祭りの後だから反省

秋の祭りがあちこちで行われて、
年に１度の教え子の集いもあって、
『あぁ、９月なんだぁ』
と今更ながらしみじみしました　



たった１年だけしか教えていないのに
懐かしい教え子たちと
語らう時間はプライスレスでした　

ドクターストップを忘れて、
酔っ払ってしまいました　
６時間後にはゴルフコースに
向かったのです。
タイトなほど、充実していると
感じてしまうのは
根が貧乏性なのかもしれないと
ニヤニヤしていていました。

ゴルフの神様は、
慢心を許しません　
余裕と慢心は違うものだと
思い知らされました。
ボールのテストもままならない
酷い状態でワンハーフして、
修行している気持ちに
なったりもしたのです　

６月の全てのラウンドで
オーバーした数字を、
９月に入って２ラウンド半で
10打も上回っています。
それもまた道　
祭りの後だからこそ
リセットして頑張ろうと
強く思っています　

	ゴルフ千物語 ４　On The Ball
	篠原 嗣典
	マイナビ

	ゴルフプラネット 第57巻　～ゴルファーの心を癒やすための薬を読む～
	篠原 嗣典
	マイナビ

	ゴルフプラネット 第58巻　～知らなければ楽しめないゴルフを知ろう～
	篠原 嗣典
	マイナビ

	ゴルフプラネット 第59巻　～ゴルフの用具改革は技術を変革させる～
	篠原 嗣典
	マイナビ

	ゴルフプラネット 第60巻　～嗜めるまでゴルフをするための一冊～
	篠原 嗣典
	マイナビ

	ゴルフ千物語 ３　A driving rain
	篠原 嗣典
	マイナビ

	ゴルフ千物語 2　Fore!!
	篠原 嗣典
	マイナビ

	ゴルフ千物語 １　Long time no see
	篠原 嗣典
	マイナビ

	化粧咲き
	篠原嗣典　第１回マイナビ電子書籍コンテスト入選作
	マイナビ

	ヒーローたちにララバイを
	篠原嗣典　第２回マイナビ電子書籍コンテスト入選作
	マイナビ

	まつよい
	篠原嗣典　第３回マイナビ電子書籍コンテスト入選作
	マイナビ

 

高秋…… 大賞をくださいと願う

空が高くならない、とぼやいていたら、
久しぶりの青空は高かったです　
高秋は、空が澄み切って高い秋、
という意味です。

豪雨で被害を受けた人々には
心よりお見舞い申し上げます　
嵐は強引に季節を進めます　
空は秋になってしまいました。



秋といえば、読書の秋でもあります。
お得な情報を紹介します　
簡単な登録をすれば、
電子書籍のGolf Planet の
一部が無料で読めるようになって
おります。
https://book.mynavi.jp/ebooks/

会員登録すると、
具体的には、１巻から10巻の
冒頭のいくつかのエッセイが
無料で読めます　
なかなか面白いですし、
ゴルファーな気分で
暇潰しになることは
100％保証します　



マイナビ大賞というイベントが
始まっています　
オリジナル電子書籍
販売部数best５に入ると
エントリーになるようです。
https://book.mynavi.jp/ebooks/award/

エントリーされることが
難しいですが……
大賞、欲しいですね　
喉から手が出るほど、
切望してしまいます。
紙媒体での出版が
ご褒美なんです。

『外道のゴルフと内道のゴルフ』
というテーマで、
読んで上手くなる部分を
加筆する構想があって、
自信満々なんです　
潜在能力を100％引き出して
ゴルフをする秘訣、
というお話です。

秋の高い空を見上げながら、
まずは、お試しで読んでみて、
少しでも面白いと思ったら
高いコーラ１本分だと思って
買ってもらえると嬉しいなぁ、
と長々と願いを込める金曜日です　

	ゴルフ千物語 ４　On The Ball
	篠原 嗣典
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ババか？ 切り札か？

やっと実物を手にしました　
ブリヂストンの新しいボールは、
ジョーカーです　

飛距離重視のアスリートゴルファーに
向けてというコンセプトは、
上級者用のボールではない、
という裏読みもできて、　
発表当初はスルーする気配も
ありましたけど……
サンプルを使った人たちが
軒並み大絶賛していましたし、
シニアツアーで
倉本プロが投入初戦で
優勝したこともあって、
大いに注目していました　

週末にコースで打ってみます。
とりあえず、パットの感触は
使用しているB330RXSと
ほぼ変わらない感じなので
違和感なく使えそうです　

また、構えたときに見える
ディンプルは普通なので　
（B330は二重）
その部分は好感を持ちました。

Golf Planet の誌面でも
少し触れましたが、
ボールの変更は
劇的にゴルフを変えることが
往々にしてあります　
その効果は短時間だったり
するところが悩ましいですけど、
新しいボールには
ついつい期待してしまいます。

