ベストから減点法で採点するのがコツ

誰でもインプレが
できるぞ、という
企画があって、
色々と打合せを
重ねていましたが……

たぶん、ボツに
なりそうです。

僕が面白いと思うことと
先方が
書いて欲しいことが、
かなり違うのと、
嘘にならなければ
妥協も出来ますが、
言われたままに書けば
嘘になるからです。

自分が打たなくとも
インプレを書く人も
業界にはいます。
メーカーが
書いて欲しいことを
書けば出来上がるので
最低限の筆力があれば
記事は完成します。

自分の中に、
目盛りとか、
基準がなければ
打っての評価は
できません。

それも、真ん中を
基準にするのではなく、
ベストを基準にして、
マイナス評価を
していくほうが
正確なものになります。

計測器を使って
スペックを出すのも
悪くないのですが、
試打のスペックが
出るだけに
なってしまうことが
よくあるのです。

コースデビューしたのに
1回も試打ブースのような
ボールが出ない、
という怪現象は、
過半数のゴルファーが
経験するあるあるです。

打って書く
インプレ記事で
一番大事なのは……
実は、ボールです。

ＢＳの『TOUR B X』には
本当に助けられています。
ベストな基準になる
ボールであることは
間違いないし、
ハズレがないのです。

ボールは、
21世紀になっても
安価なものを中心に
個体差があることが
よく起きるのです。

同じボールなのに
違うボールみたいな
飛び方をしたり、
止まり方をしたり……
これでは
高性能でも
基準には出来ません。

という感じの話を
ディープに突き詰めれば
インプレのやり方みたいな
参考になる読み物に
なりそうだったのです。

2月が終わります。
『TOUR B X』に
感謝をしながら、
暦の上では春になる
3月も頑張りましょう。