

 

 件の車輌は、劇場版にて滑走路の誘導灯がわりに使用され、さらに劇場版DVDの映像特典「愛里寿・ウォー!」にて再登場しました。上図のようにピットロードの公式キットに合わせて外観が修正されたようで、ほぼ一致する姿にて登場しました。
 ガルパン劇場版の戦車の設定に関しては、模型業界からの要望も反映されたと聞きましたが、それを表徴するような事例でした。

 

 御覧のように、車体色などもピットロードの公式キットのガイド指示に沿っています。テレビシリーズ第10話の劇中車とはまるで別の車輌に見えてしまいますが、同一の車輌です。名称も、公式キットの商品名である「九五式小型乗用車」に統一されていますので、今回の記事でも「九五式小型乗用車」と表記しました。

 

 ピットロード発の公式キットです。ガルパン車輌をプラモデルで作り始めた2013年秋に購入してあったものです。四年余りも積んだままにしてありましたが、2016年冬ごろから戦車以外のガルパン車輌を作るケースが増えてきた流れのなかで、ようやく制作の機会を得ました。数えて41作目にあたります。

 

 パッケージの中身です。キット自体はピットロードの既製品である「1/35 日本陸軍 九五式小型貨物乗用車 幌付」がそのまま使用され、これにガルパンデカールと制作ガイドが付されています。

 

 そのため、上図のように不要パーツが少なくありません。要するに、使用パーツ数は少ないので、簡単に作れるわけです。ガルパンの戦車以外の車輌の適応キットは割と楽に組めるものが多いですが、今回のキットは最も楽ではないかと思います。

 

 ステップ1です。この段階で車体の大部分を組み付けます。外観がほぼ出来上がります。

 

 関連するパーツです。大きいのもあれば、細かいものもあります。後者については、無くさないように心がけて、ピンセットでつまむ際にも力を入れずに扱いました。

 

 部分ごとに組んでいって、まとめて組み合わせる形で進めました。フロントガラスのパーツI1とI2、リアガラスのI3、ヘッドランプのレンズのI4等のクリアパーツは、塗装後に組み付ける予定です。

 

 全ての部品を組み合わせました。パーツの合いも良いです。長らく日本海軍の軍艦艦艇のキットをピットロード製品で作ってきた身にとっては、とても楽に扱えて安心出来て大変に気分が宜しいです。

 

 この時点でもう完成、といった感じでしたが、この種の車輌では必須となるシャーシー部分の組み立てをまだやっていませんので、これからが本番だな、と気を引き締めました。 (続く)

 

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ねんどろいどぷち ガールズ&パンツァー 03

2017年12月13日 | ガールズ&パンツァー

 

 去る11月19日の大洗あんこう祭にて先行発表された、グッズスマイルカンパニー発の「ねんどろいどぷち ガールズ&パンツァー 03」です。発売予定は2018年7月となっています。まだ半年以上先のことですね。
 グッズスマイルカンパニーの案内情報はこちら

 

 同じタイミングで、上図の「ねんどろいどもあ戦車シリーズ」も発売されるようです。ねんどろいどぷちと戦車の組み合わせは既に幾つかの商品が出ていますが、今度は一気に4車種をリリースするという入れ込みようです。さすがはグッズスマイルカンパニーさん、気合が入っていますね・・・。
 グッズスマイルカンパニーの案内情報はこちらこちらこちらこちら

 

 今回は、聖グロリアーナ女学院チームの主要キャラ4人が勢揃いするほか、大洗女子学園の各チーム車長のうちの磯辺典子、園みどり子が登場します。1BOX6個入り(全6種)ということですので、シークレットは無いのかもしれません。

 この顔ぶれから推測しますと、ガルパンのねんどろいどぷちは、大洗女子学園のあんこうチーム5人と各チームの車長、対戦校チームの主要キャラクター、という構成が基本となっているのではないでしょうか。既に出ているメンバーを挙げると、大洗女子学園のあんこうチーム5人と角谷杏、対戦校チームはプラウダ高校と黒森峰女学園が隊長と副隊長のコンビで揃っています。サンダース大付属高校、アンツィオ高校、継続高校、知波単学園は隊長のみです。

 今回、聖グロリアーナ女学院が4人を揃えてきましたので、今後はサンダース大付属高校、アンツィオ高校、知波単学園、継続高校、大学選抜も主要キャラの組み合わせで出てくるかもしれませんね・・・。

 


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黒森峰女学園 クルップKfz.70プロッツェ 完成です!!

