ちょっと時間がかかりましたけど
タイイのグリーンを初体験した
レポートを書きます 
タイイは、第四世代と呼ばれている
グリーン用の新しい芝種です 
００７（ダブルオーセブン）が
話題になりましたが、
日本では同じ会社が扱っていて、
タイイとの関係は微妙です。
００７は輸入当初は
あちこちで期待されましたが、
導入に失敗した例もあり、
種も高額なので広まりは
緩やかです。
タイイは、その裏で評価を
徐々に上げつつあります 
さて、見た目ですけど、
緑の濃さはやや薄い印象です。
これは着色もできますので、
あまり関係ないと言えます。
葉の細さは流石で、
アップライトに生えている様子も
見事でした。
転がりそうだと期待させる
良い感じに見えました 
夏を越えたばかりの状態として
一部痛みはありましたが、
想像以上に良かったです 
夏に強いというのは
本当なのだと思いました。
転がりはかなりスムーズで
かなり柔らかい状態でしたが、
転圧をすれば、
もっと転がることを
想像できる感じでした 
刈高は2.2ミリまで耐えるそうで、
速さの調整が色々とできるのは
すごいことだと思いました。
ボールがよく止まることにも
ちょっと驚きました。
これは柔らかいのが原因ですけど、
それを差し引いても
食いつきが良いと思ったのです 
他の第四世代の芝種も
同じ傾向があるようですけど、
色々溶液を散布して
管理していくのが重要らしいです。
その苦労と費用を考えると
一概に良い芝種と言えないかも、
という話も聞きました 
噂には聞いていましたが、
若干の芝目もありました。
アップライトに生える芝生は
その性質上、
微妙な芝目が出るのは
避けられない宿命だとも
聞きますけど、
これは個性として許容範囲で
わからない人のほうが
多いかもしれません 
ＴＧはタイイのグリーン。
ＰＧはペンクロスのグリーン。
大改造をした場合は、
どちらのグリーンも
全て作り直しになるそうです 
左がタイイ、右がペンクロス。
なんだこりゃと思いました。
９月の第１週で、
コアリングが始まっていました 
千葉は早いと感心しましたけど、
特別早いみたいでした。
もしかすると、秋に２回更新作業を
するのかもしれません。
抜いたコアが
そのままになっているので
茶色に見えますが、
掃除をすれば大丈夫なのです 
日進月歩です。
この時代にゴルフをしている
ゴルファーとして、
幸せなことです 
感謝しながらプレーしました。
夏を上手に越えたグリーンが
先週の豪雨と雨続きで
急に痛んでしまうことが
あったとも聞きます 
想定していない天候に
グリーンは弱いのです。
少し我慢すれば、
秋の間に洋芝のグリーンは
元気になっていきます。
エールを送りつつ、
秋ゴルフを楽しみます 
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