今回は山椒香る塩焼きそばスープ付きです。
カップ麺といえばあれですね、「賞味期限が近づくとかやくが色あせてまずそうに見える問題」がありますよね。あれなんとかならないですかね。解決できた人はノーベル化学賞獲れますよ。
本日は私が好きなマンガの話。第4回目の今日は泉昌之の『ダンドリくん』(上下巻・ちくま文庫)です。
泉昌之は泉晴紀と久住昌之の合名。泉さんが作画担当で久住さんが原作担当です。
ダンドリくんは「段取りのいい生活」を日々実践する青年で、弁当をどんな順番で食べるかとか、どうすれば電車の乗り換えをスムーズに行えるかといった、日常の細かい場面に執拗なこだわりを見せてくれます。よーするに効率とか合理性を追求してるんですけど、どうでもいいっちゃどうでもいい事柄をいかに手際よく行うかという偏執的な執念が描かれていて、「くだらねー」ってツッコミを――あたかも豪快さんのように――入れるのもよし、お役立ち情報として参考にするもよしですし、単純に娯楽作品としても楽しめます。
中には段取り一切関係ない話もあって、僕は「夜中に読書してたら急に牛丼が食べたくなって、店まで全力で自転車をこぐ」エピソードが、無内容でバカバカしいけどなんか好きです。
泉昌之さんは「夜行」って作品でデビューしてるんですけど、これは電車の中で駅弁食べる話でして、最新作の『食の軍師』まで一貫してこの細部へのこだわりを反復していらっしゃいます。『食の軍師』もいずれ語りたいですね。
カップ麺といえばあれですね、「賞味期限が近づくとかやくが色あせてまずそうに見える問題」がありますよね。あれなんとかならないですかね。解決できた人はノーベル化学賞獲れますよ。
本日は私が好きなマンガの話。第4回目の今日は泉昌之の『ダンドリくん』(上下巻・ちくま文庫)です。
泉昌之は泉晴紀と久住昌之の合名。泉さんが作画担当で久住さんが原作担当です。
ダンドリくんは「段取りのいい生活」を日々実践する青年で、弁当をどんな順番で食べるかとか、どうすれば電車の乗り換えをスムーズに行えるかといった、日常の細かい場面に執拗なこだわりを見せてくれます。よーするに効率とか合理性を追求してるんですけど、どうでもいいっちゃどうでもいい事柄をいかに手際よく行うかという偏執的な執念が描かれていて、「くだらねー」ってツッコミを――あたかも豪快さんのように――入れるのもよし、お役立ち情報として参考にするもよしですし、単純に娯楽作品としても楽しめます。
中には段取り一切関係ない話もあって、僕は「夜中に読書してたら急に牛丼が食べたくなって、店まで全力で自転車をこぐ」エピソードが、無内容でバカバカしいけどなんか好きです。
泉昌之さんは「夜行」って作品でデビューしてるんですけど、これは電車の中で駅弁食べる話でして、最新作の『食の軍師』まで一貫してこの細部へのこだわりを反復していらっしゃいます。『食の軍師』もいずれ語りたいですね。