2017年12月12日 | ガルパン模型制作記

 塗装を終えて乾燥させたのち、つや消しクリアーを軽く吹き付けて仕上げました。

 

 側面観です。実は、劇中車に合わせて一ヶ所だけ細部を修正工作してあります。どこだかお分かりでしょうか。

 

 こちらの面は、キットのまま組み上げた状態です。

 

 軍用トラックにしては小型でスマートな外観です。現在の2トントラックより小さいように思えます。農場か牧場の中を走っていれば、穀物袋または牛乳瓶でも積んでいそうな雰囲気です。

 

 低く傾斜したボンネットが印象的です。運転席からの視界は抜群だったようです。私自身、ボンネット部が低く傾斜する車に長く乗っていましたから、前方視界の素晴らしさの有難味がよく分かります。

 

 で、今回は、お約束のお二人に登場いただきました。黒森峰女学園チームの隊長と副隊長です。

 

 この感動的なシーンも再現してみたいですね。

 

 早速トライしてみましたが・・・、うーん、いまいちですね・・・。

 

 次は、このシーンを・・・。

 

 お姉ちゃん、デカイなあ・・・。1/35スケールの車輌に約1/16スケールのねんどろいどぷちでは、ちょっと無理がありますね・・・。

 

 さらに、このシーン・・・。

 

 逸見エリカが怒った表情のままです・・・。ホラ笑顔、笑顔になって下さい、って・・・、無理ですな・・・。しかもお姉ちゃん、ピンボケになってますし・・・。

 

 かくして、黒森峰女学園チームのクルップKfz.70プロッツェが完成しました。製作日数は、2017年11月17日から22日までの6日でした。組み立てに2日、塗装に1日、塗装後の組み立てに1日かかりましたが、組むのも簡単なタミヤキットですので、一気に作れば1日で仕上げられると思います。

 劇中車は、全容が出ることはなく、左側面の一部のみが出たにとどまりますので、ガルパン仕様への修正改造は一ヶ所のみでした。左側ホイルアーチの上にセットした三角タンクD16に注ぎ口をブラ材で追加しました。
 あとは何も考えずにサッサと作りましたが、今考えるとフロント左側の識別標識や前後のナンバープレートは必要無かったのかもしれません。

 

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ガールズ&パンツァー「最終章」第1話を観てきました

2017年12月11日 | ガールズ&パンツァー

 昨日12月10日、ガールズ&パンツァー「最終章」第1話を観てきました。個人的には第2週目ぐらいにゆっくりと観に行く積りでしたが、模型サークルのガルパン戦車仲間やモケジョさんが揃って10日に行くので一緒に来てください、との誘いがありました。やっぱり皆さん、早く観たいんだなあ、と納得しました。

 それで、劇場はたぶん京都駅南のT・ジョイだろうと思っていたところ、予想に反して姫路のアースシネマズへ行きます、という追加連絡がありました。なんでも音響が9.1chと11.1chの二種類あるそうで、昼食をはさんで両方を楽しみましょう、ということでした。
 結局、公開二日目に視聴することになり、ガルパンファンの大多数と余り変わらないタイミングでガールズ&パンツァー「最終章」のドラマチックな第1話を楽しむ事が出来ました。

 まず午前中に9.1chの方を観ましたが、予想外のストーリー運びに私を含めて全員が唖然とし、次いで興奮し、しまいには大喜びでした。その後に近くの姫路地下街グランフェスタ5番街のレストランで昼食をとりましたが、A氏やT氏はもちろん、エリさんもミカさんもレイコさんも食べるより喋る方に熱中し、観たばかりの内容をあれこれ話して盛り上がりました。

 その後、近くのアニメイトやらしんばんを回り、駅ビルのジュンク堂へ行き、再びアースシネマズに戻って午後からの11.1chの方を視聴しました。二回目はやや落ち着いて観る事が出来ましたが、さすがにガルパンは新作のたびにドッと新要素が盛りだくさんで出てくるので、それぞれを把握するのが一苦労でした。
 音響の方は、最初に観た9.1ch Type-Aプラス爆重低音センシャラウンドの方が良かったかな、と個人的には思いました。

 あと、「玉葱の歌」が楽しかったですね。リフレインの「オ、パ、キャマラード、キャマラード、オ、パオパオパ・・・」がいい感じでしたね・・・。ナポレオンのインペリアルガード(皇帝親衛隊)が歌った行進曲ですが、戦車での行進シーンに意外に合いますね。

 とにかく、予想以上の出来で、面白かったので、あと2回ぐらいは観に行きたいと思います。それで、内容および総括的感想については、視聴および上映期間が一段落した頃にあらためてまとめてみようと思います。

