今回はロッテの練乳ミルクバーです。
君はペコよろしく練乳のチューブを直吸いしたいと思ったことはないか?それはちっとやりすぎだから、このアイスでガマンしとこう!
そんでもって今回もまた福岡ドームのバイトの思い出話だ!今日は「医務室案内」について。
お客さんが観戦中に気分が悪くなったり、ケガをしたりすることがあります。そんなときにドーム内の医務室にお連れするのも僕らの仕事なんですね。
歩ける人には歩いてもらいますが、歩けなくなる人もいます。そんなときには、車椅子か担架を使います。
担架には持ち手が4つついてまして、4人で担ぐんですね。つまり、1人当たりの負担は体重の4分の1になるわけですけど、それでもけっこう重たいです。
医務室は、だいたいホームベースの近くにあります。僕は配置が外野になることが多かったんですけど、外野から具合の悪くなったお客さんを運ぶとなると、ドームを半周しなくてはならないんですね。担架を担いでドームを半周するのは、かなりしんどいです。
あるとき、お客さんの頭にホームランボールが当たって出血したことがありました。あとでそんなに深い傷ではないことがわかったのですが、最初はえらいこっちゃと焦りまして、担架に乗せて医務室までダッシュしました。
それがまあしんどかったこと。歩きで担ぐだけでもしんどいのに、走るとなると相当きつい。しかも外野だったので、走って半周です。それと通路上には、売店やトイレに向かうお客さんがいるから、「通路開けて下さーい」と叫びながら走らないといけない。最後のほうには足がもつれて転びそうになりました。もし転んだら担架の上のお客さんがゴロリと落っこちて、コンクリートの床に叩きつけられてしまいます。気力で持ちこたえました。
皆さんに見てもらいたかったですね、そのときの僕の勇姿を。あの瞬間の僕はキラキラ輝いていましたよ(遠い目)。
僕ら従業員は、ファウルボールとホームランボールにつねに警戒してまして、ボールがスタンドに入るときは笛を吹いて警告します。素早い反応が求められるわけですが、最初のうちは入る打球と入らない打球の区別がつきません。ほかの人の笛の音を聞いて、追っかけで吹くのが精一杯です。
だんだん慣れてくるとゲーム感覚になってきて、誰よりも早く吹くことに熱中します。注意喚起のために吹くので、とにかく大きい音を出さないといけないのですが、音が大きすぎると近くのお客さんがびっくりして「もっと控えめにしてくれ」と苦情がくるので難しいところです。
ボールが当たって痛いけど医務室に行くほどではないという人には、売店から氷をもらってきて氷嚢を差し上げます。お客さんのために走り回っているのです。
あ、それとね、配置の近くにホームランが入ったときは、テレビに映りこむことがあるんですね。なので、仕事が終わって家帰って、飯食いながらスポーツニュース観て、「ああ映ってる」って自分の姿確認してました。
ホームランボールはほんとに恐ろしいですよ。聞いた話では前歯が4本折れたお客さんもいたそうです。野球場というのはそういう場所なんですね。行くなら覚悟して行きましょう。
君はペコよろしく練乳のチューブを直吸いしたいと思ったことはないか?それはちっとやりすぎだから、このアイスでガマンしとこう!
そんでもって今回もまた福岡ドームのバイトの思い出話だ!今日は「医務室案内」について。
お客さんが観戦中に気分が悪くなったり、ケガをしたりすることがあります。そんなときにドーム内の医務室にお連れするのも僕らの仕事なんですね。
歩ける人には歩いてもらいますが、歩けなくなる人もいます。そんなときには、車椅子か担架を使います。
担架には持ち手が4つついてまして、4人で担ぐんですね。つまり、1人当たりの負担は体重の4分の1になるわけですけど、それでもけっこう重たいです。
医務室は、だいたいホームベースの近くにあります。僕は配置が外野になることが多かったんですけど、外野から具合の悪くなったお客さんを運ぶとなると、ドームを半周しなくてはならないんですね。担架を担いでドームを半周するのは、かなりしんどいです。
あるとき、お客さんの頭にホームランボールが当たって出血したことがありました。あとでそんなに深い傷ではないことがわかったのですが、最初はえらいこっちゃと焦りまして、担架に乗せて医務室までダッシュしました。
それがまあしんどかったこと。歩きで担ぐだけでもしんどいのに、走るとなると相当きつい。しかも外野だったので、走って半周です。それと通路上には、売店やトイレに向かうお客さんがいるから、「通路開けて下さーい」と叫びながら走らないといけない。最後のほうには足がもつれて転びそうになりました。もし転んだら担架の上のお客さんがゴロリと落っこちて、コンクリートの床に叩きつけられてしまいます。気力で持ちこたえました。
皆さんに見てもらいたかったですね、そのときの僕の勇姿を。あの瞬間の僕はキラキラ輝いていましたよ(遠い目)。
僕ら従業員は、ファウルボールとホームランボールにつねに警戒してまして、ボールがスタンドに入るときは笛を吹いて警告します。素早い反応が求められるわけですが、最初のうちは入る打球と入らない打球の区別がつきません。ほかの人の笛の音を聞いて、追っかけで吹くのが精一杯です。
だんだん慣れてくるとゲーム感覚になってきて、誰よりも早く吹くことに熱中します。注意喚起のために吹くので、とにかく大きい音を出さないといけないのですが、音が大きすぎると近くのお客さんがびっくりして「もっと控えめにしてくれ」と苦情がくるので難しいところです。
ボールが当たって痛いけど医務室に行くほどではないという人には、売店から氷をもらってきて氷嚢を差し上げます。お客さんのために走り回っているのです。
あ、それとね、配置の近くにホームランが入ったときは、テレビに映りこむことがあるんですね。なので、仕事が終わって家帰って、飯食いながらスポーツニュース観て、「ああ映ってる」って自分の姿確認してました。
ホームランボールはほんとに恐ろしいですよ。聞いた話では前歯が4本折れたお客さんもいたそうです。野球場というのはそういう場所なんですね。行くなら覚悟して行きましょう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます