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日々の徒然日記、旅行記など

神戸散策 ~KIITO 生糸検査所ギャラリー・Sen Vietnamese Restaurant~

2025年02月11日 | グルメ

展覧会を出た後は、ホールがある「デザイン・クリエイティブセンター神戸 KIITO」の建物内を散策してみましょう。

ここは旧生糸検査所を改修した建物で、さっき訪れた展覧会などを催すホールやレンタルスペース、
オフィススペースがあります。

2階の「生糸検査所ギャラリー」に入ってみました。

かつて神戸港から輸出する生糸(絹糸)の検査所だった建物「KIITO」。
そうか、だから名前が「KIITO(きいと)」なのか。(今、気が付いた。笑)

ギャラリーでは、これまでの歴史や、生糸の検査機器などが展示されています。
生糸の正確な重さをはかる「水分検査機」や生糸の切断回数を調べる「再操切断機」。

なんだか説明を読んでも使い方よく分からない機器がずらり。(^^;

「登録商標」のパッケージ。
各工場ごとに凝ったデザインになっていて国内から世界各国のものがそろっています。

レトロでかわいいね。

大きな木のボックスは「節検査用ブース」。
当時、生糸はとても貴重なものだったので、こんな細部にわたるまで検査されてたんですね。

建物内には神戸三宮図書館も入っていました。
なんかオシャレ!

さて、そろそろお昼なのでランチに行きましょう。
とやって来たのは、ビーフンでおなじみ「ケンミン食品」の本社1階にある「健民ダイニング」。

ケンミンって「健民」って書くんだ! レストランなんてあるんだ!と楽しみにやってきたのに…、
祝日だし、ちょうど12時くらいだったので店前は長蛇の列。
1時間くらい待ち時間があるとのことだったので、泣く泣く諦めました…。

ちぇっ、結構歩いてわざわざ来たのになぁ。次は早く来てリベンジするぞ!

仕方がないので第二候補のお店を目指し、元町駅方面に向かいます。
途中で見かけた地下鉄「みなと元町駅」。

明治41年竣工の旧第一銀行神戸支店(辰野金吾設計)の外壁が利用されていて、
初めて見たけれど、これが地下鉄の入口だなんて思わないよね。ステキ。

やってきたのは、元町にあるベトナム料理「Sen Vietnamese Restaurant(セン)」。
前は三宮センタープラザにあったそうですが、移転してきたみたい。

ベトナム料理、なんだかんだ久しぶりかも。
店内はベトナムグッズ満載で、雰囲気があります。

メニューを見ると、ランチのセットがめちゃくちゃ多い!
また私を悩ませる気だわね。(笑)

いつもならブンティットヌンやブンチャーを選んでしまうところですが、
今日は外がめちゃくちゃ寒いので、温かいフォーが食べたいなぁ。

といっても、だいたいどのセットにもフォーが付いてるんですけどね。
オカズはどれにしようか。

最終的に選んだのは「魚フライのトマトソース漬けセット」(1,250円)。
ご飯やフォーの大盛、パクチーの追加、鶏肉フォーから牛肉フォーやシーフードフォー、ブンボーに変更したり
有料だけど、いろいろとアレンジができるのがうれしいね。(余計に迷うわ!笑)

しばらくすると出てきたセット。
メインとフォー、サラダ、ご飯の他に、ベトナム料理定番の生春巻や揚げ春巻も付いてますよん。

魚のフライはトマトソースの酸味が丁度良くて、ご飯がススム!
フォーも久しぶりに食べたけど、おダシが染みる~。温まる~。

少しずつイロんなベトナム料理が食べられるのが、ありがたいね。

コチラは友達が頼んだ「ベトナム風エビチリソースセット」。
見た目は私のセットとホトンド変わらないけど。(^^;

盛りだくさんで美味しいランチでした。
早く暖かくなって、ベトナムに行きたいな~。

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神戸散策 ~モネ&フレンズ・アライブ~

2025年02月11日 | 徒然

2024年に巡回していた展覧会「ゴッホ・アライブ」。
興味があったんだけど、結局タイミングが合わなくて行けず…。

ということで、リベンジ!
2025年の巡回展「モネ&フレンズ・アライブ」に行ってきました。

友達を誘ってみると同行してくれるとのことだったので、三宮駅で待ち合わせして、
会場がある「KIITOホール」までブラブラ。

寒かったので神戸市役所辺りまで地下で移動し、そこから地上にあがると東遊園地に出てきました。

東遊園地といえば神戸ルミナリエが行われている公園ですが、実はルミナリエには行ったことがなくて
この公園に来るのも初めて。

市民が手形を付けたレンガの壁「明日の手型」や、ナゼかモーツアルトの銅像が。(^^;