 

 アースシネマズ姫路の入っているビル「テラッソ」の北玄関にあったポスターです。右側に「最後の戦い」とありますが、本当に最後になるのかは、神のみぞ知る、ですかね・・・・。「劇場版」公開の頃に、これで最後なんだな、と思っていたら、まだ「最終章」がある、という流れでしたからね・・・。

 

 今回の入場特典です。二回視聴したので、二ついただきました。劇場版の時はパッケージが緑色でしたが、今回は赤色でした。

 

 中身はこの通りでした。この、島田フミカネ描き下ろしミニ色紙は、あと1種類があるそうですが、どうせならばもう1種加えて四枚を揃えていただきたかったと思います。
 劇場版の色紙の時のように四枚ワンセットで額装して飾ろうと思っていたのですが、三枚では、額装するにも一枚足りなくて中途半端です・・・。何か良い方法はあるでしょうか。

 

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黒森峰女学園 クルップKfz.70プロッツェ 作ります!! その5

2017年12月10日 | ガルパン模型制作記

 塗装作業に入りました。劇中の黒森峰女学園車輌は、夕日に染まって赤っぽく見えますが、車体色そのものはグレー系であるようです。キットのガイドではジャーマングレーとなっていますが、そこまで濃いカラーではありませんので、もう少し明るいグレーでゆこうと考えました。
 今回は、ミスターカラーの40番のジャーマングレーを62番のつや消しホワイトで明るくしたライトグレーにて吹き付け塗装しました。

 

 各部の塗装を筆塗りにて進めました。

 

 ハンドルは、ガイド指示ではレッドブラウンですが、劇中車のは黒く見えますので、計器パネル部分と共に33番のつや消しブラックで塗りました。

 

 運転席のシフトレバーやサイドブレーキのグリップも、33番のつや消しブラックで塗りました。

 

 運転席のシートは、ガイドの指示通り、55番のカーキで塗りました。

 

 カーゴ内のシートも55番のカーキで塗りました。

 

 その後、シートをカーゴ内に取り付けました。

 

 車外装備品のシャベル、鶴嘴、斧です。それぞれ金属部分を28番の黒鋼色、木製柄を43番のウッドブラウンで塗りました。

 

 カーゴの左側面にシャベルを接着しました。

 

 背面右側に斧を取り付け、左側のバックランプを47番のクリアーレッド、49番のクリアーオレンジで塗りました。
 左側のナンバープレートは、本来なら白く塗ってキット付属の車番デカールを貼るのですが、劇中車にはナンバープレートがついていないと推測されるので、塗らずにそのままにしておきました。
 実は、制作中に、ナンバープレート部分は前後とも削り取ろうかと考えたのですが、ガルパンの登場車輌にはナンバープレートが付いているものもありますので、今回の車輌に関してもあまり深く考えずにキットの状態のままにしておこうと判断しました。

 

 カーゴの右側面に鶴嘴と斧を取り付けました。

 

 車輪以外の組み付けが完了しました。軍用トラックというより、軽荷物の配達車のような雰囲気です。

 

 車輪類を取り付けました。ポリキャップ使用なので押し込むだけで良いですが、少し力を入れないとはまりませんでした。しかし、あまり力を込めると、アスクル部分のパーツが壊れそうになりますので、少しずつ押し込む要領ではめ込みました。

 

 前輪は左右に向きが変えられます。後輪も可動しますので、軽く押せばスーッと走ります。
 しばらく眺めていて、フロントボディの左側に付いている旗状の識別標識A30は不要だったんじゃないかな、と気付きました。ガルパンの黒森峰女学園の車輌に、ドイツ軍で使用される識別標識は有り得ないな、と考えましたが、もう取り付けて塗装してしまった後ですので、そのままにしておきました。 (続く)

 


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ガールズ&パンツァー「最終章」第1話 きょうから上映スタート

2017年12月09日 | ガールズ&パンツァー

 きょう12月9日から、ガルパン「最終章」第1話が劇場上映スタートです。あっという間に、この日を迎えました。全国各地の上映劇場には、多くのファンが押しかけていることでしょう。劇場版の時と同じように、視聴特典も豊富に揃えられるようですので、それ目当てに何度も行くファンも少なくないでしょうね。

 この「最終章」、全6話から成るということですが、これはテレビシリーズと同じような形で一つの大きなストーリーを6話で構成するのか、それとも1話ずつショートストーリーにまとめてくるのか、のどちらになるでしょうか。前者であれば、新たに登場するチームおよびキャラクターはどのくらいになるか分かりませんが、後者であれば、1話ごとに新たなチームおよびキャラクターが出てくるのかもしれません。
 