切り札となるか？
ババとなるが？
ジョーカーというネーミングは
ちょっと戸惑います　
オールマイティーな
ワイルドカードになることを
祈ろうと思います　

	ゴルフ千物語 ４　On The Ball
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	篠原嗣典　第３回マイナビ電子書籍コンテスト入選作
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お笑いじゃない新ドラ『Ｍ１』、キタ～

テーラーメイド……　流石です　

『Talor　ade』というロゴを使って、
『M』が足りない、
という広告をしていました　
本日、ネットのライブ中継で
発表会です。

コンポジットの新ドライバーは
Ｍ１です　



ウェイトのスライドが
タテヨコに２つあります　
形状的な意味では、
Ｔ字なので『Ｔ１』にすれば
良かったのに、
何て思いつつ……
期待が高まりますね　

テーラーメイドは麻薬です。
その飛距離性能には
高い依存性があり、
強烈な快感を伴います。

今回のＭ１にかんしては、
ビジュアルが良いですよね　
白と黒のコントラスト。
チタンとカーボンの融合ヘッド。
ヨダレが出そうです　

ということで、
取り急ぎ、ライブを見ながら
速報をお届けしました　

	ゴルフ千物語 ４　On The Ball
	篠原 嗣典
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橋と動く歩道は昭和の遺産

乗用カートの普及で
廃止されたものは色々あります　
動く歩道とか、
ベルトコンベアとかいわれる
こういうタイプのものも
その一つです。
久しぶりに乗りました　
懐かしいと思って、
思わず撮りましたが……

アングルに夢中になって
後ろ向きに倒れそうになりました　
キャディーさんが慌てて背中を
支えてくれて、セーフでした。

高低差を解消するための
工夫なんですけど、
昔はあるあるネタがあったりして
面白かったです。
コースの方に聞くと
維持費が大変なので、
乗用カートの導入で
廃止になったほうが
コスト的には助かる例が
多かったと聞きました　
昭和の遺産なのかもしれません。



もう１つ、ノスタルジックなものを
見つけました　
もっと深い谷だったのを
埋める前に使われていた橋が
雑草に覆われていました。
かつては、谷を越えるために
たくさんの人が渡ったのでしょう。
今は、気がつかない人のほうが
多いかもしれないです　

使われなくなった遺物を
コース内に見つけると　
ゴルフを始めたばかりの
昭和の時代を一瞬思いだします。

探してみると、
コース内にはその歴史を
辿ることができる不思議なものが
色々あるものです　
そういうものをさり気なく発見して
しみじみするのも
ゴルフの楽しみだったりします。
いずれにしても……
昭和は遠くなりました　

	ゴルフ千物語 ４　On The Ball
	篠原 嗣典
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	ゴルフプラネット 第57巻　～ゴルファーの心を癒やすための薬を読む～
	篠原 嗣典
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不確定な宿命は虚ろに

金曜日に京葉ＣＣさんに
メディア招待ということで
プレーさせてもらいました。
自由に書いて良いとのことなので
思いつくままに書きます　

千葉県内でも都内から
かなり近いところにあり、
千葉県で４番目に古いコース　
それでいて知名度は
高くないのがこのコースの
悩みの種だそうです　
千葉のコースはほとんんど行ったと
公言しておりますが、
行ってみたいけど、
行ったことがないコースでした。

歩きのラウンドになると
案内されていましたが、
当日、行ってみると
予告なしに、乗用カートでの
プレーに変更になっていました　
キャディーさんに確認すると
歩き用の電動押しカートが
数台しかなく、
参加者が多くて用意できない、
というのが事情のようでした。

ゴルフは歩いてプレーするもの。
原点に立ち返るために
７月より歩きのプレーにも
対応するようになったようですが、
複数のキャディーさんに
確認したところ、
メンバーを含め、
反応は芳しくないとのことでした。
一度、楽になったものを
原則原理で戻すのは
困難のようです　
ただ、選択肢があることは
大いに評価すべきです　

歩きのプレーは……
お預けとなりましたが、
けっこう暑かったので
ラッキーでした　

冒頭の画像は12番ホールで、
改造を実験的に行って
セパレートされた
ダブルフェアウェイでした。
インランドリンクスという
雰囲気をメンバーに伝えるのが
目的の一つだと聞きました。
ティーエリアは素敵でしたが、
まだ、未完成だったので
ホールのほうは
よくわかりませんでした　



トム・ドォークによる改造図面は
既に出来上がって
かなりの時間が経っています。
資金不足などで
改造する目処は立っていない、
ということでした　
ルーティングから変える
改造というより、
新規に造るような部分も多く、
１日も早い実施が待たれます。

