大阪府豊中市 お酒と創作料理の『心響彩酒ごえん』 ブログ

和食とお酒を楽しみながらゆったりとくつろいで頂ける雰囲気のお店です。

でました!新秋刀魚!!

2022年09月21日 | 日記

秋の主役、秋刀魚がごえんのメニューに登場しました!!

 

「秋刀魚」の字のごとく、秋の旬です。

かつては9月の後半にもなれば、ふっくらして

皿からはみ出しそうなサンマが、お手頃価格で

味わえましたが、近年は不漁続き。

 

スーパーの店頭では、ほっそり小ぶりなサイズが

少々割高な値段で並び、存在感は薄れてしまいました。

 

今シーズンはいったいどうなのか――。 

 

古くからサンマを漁獲してきた日本ですが

水揚げ量は1990年代以降、おおむね年間20万~30万トンを

推移していました。

 

2008年には35万トンに迫り、北海道や三陸などの漁港は

豊漁にわきましたが、19年からは過去最低を更新し

去年は2万トンを割り込みました。

 

 

不漁要因については、外国漁船による早取りや

海洋環境の変化、数十年ごとに資源量の増減を繰り返す

長期変動説などが挙げられています。

 

イワシやサバが増えたことで、サンマが日本近海に

来遊しにくい状況になっているという研究者。

 

しかし確定的な原因は解明されていません。

 

サンマの寿命は長くて2年で、資源管理をしようにも

今年取らなければその分、来年は太って戻って来るという保証もありません。

 

サンマに関する研究機関の予報によれば

「来遊量は昨年を上回るが、依然として低水準」。

大きさも「昨年を下回り、100~110グラムが主体となる」とのこと。

 

旧築地市場時代には、1匹200グラムを超える大型のものが

たくさん入荷したことを考えると、さびしい限りです。

 

また、さんまは太平洋に広く分布していて、日本船が漁獲するのものは

黒潮に乗ってプランクトンを食べ、脂を蓄えながら北上し

秋になると太平洋沿岸で南下を開始します。

 

近年の漁場は、陸から離れた場所に分散して形成されるため

効率的な操業ができず、水揚げ量も増えません。

 

その上、今年は北海道や三陸海域への南下が遅く

「8月から9月は択捉島東方沖の公海に漁場が形成される」(研究機関)

と分析されてます。

 

サンマが少ない上に小さく、さらに漁場が遠いとあって

漁業関係者の方も振るいません。

 

通常なら、サンマ漁の主力となる大型(100トン以上)の

棒受け網漁船が出漁する8月下旬から、水揚げが本格化しますが

今年は「燃油高で遠くまで行きにくいばかりか

日本がロシアに経済制裁を科す中、北方水域に近づくには

かなり警戒しなければいけない」(漁業関係者)と悩みは尽きません。

 

かつて日本では、サンマを焼くモクモクとした煙に秋を感じました。

今では塩焼きの味を知らず、サンマは回転ずしでしか食べたことがない

という子どもたちも増えているそうです。

数少ない旬を感じさせる魚として、できるだけ早く底を脱し

食卓にもサンマの塩焼きが戻ることを期待したいです。

 

ごえんではおつくり・たたきでご用意しております。

ご希望があれば塩焼きも承ります^^

 

皆さまのお越しをお待ちしております。

 

 

明日23日金曜日は秋分の日、祝日です。

明日の営業は

   17時~23時です。

ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いいたします。

 


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