阪神淡路大震災の際に倒れて、その時間のまま止まっている「阪神大震災の記憶」。
私も経験者なので、この時間はずっと忘れることはできないだろうなぁ。

そして少し進むと、被災10市10町と全国47都道府県から届けられた種火の「希望の灯り」が。
今では、全国で被災した様々な地域などに分灯されてるんだそう。

その近くには「慰霊と復興のモニュメント」が。
阪神淡路大震災で亡くなった人の慰霊と街の復興を願って募金で作られた「瞑想空間」になっています。

地下に降りると、神戸市の亡くなった方達の名前が刻まれたプレートが。

地上は緑が多い公園でにぎやかですが、地下に降りるととても静かで。
犠牲になった人へ想いを馳せるには、とてもいい空間だと思いました。

なにやらしんみりしちゃったけれど、いざ目的地へ!
10時開場の少し前に「KIITOホール」へ到着すると、すでにたくさんの人で行列が出来てるっ。

それでもそんなに待つことはなく、eチケットを見せて中へ。
今月は2月でバレンタインがあるので、限定のペアチケットが少しお得でした。

「モネ&フレンズ・アライブ」は世界中で愛されてきた「フランス印象派」の世界を冒険する没入型展覧会。

”光、色、音、香りのなかで、クロード・モネ、カミーユ・ピサロ、ピエール=オーギュスト・ルノワール、
 ポール・セザンヌ、エドガー・ドガらの大胆な筆遣いを巨大なスクリーンに映し出し、次々に流れるサウンドに
 身を委ねることで、印象派の世界の激しさと美しさに心を奪われる体験をお楽しみください。”

最初の部屋ではモネやフランス印象派の画家達の紹介がありました。

美術に疎い私でも知っているような絵が。

実は来るまでモネの絵だけだと思ってたんだけど、よく見たらタイトルが「モネ&フレンズ」なので、
モネ以外の印象派の画家のもあるんだと、この時に知りました。(笑)

フォトスポットがあり、二次元コードを読み込むとキャラクターのモネさんがあらわれます。

混雑してると思ったら、この撮影場所で渋滞してたのね。
というワケで、人がいないスキを狙ってさっさと写真を撮って次の部屋へ。

薄暗い部屋に入ると、ここがこの展覧会のメインホール。
巨大なスクリーンが360度設置されていて、クラシック音楽と最新のイマーシブ技術が組み合わされた空間。
おお~っ、まさに没入型!

しかも音楽と映像だけじゃなくて、何やらいい香りも漂ってきております。

サイドにベンチが少しあり、床が絨毯になっているのでそのまま座ってもいいし、
いくつか丸いクッションが置いてあったので、そこに座ってもよし。

みなさん好きなスタイルで映像を堪能。
私達は立ってる方が全体を見渡せるので、隅っこの方に立ちながら鑑賞。

映像は全部を見ると約40分ほど。
誰の絵か分からないかも?と思いましたが、正面スクリーンの上部に画家の紹介があったので、
それを参考に見られるのがいいですね。

映像は途中からだったけど、最初に出てきたのはクロード・モネとポール・セザンヌ。

モネの睡蓮!
ゆったりと見ていた人たちも、ここで急にスマホでバシバシ写真を撮りだした。(笑)

そりゃ、これを見に来たんだもんね~。

映像はランダムに流れているのではなく、それぞれテーマでまとめられているみたい。
途中で、印象派画家の紹介もありました。

モネやセザンヌの風景画。
モネもいいけど、私はセザンヌが好きかも。

エドガー・ドガの作品。
絵が動いたりするので、ダンサーが踊ってるように見えるのが面白い。

ドガ以外の画家、メアリー・カサットやピエール=オーギュスト・ルノワールのバレエ絵画。

アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックとエドゥアール・マネの作品。

アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックはムーラン・ルージュなど、パリの大衆文化を描いたポスターで知られています。

メアリー・カサットやベルト・モリゾの作品。

印象派の二大女性画家で、ベルト・モリゾはエドゥアール・マネの絵画のモデルとしても知られていて、
夫はエドゥアールの弟なんだって。

ドガやセザンヌの人物画。
やっぱり、なんとなくセザンヌに目が行っちゃう。

最後はモネが愛妻を描いた「日傘をさす女」。これで映像をひと通り全部見ることができました。

モネの作品は、直島の地中美術館とアブダビのルーブル美術館で何点かみたけれど、こうやって巨大スクリーンで見るのもいいですね。
まさに没入体験!

思った以上に良かったので、ますますゴッホ・アライブを見逃しちゃったのを後悔…。(^^;
ゴッホの作品はこういうのに絶対映えると思うのよね。

最初は長いかと思ったけれど、あちこち見渡しながら楽しんでいたらあっという間の40分でした。
最後はミュージアムショップをのぞいてみましょう。

あっ、キャラクターのモネさんのぬいぐるみがある。
モネの作品って淡い色が多いので、エコバッグや服、靴下にしても違和感がないですね。
っていうか、むしろカワイイ!(特にシースルーの靴下!)

この展覧会は神戸は3月30日まで。
仕事が忙しくてバタバタしてる最中だけど、来て良かったデス。

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