寒の戻りです。
皆様ご体調にお気を付けくださいませ。
先ほど料理長に「お刺身のツマに付けている防風、食べてる人
どれくらい居る?」と聞かれ、「ほぼ0です。」といったら
ナニーと憤慨されました。
なので、ここでご紹介いたします。
浜防風
セリ科の多年草で、日本では全国の海岸に面した砂地に分布しています。
かつては各地で普通に見られたようですが、砂浜の減少や乱獲などにより
現在では非常に希少な野草となってしまっています。
薬草として知られる「ボウフウ」と似ていることから
「浜ボウフウ」と呼ばれるようになったようですが、分類的には別種です。
茎の部分は赤紫色をしており、葉には厚みと表面に艶があり
縁が小さくギザギザした感じで縁取られたような感じになっています。
「ハマボウフウ」も薬草として知られる同じせり科の「ボウフウ」と
同じような薬用効果があるといわれ、民間療法では根の部分が用いられ
発汗、解熱、鎮痛などの他、婦人病や糖尿病にもいいと言われたりしています。
噛むとセリ科特有の清清しい風味が口に広がります。
とあるのですが、頂きましたら体によさそうな味がしました。
初夏まであるそうで、気になった方は是非ごえんでどうぞ^^
さて本日のオススメ
伝助穴子
「伝助」というその名前の由来なのですが、兵庫県の昔話に出てくる
「大きくて役に立たない」伝助という人物からとっているようです。
大きい穴子も大きくて骨が太く、食べにくいため
昔は捨てられていたことから、「伝助穴子」の名前が付いたとされております。
穴子自体にビタミンAが多いようで
ビタミンAには 目(眼精疲労)やお肌の美容に効果があります。
あと、高タンパクで、不飽和脂肪酸(EPA・DHA)が多いです。
※不飽和脂肪酸(EPA・DHA)・・・サバや鰯(イワシ)など
青魚やオリーブ油、サラダ油等の植物性脂肪に多く含みますが
血中のコレステロールを下げる効果があるそうです
脂質が少なく高タンパクなので、体にも嬉しいものです。
まって!伝助穴子チョー美味しい
…と初めて食べた時になったので
その後、熱く伝助穴子について料理長に聞きました。
大きくなればなるほど脂がのるのです
が、骨も大きくなり食べにくくなるとのこと。
今日のは今一番大きいサイズなので
美味に期待大です((o(*^^*)o))
皮目を炙って香ばしい焼つくり、それを梅醤油で
じわっと火を通しふっくらとした白焼
ジューシーな身をパリっと包んだ天ぷらなど
お出ししておりますので如何でしょう?
ごえんでお召し上がりになりませんか?
皆さまのお越しをお待ちしております。
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