こんばんは。
今日は、先日に引き続いてからすみ作りの話題をお届けします!
そもそも「からすみ」とは。
日本におけるからすみは、安土桃山時代に中国(明)から貿易商人と通じて伝えられたものであるといいます。
伝来した当時は鰆の卵を使って作られていましたが、貿易の場であった長崎・野母崎方面で捕れるボラの卵を使って製造することを考案、それが好評を博し、次第に人々の間に広まっていきました。
それはいつしか、中国の墨(唐の墨)に形が似ている、ということで「からすみ」と呼ばれるようになりました。(ちなみに、鰆の卵を使って作るからすみは今も香川県に伝えられているそうです。)
昔から伝わるシンプルな製法であるが故に、塩抜きの加減で、腐ったり、カビが生えたり、逆に塩辛くて食べられなくなったりと、塩梅が非常に難しいそうです。
今年の仕上がりがとてもたのしみですね♪
本日もごえんは営業しております。
すっかり夜は冷え込んでいますが、そのぶん熱燗がおいしい季節です♪
皆さまのご来店をお待ちしております!
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