こんな感じで
ティーが配られる
ことがあります。
キャンペーンや
宣伝として、
伝統的な手法です。
あまり
知られていませんが、
これを業界用語で
『ブックマッチ』と
呼びます。
一般的には
紙マッチのほうが
通りが良いかも
しれません。
箱に入って軸が木製の
火をつけるマッチの
簡易版で、
軸が厚紙のような
素材で出来た
マッチの正式な名称が
ブックマッチなのです。
それと同じ構造なので
ブックマッチと
呼んでいるのだと思います。
日本国内において
今月を最後に
火をつけるほうの
本当の
ブックマッチの生産が
終了になると
ニュースになりました。
ここで宣伝です。
シン貧打爆裂レポート
『PLD PRIME TYNE4
パター』が
公開されました。
https://www.alba.co.jp/gear/column/article?title_id=513&id=19444
最先端と伝統の融合。
凄いパターです。
ご一読を<(_ _)>
話を戻します。
その昔は、
喫茶店や飲食店で
無料でもらえるマッチは
ブックマッチでした。
バブル前の時代。
多くのゴルフコースで、
それがスタンダードな
サービスなのだと
言わんばかりに、
レストランの
テーブルに置かれた
灰皿の中に
清掃済みの証として
そのコースのロゴ入りの
紙マッチが
入っていました。
色々なコースの
紙マッチを集めている
コレクターも
存在しました。
紙マッチは
禁煙運動が
盛り上がった
この数年で
とどめを
刺されたようです。
僕も最後に
紙マッチを使ったのは
5年ぐらい前です。
時間調整で入った喫茶店で
ライターを忘れた
ときでした。
紙マッチを片手で
操作して火をつけて
消すというワザは
僕らの世代では
練習して
身につけるものでした。
店員からいただいた
紙マッチを使って、
さり気なく、
片手で本を持ったまま、
空いた手で
煙草に火をつけました。
隣の隣の席で
それを見ていた
若い女性二人が
ビックリしていたのが
印象的でした。
レジで会計するときに
お願いして、
追加で2個ほど
マッチをもらって
待ち合わせ場所に
行ったら、
禁煙の店だったので
マッチは
無駄になりました。
家中を探せば、
旅行先でもらった
デザインが
きれいな紙マッチや
ゴルフコースの
紙マッチを一まとめに
した箱が、
どこかにあると思います。
また一つ。
昭和が消えます。
ブックマッチらしく
閉じるというのか、
吹き消されるというのか。
ゴルフのティーが
入ったブックマッチで
名称だけが
生き続けるのかも
しれません。
何とも寂しい気持ちに
なってしまいました。