 個人的には、「最終章」の全6話というのは、テレビシリーズの6話分に近いかな、というイメージを持っております。つまり、一つの大きなストーリーを6話で構成する形式、と予想しております。
 その理由として、ショートストーリーというのは、これまでずっとDVD特典の形で出ており、本放送または上映で公開されたことが無いからです。それで、「最終章」がDVD化される際にも何か短編の形で入れてくるのではないかな、という気が致します。
 さあ、実際にはどうでしょうか。劇場で結果が分かるでしょう。楽しみです。

 

 私もきょうは休みなのですが、「最終章」初視聴は第2週以降ぐらいにゆっくり楽しむ予定です。劇場版公開の時も似たようなタイミングで初視聴していますので・・・・。と言うより、見たい映画が他に二つありまして、それらの上映時期と重なる期間に行こうと考えています。

 とりあえず、きょうは近くの温泉に行って温まろうと思います。寒いですからね・・・。皆様もお体を大切になさって下さい。

 


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黒森峰女学園 クルップKfz.70プロッツェ 作ります!! その4

2017年12月08日 | ガルパン模型制作記

 ステップ9では、カーゴやフロントボディ、予備車輪などをシャーシーに取り付けます。私の制作ではフロントボディや予備車輪B12、斧D10は塗装後に取り付ける予定です。

 

 パーツを揃えました。

 

 ハンドルA6を取り付けました。バス並みに大きなハンドルです。

 

 カーゴ上端前方にパーツD25を取り付けました。カーゴの幌を畳んだ状態に表されていますが、少し歪んでいたため、片方をまず接着し、固着したのちにもう片方をセロテープで留めて固定し、接着しました。

 

 ラストのステップ10です。細かいパーツを色々取り付けます。

 

 車外装備品の鶴嘴D2、シャベルD7は塗装後に取り付ける予定です。

 

 あとのパーツ群は、全て取り付けます。

 

 全ての取り付けが終わりました。前から見た図です。

 

 横から見た図です。

 

 上からみた図です。

 

 塗装前の組み立て工程が全て完了しました。

 

 改めて見ますと、デザイン的にもなかなかのものです。軍用トラック特有の鈍重さがあまり感じられず、むしろ軽快車の雰囲気すら備えます。さすがにドイツの車輌は、全てにおいて一歩抜きん出ている、という印象を持ちました。戦車でもカッコイイのが多いですが、戦車以外の車輌もなかなかカッコイイです。 (続く)

 


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月刊戦車道別冊 ガルパンマニアックス

2017年12月07日 | ガールズ&パンツァー

 

 岡山県赤磐市在住のガルパン仲間、Iさんが日曜日に拙宅に遊びに来た折、上図のガルパン刊行物を見せて下さいました。バンダイビジュアルが刊行しているガルパンファンブックの二冊のうちの片方にあたります。
 話には聞いていましたが、私自身は購入しなかったので、実際に見るのはこの時が初めてでした。Iさんは、姉妹冊子の「ガルパン入門」のほうは買わなかった、と話していました。既に大洗への訪問回数が8回に達したというIさんなので、「今さら入門ってのを買ってもしょうがないすよねえ」との言葉には実感がこもっていました。

「星野さんは、この種の本は最近あんまり買わないそうですが・・・」
「ええ、内容的には似たり寄ったりですからね。最終章の公開前だから新情報も限られますし」

 開いてみると、思った通り、「最終章」に関しては既に公開されている予告編動画の内容に限られており、目新しい記事はありませんでした。あとは、お決まりのコンテンツばかりです。ガルパンアニメシリーズの簡単なおさらい、製作スタッフ陣へのインタビュー、大洗の地図や紹介、大洗の人々へのインタビュー、関連グッズや商品の広告、です。今までにも見たり読んだりしたような情報が大半を占めます。

 思い起こせば、そうした構成のガルパン刊行物は、2013年11月に刊行された「大洗ガルパントラベルガイド」以来、ずっと変わっていないという気がします。ガルパン関連の本ならば、模型誌などの別冊で時々出ているオフィシャルガイドブックや特集号などを買った方が内容も盛りだくさんで楽しいです。

