表通りの裏通り

~珈琲とロックと道楽の日々~
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宮城のゴールド・セプテンバー・キャンペーン

2024-08-31 10:35:51 | 小児がん支援

9月は世界小児がん啓発月間です。グローバル・ゴールド・セプテンバー・キャンペーン(以下GGSC)。

日本のGGSCは2021年に始まって今年で4回目。全国各地で各種イベントやゴールド・ライトアップが実施されているんです。

しかし!

ここ宮城では、元々小児がんに対する知名度が低く、GGSCのイベント自体も殆ど開催されないままでした。

そこで「拠点病院のある(一応)宮城県がこれじゃダメだ!」と、今年は早々から日本小児がんグループ(以下JCCG)のメンバーである宮城こども病院と東北大学病院の小児科の先生方、小児がん支援団体(アンドブライツさん、がんの子どもを守る会宮城支部)、病気の子どもたちを支援する団体(宮城こどもホスピスプロジェクトさん)がタッグを組んで「私たちに何ができるのか?」と議論(作戦会議)を重ねてきました。

昨年までは地元放送局仙台放送さんのテレビ塔(通称”仙台スカイキャンドル”)の一部をゴールドに変えて頂き、一定期間点灯するだけでした。

でも!今年の宮城は違います!

まず仙台のアイコン、仙台城址より市内を見守っている伊達政宗公騎馬像をゴールドに染めあげるライトアップ(9/5~11日)が行われます。

JCCGのYouTubeチャンネルでライブ配信される9日(月)のメインイベント『あったらいいなこんなサポート』の中で、全国のライトアップ会場を結ぶ中継があり、政宗騎馬像の様子が紹介される予定です。

他にも東北大学病院と県立こども病院(ともに9/1~30)、宮城大学大和キャンパス(9/5~30)、宮城こどもホスピスプロジェクトさんが運営する「川平のおうち」(9/5~11)、TBCハウジングステーション仙台駅東口さんがライトアップキャンペーンを応援してくれます。

これと併せて東北大学病院では、ホスピタルモール(あの外来と病棟を繋ぐ長い廊下)において、ゴールドリボンツリーを飾って(9/3~13)病気の子どもたちとそのご家族を応援してくれます。

そして9月7日(土)、アンドブライツさんがアクアイグニス仙台を会場に

キャンドル スカイランタンナイト (notion.site)

を開催します。

このように少しずつではありますが、宮城の小児がん支援の輪は当事者家族だけでなく、様々な方面へ浸透しつつあります。

ゴールドリボンツリーの展示は、ローリエ薬局さんをはじめ多くの場所(もちろん裏通りでも)で行われる予定です。

 

このGGSCとリンクしたイベントではありませんが、ちょどこの期間中にとても興味深いイベントが仙台で開催されます。

聖路加国際病院の細谷亮太先生をお招きして、表題の「病気の子どもたちとその家族を社会で守る」ためにはどうしたら良いのか?を掘り下げていきます。細谷先生がどのようなお話をされるのか、今から楽しみでなりません。

さらに会場ロビーでは、国際小児がんデーの期間に宮城県庁で展示した子どもたちの絵画パネル展と、ゴールドリボンツリーを飾って病気の子どもたちを応援します。

この市民公開講演会の主催はNPO法人さい帯血バンクサポート宮城さん。まだ多少お席に余裕があるようです。ご興味のある方がいらっしゃいましたら、是非お越しください。細谷先生のご講演を仙台で拝聴できるまたとない機会です。

チラシのQRコードより事前申し込みをお願い致します。

 

という感じで、9月(特に前半)は突っ走ります。

「子どもにもがんがある」ことを知ってくださいね。



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