 そのことを話しながら、本棚にあるガルパン刊行物を色々Iさんに読んでもらいました。昔は付録も色々ついていましたから、現在の新刊よりは何かと魅力的でした。
 例えば、ガルパンウォレットが付録についていた「大洗ガルパントラベルガイド」などは、大洗のキャラクターパネルを最初に網羅したガイドでありましたし、そのリニューアル版ともいえる「大洗フィーベル」には大洗でのスタンプラリーが楽しめるスタンプ帳が含まれています。基本的には、この2冊があれば充分だと思います。その事を言うと、Iさんも「確かにそうですねえ」と何度も頷いていました。
 あとはアニメ誌や模型誌が刊行しているアルティメットガイドやコンプリートブックなどが良いです。

 なので、どうせ「ガルパンマニアックス」と銘打って出すのなら、これらの刊行物群とは切り口も内容も変えて新しいマニアックな構成にするべきではなかったかな、と思います。バンダイビジュアルさんは、もう少し廣済堂出版さんの情熱的なところを見習った方が良いのではないか、とも思います。


 Iさんが、自身のノートにまとめている、年末のガルパン関連品発売予定日リストを見せてくれました。プラモデル、フィギュア、グッズ、本など色々並んでいますが、全部買ったら破産するから、どうしても欲しいものだけ買います、と話していました。
 それは私も同様ですので、プラモデルは1/35のセンチュリオンのみ、フィギュアはピットロードのEDバージョンシリーズのカバさんチームⅢ号突撃砲のみ、本やコミックはいつも購読しているシリーズもの、に絞っています。なにしろ、以前にガルパングッズの大部分を「断捨離」して売却処分していますから、もうグッズ類にはあまり関心が湧きません・・・。

 Iさんは、ガルパンにハマる前は「けいおん」ファンでしたから、この日は私が過去に買って仕舞いこんでいたグッズ類の方に関心を示し、幾つかの品を懐かしがり、結局はそちらの方で話が盛り上がりました。そして、こう訊かれました。
「ガルパンのグッズは売却処分されたそうですが、けいおんのグッズはずっとキープされるんですね?」

 その通りです。ガルパングッズと違って数も少ないので、ミカン箱サイズ一個に全部おさまって簡単に収納出来ますので・・・。大量のミニフィギュア群も全部ミカン箱サイズ一個に入ってなお余裕があります・・・。

 


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黒森峰女学園 クルップKfz.70プロッツェ 作ります!! その3

2017年12月06日 | ガルパン模型制作記

 ステップ7では、フロントボディを組み立てます。A29に付ける透明パーツのウインドゥは、塗装後に取り付ける予定です。

 

 関連のパーツ群です。

 

 組み上がりました。トラックとは思えない、フロントの低さです。昔のレーシングカーっぽい形状です。運転席からの視界は抜群に広かったでしょう。

 

 古い時期の製品ですので、細部の表現がやや甘い感じですが、全体の再現度は良いです。最近の製品ではメーター類をデカールにしている例が多いですが、このキットではモールドで表されています。

 

 ステップ8では、カーゴを組み立てます。上図のように、三段階に分けて組んでゆきます。

 

 パーツを切り出して第一段階の組み立てに進みました。

 

 組み上がりました。第二次大戦中の軍用トラックには珍しい低床式で、兵員輸送車としての使い勝手も好評であったそうです。

 

 第二段階の組み立てに進みました。

 

 組み上がりました。カーゴ内の両サイドにシートがつくので、このような構造になっています。

 

 第三段階では、足回りのパーツなどを組み付けます。シートのパーツC3は、塗装後に取り付ける予定です。

 

 組み上がりました。横からみた図です。

 

 底面はこんな感じです。シャーシーとの合いも良く、タミヤならばでの組み立て易さに改めて感心させられます。ガルパンに登場する軍用トラックの適応キットのなかでは、最も簡単に作れる製品であろう、と思いました。 (続く)

 


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ガルパン「最終章」第2話以降に出てくるチームは?

2017年12月05日 | ガールズ&パンツァー

 周知のように、ガルパン「最終章」の第1話にて、BC自由学園チームが新たに登場します。これをふまえて、今後新チームを出してくるものと仮定した場合、第2話から第6話までにおいて、新たに登場する可能性が高いチームはどれになるのでしょうか。
 上図に並ぶ16チームのうち、既にテレビシリーズから劇場版までにおいて出ているチームは、8チームです。これにBC自由学園チームが9チーム目として加わりますから、残るは7チームとなります。コミックス版などでは更に幾つかのチームが描かれていますが、ここでは現時点のアニメシリーズにおける公式設定の7チームという枠のなかで想定を進めてみたいと思います。

 この7チームのうち、登場する可能性が高いチームを考える場合、保有戦車の陣容が一つのカギになることは間違いありません。そしてガルパンのアニメシリーズを俯瞰してみると、少なくとも一つの「法則」が存在しているような印象を受けます。
 その「法則」とは、「複数のチームが同一の車輌を保有しない、または登場させていない」というものです。この「法則」が「最終章」においても遵守されるものと仮定した場合、7チームのうちで登場する可能性が高いチームは、ある程度絞られるように思います。

 ここで、その7チームとそれぞれの保有車輌を概観してみましょう。

1 ヴァイキング水産高校
  ソミュアS35、オチキスH35、Ⅰ号B型、Ⅱ号B型、Ⅲ号N型、NbFz
2 コアラの森学園
  センチネルAC1、マチルダⅡ、M3スチュアート、M3リーまたはグラント
3 マジノ女学院
  ソミュアS35、B1bis、FT-17、R-35
4 ボンプル高校
  TKS、7TP単砲塔型および双砲塔型、9TP
5 ヨーグルト学園

  38(t)戦車、ヘッツアー、CV33、オチキスH39、Ⅲ号突撃砲F型およびG型、Ⅳ号H型、ラング、パンターD型
6 ワッフル学院
  M4(105ミリ榴弾砲)、AMC35、ヴィッカースT-15
7 青師団高校
  T-26、BT-5、BT-7、ヴェルデハ、Ⅱ号E型、Ⅲ号J型、Ⅲ号突撃砲G型、Ⅳ号H型

 各チームの保有車輌のうち、まだアニメシリーズに出ていないものは赤字で示しました。前述の「法則」をふまえるならば、既出車輌の多いチームは、登場する可能性が低くなります。
 まず挙げられるのは、マジノ女学院でしょう。その陣容がそのまま「最終章」のBC自由学園に表されているため、同じフランス軍テイストのチームとして被る要素が多くなっています。
 続いて、既出の車輌ばかりで占められるヨーグルト学園も、登場する可能性が低いと思われます。未登場車輌はオチキスH39しかありませんので、もし登場するのであれば、オチキスH39だけで編成されるチームになるかもしれません。

 ここで視点を変えて、未登場車輌を多く保有するチームを挙げますと、まず全保有車輌が未登場であるチームとしてボンプル高校とワッフル学院が挙げられます。いずれも個性的な車輌を擁しており、追加設定があったとしても陣容が劇的に改変されることにはならないと推定されます。
 このうちのボンプル高校は、コミックス版の「リボンの武者」に登場していますが、同じストーリー内にBC自由学園も出ていることを考えますと、アニメ版にも出てくる可能性が最も高いと言えるかもしれません。

 続いて挙げられるのが、ヴァイキング水産高校と青師団高校です。いずれも未登場車輌が多いですが、車種およびスペックに注目するならば、青師団高校のほうが魅力的かもしれません。

 残るコアラの森学園は、水島監督自身が贔屓にしているそうですが、保有戦力が微妙です。「法則」にしたがえばマチルダⅡ、M3リーが出せなくなります。また、プラモデル製品化されている車輌を出して欲しいとの模型メーカーからの要請もアニメ制作方針にかなり影響を与えているそうなので、プラモデル製品が全く出ていないセンチネルAC1も出せるのか、という疑問がつきまといます。

 以上の個人的な推測をまとめますと、7チームのうちで登場する可能性が最も高いチームはボンプル高校、ということになります。続いてワッフル学院、青師団高校あたりが挙げられるでしょうか。

 この推定が当たるのかどうかは、「最終章」の第2話以降が公開されるまで分かりませんが、私の推測というのは余り当たりませんから、今回のこの記事も、ただの妄想に終わるかもしれませんね・・・。

 

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黒森峰女学園 クルップKfz.70プロッツェ 作ります!! その2

2017年12月04日 | ガルパン模型制作記

 

 ステップ3では、リアアスクルを組み立てます。そしてシャーシーに排気管関連のパーツと一緒に組み付けます。

 

 リアアスクルのパーツ群です。一見して複雑そうに見えましたが、組み立ては簡単でした。

 

 組み上がった状態です。独立懸架のダブルウィッシュボーン式と呼ばれるもので、上下一対のアームで車輪を支持しています。今ではレーシングカーに採用されている方式だそうです。ドイツの車輌というのは、かなり凝った作り方をしているものですね・・・。

 

 次の組み立て工程のパーツ群です。長い排気管が一個のパーツになっているのがタミヤらしいです。

 

 組み付けが終わりました。戦車では見られないトラックの底面の複雑な構造というのは、一見しただけでも味わいが深いですね。車はどのようにして動くのか、が、エンジンから車軸に連絡するシャフト類の繋がりをたどるだけでも大体理解出来ます。

 

 上から見ますと、こんな感じです。後輪に動力が伝えられる様子がよく分かるように細部まで再現されているのが分かります。

 

 ステップ4では、ホイールを組み立てます。今回のキットではホイールが三種類あって、それぞれ微妙に形が異なりますので、パーツ番号を確認して間違えないように心がけました。

 

 左の2個が前輪、右の4個が後輪です。それぞれ一個ずつ組み立て前の状態にしてあります。

 

 ステップ5では、フロントアスクルを組み立てます。こちらは可動となるために接着しないパーツが幾つかあります。

 

 パーツを切り出しました。

 

 組み上がりました。

 

 ステップ6では、車輪を取り付けます。私の制作においては、車輪は塗装後に取り付ける予定です。それで、ここでは車輪以外のパーツを全て組み付けました。

 

 この段階で取り付けるパーツを切り出しました。

 

 取り付けが終わりました。横から見るとこんな状態です。

 

 底面を上にして見ました。6輪トラックらしい雰囲気になってきました。 (続く)

 


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黒森峰女学園チームのパンツァーカイル

2017年12月03日 | ガールズ&パンツァー

 今月の模型サークルの定期会合にて、モケジョのレイコさんが上図の画像について質問してきました。

「あの三角形の並び方、何かのルールなんですか?」
 すかさずアンドー氏が「パンツァーカイルと言ってな、第二次大戦中にドイツ軍が東部戦線において考案した戦術や」と応じました。

「パンツァーカイル・・・、第二次大戦中の戦術ですか・・・。ガルパンでも使われてるんですけど・・・」
「そりゃそうや。ガルパンの黒森峰はドイツ機甲師団の末裔やからな。同じ戦術使っててもおかしくねえな」
「そのパンツァーカイルって戦術は、強かったんですか?」
「うーん、どうやろねえ。実際のドイツ軍は確かえーと、ツタデレ作戦やったか、ソ連軍の対戦車防御線、これバックフロントってゆうのやけど、これにパンツァーカイルでぶつかってんや。でも部隊によって戦果はまちまちだったらしい。防御線を撃破したのもおったし、出来なかったのもある」
「じゃあ、あんまり強く無かったんですね」
「まあな。防御陣地ってのは基本的に強固やからな、ドイツ機甲師団をもってしても恐るべき相手であったことには間違い無いやろうな」
「ガルパンの黒森峰は、なんでそんなパンツァーカイルで動いてるんですか?」
「そりゃあ、その、ドイツ戦車部隊独特の陣形やからな、それにカッコイイし。あれ見たらマニアは泣いて喜ぶわけよ・・・」
「それだけなんですか・・・?・・・じゃあ、黒森峰チームがこのパンツァーカイルで行っても、大洗チームには勝てないわけですね」

 すると、それまでビールを飲みながら静かに聞いていたAFV部会の面々から異議の声が上がりました。それらを代表するように、タダ氏が「勝てないのは大洗の方やで。厳密にしっかり史実に即してアニメ作ったらな、黒森峰ってのは誰がどう考えても最強やぞ。一対一でやったら間違いなく強い。それがあんた、20輌揃えてんのに、なんで8輌しかねえ烏合の衆の大洗に負けるわけ?え?絶対おかしいで、ガルパンってアニメはよ。ホンマ・・・」と顔を赤くしてまくしたてるのでした。

 いやまあ、そこはアニメなんで、大洗をどうしても勝たせないとストーリーがまとまらんから、ああいう展開になってるわけやで、とアンドー氏がなだめていましたが、タダ氏は「それは解ってるんやけど、なあ、でも納得出来るんかね、心から。ねえ、安藤さん・・・」と畳み掛けていました。アンドー氏は、しまいには沈黙していました。

 そのやり取りを興味深そうに聞いていたレイコさんは、「じゃあ、黒森峰のパンツァーカイルに出会ったら大洗は確実に負けた筈なんですか?」と、今度は私に聞いてきました。
「普通は簡単に負ける筈ですよ・・・。史実のドイツ戦車みたいに、まず遠距離でガンガンやってこられたら、大洗はその時点で壊滅ですよ。接近戦なんて無理。パンツァーカイルというのは、兵力集中、各個撃破のお手本みたいなものですんで、あれでやって来られたら大洗は絶対に太刀打ちできない。火力が全然違うし、戦車の防御力もまるで比較にならない」
「そうみたいですね・・・。マウスとの戦いでかなりやられてますもんね・・・」
「やから、レオポンが橋壊して進路を断ったり、市街地に逃げ込んで分散させたり、アヒルたちがオトリ使って陽動やったり、ウサギが路地で後ろ取ったりしてるわけ。一対一で激突するという形にならんようにあれこれ策を使ってるわけですよ・・・」
「それで西住姉妹の一騎打ちという形に持ち込んだわけですか」
「そういうことですな。大洗チームの戦力は話にならなくても、西住みほの強化Ⅳ号だけなら、西住まほのティーガーⅠに対抗出来る余地がある。みほも黒森峰の一員だったから、一対一の格闘なら存分にやれる。そういう場面に持っていくべく、あの第12話のストーリーが作られてる筈ですね。ちょっと色々無茶してるみたいですけどね」
「そういうことですか・・・」

 そう答えていたものの、まだ完全に理解出来ていないようなレイコさんの表情でした。
「いっぺんパンツァーカイルで戦ってくれたらなあ、そしたらどんなものか分かるのに・・・」とワインを飲みながら呟いていました。
 それには、全く同感でした。黒森峰女学園チームがパンツァーカイルで相手チームを撃破する場面を見てみたい、と思うのは決して私だけではない筈です。ガルパンの黒森峰チームファン共通の願望のひとつではないでしょうか・・・。

 


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黒森峰女学園 クルップKfz.70プロッツェ 作ります!! その1

2017年12月02日 | ガルパン模型制作記

 ガルパンのテレビシリーズ全12話において印象に残っているシーンは数多くありますが、ラストの第12話においては、西住姉妹が久しぶりに会話し握手をする上掲のシーンが挙げられます。

 このシーンでは、右端にトラックのような車輌が見えます。前輪が1、後輪が2、その間に予備が1、とくれば、ドイツのクルップKfz.70プロッツェかな、と思いましたが、その通りでした。

 

 このシーンでも特徴的なカーゴの形状が見られます。間違いなく、ドイツ軍のトラックであるクルップKfz.70プロッツェでした。どうやら黒森峰女学園チームが戦車道試合会場での移動用に用いているようでした。しかも借りているのではなく、チームの保有車輌であるような雰囲気でした。

 

 副隊長の逸見エリカが運転席にて、当然のようにハンドルを握っています。逸見エリカは第6話でもフォッケアゲハリスFa223ドラッヘを操縦しており、それも黒森峰女学園の保有でありました。
 なので、このクルップKfz.70プロッツェも、黒森峰女学園の保有車輌とみて良いのではないかと思います。ドイツ軍テイストのチームなので、ドイツのトラックを使用していても違和感はありません。

 

 そのクルップKfz.70プロッツェは、タミヤよりキットが出ています。随分前に買っておいたものでしたが、プラウダ高校チームのZiS151トラックを作って、軍用トラックのプラモデルの面白さに気付きましたので、こっちもついでに作ってみようかと思い立ちました。

 その劇中車は一部しか登場しておらず、キットとの差異も一ヶ所しか見当たりません。タミヤのキットをそのままストレートに組んでも問題は無さそうなので、久しぶりに気楽に組んでみることにしました。

 

 パッケージの中身です。左がランナー類、右が組み立てガイドです。半日ぐらいで作ってしまえそうな、パーツ数の少なさでした。けれど、のんびり作りましたので、組み立てには二日かかりました。

 

 ステップ1では、運転席を組み立てます。

 

 パーツ類を切り出しました。シートのD26、D27は最後に取り付けます。シートのみカーキ色に塗る指示がありますので、塗ってから取り付けようかと思いましたが、取り付けてからも簡単に塗れるようなので、全て組み付けることにしました。

 

 組み上がった状態です。シフトレバーやサイドブレーキもありますが、アクセルやブレーキのペダル類は省略されています。これがドラゴン系のキットであれば、全てパーツ化されて忠実に再現されることでしょう。

 

 ステップ2では、エンジンを組み立てます。そしてシャーシーを組み立ててエンジンと運転席を組み付けます。

 

 エンジンのパーツです。排気量3.5Lの水平対向4気筒空冷ガソリンエンジンであるそうです。

 

 エンジンが組み上がりました。

 

 シャーシーの組み立てに移りました。

 

 全て組み付けました。ドラゴンやイタレリのキットならばもっと細かくパーツ割りされているであろう部分ですので、タミヤキットがいかに楽であるかが改めて分かります。

 

 ひっくり返してみると、こんな感じです。燃料タンクが一体成型で表されています。

 

 運転席を仮組みした状態です。この段階ではまだ接着しませんでした。 (続く)

 


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