グリーンキーパーさんの
話も聞きました。
強烈に勉強をしていることや
高い志も感じさせる内容で、
メイングリーンをタイイという
芝にした情熱の源を
確認させてもらいました　



メンテナンスは一見素晴らしい、
と感じました。
画像のようなホールが
数ホールありました。
フェアウェイに黒い線があります。
芝刈り機の油圧が壊れて
油が漏れた跡です。
油圧を使う芝刈り機では
往々にして起きるトラブルです　
すぐに気がつくものです。
わかっていながら、
刈ることを優先すると
こういう風になります。

（※上記の記載について。
2015.09.08 コースより
上記の画像は油圧の油が
漏れたものではなく、
ミミズなどが作った盛り土の上を
芝刈り機が通った跡です、
と教えていただきました。
僕も確認をしていなかったので
取り急ぎ、脚注をいれます）

結果として、一度もそこに
ボールは行きませんでしたけど、
打てばクラブも油まみれになります。
シューズも油が付きます。
何より、高温の油の跡は
芝生が枯れて傷になるのです　
優先順位に正解はない、
と思いますが、
個人的には、
こういうメンテナンスは
お里が知れる、と考えます　



見やすいように加工しました。
フェアウェイから見て
グリーン手前の花道は
横に向きにカットしています　
ゼブラカットと呼び辛いのは
横縞だからでしょうね。
この手法、別の千葉のコースでも
何度か見たことがあるのです。
面白いとは思うのですけど、
幅の数でエッジまでの距離が
正確にわかるのは、
個人的には好きではありません。

縦にカットしている場合、
順目逆目の影響があるから
横向きにしているのかと
考えていましたが、　
質問するのを忘れてしまいました。



こんな施設も見せてもらいました　



練習場の後方の２階部分を
歩いて行くと……　



室内からボールを打てるのです。
計測器も揃っていて、
素晴らしい施設でした　
ジュニアゴルファーも
たくさん来ているそうです。

ただ、素敵な入口なのに
水道とゴムホースがあったり、
２階から打っているときには
地上の練習場が実施的に
半分使えなくなったり、
ちょっと残念な印象を持ちました　

せっかくのお宝も
演出が上手くいかなければ
魅力が伝わりません　
色々と考えさせられました。

京葉ＣＣさんは歴史も
プレー代も一流です。
広々としたコースの雰囲気も
個人的には好感が持てました。
従業員の方々の情熱も
伝わってきます　
しかし、それぞれが
バラバラな印象を持ちました。
統一されたコンセプトが
曖昧だと思いました。
経営者の為にすること、
メンバーの為にすること、
ゴルファーの為にすること、
利益を出す為にすること……
一つ一つに真剣で
一流の努力をすればするほど、
チーム力は弱まってしまいます。

何が売りなのか？
需要を徹底的に分析すれば
答えは出るように思います　

長々と書きました。
失礼や誤解もあると思います。
個人的な感想だとご理解ください。
回ってみたいという方は、
予約が取りづらいコースなので
一声かけていただければ、
協力できます。（たぶん）　

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	篠原嗣典　第３回マイナビ電子書籍コンテスト入選作
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ボーダーとストライプ

縦縞はストライプ、
横縞はボーダーといいますけど、
コレは日本のファッション界だけで
英語圏ではどちらもストライプと
表現するそうです　

日本人らしい感覚だと
評価することもあるようです　
四季がハッキリしているエリアが
多いので、独特の感性が
生まれたのだという説もあります。

日本人ゴルファーは
四季を楽しみながらゴルフを
することができますけど、
逆に年の半分は
緑が少ないコースでのプレーを
しているのです　
損得のバランスは
そういうものなのでしょう。

ゼブラカットのフェアウェイと
段々になった雲の対比が、
夏の終わりっぽいと思って
撮った画像です　

縦と横に交差する複雑な想いも
感じてしまいました。
ゴルフは常に選択の連続です　
同じものでも、見る位置によって
違うものだと感じられることは
面倒臭いかもしれませんが、
幸運だと思えるのです　

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逆光の百日紅は宿命だと云った

百日紅は漢字にすると
赤い花のイメージになります。
百日紅の花は夏を彩ります　

生まれ育った家の庭には
それぞれ白と赤の花が咲く
２本のサルスベリがありました。
不思議なことに、両方が咲いたことは
１回もなく、赤が咲くと白は咲かず、
白が咲くと赤は咲きませんでした　

年に何回か来る庭師のオジサンに
その理由を尋ねたことがあります。
「宿命みたいなもんだねぇ」
と子供には難解な答えが
返ってきました　



８月の終わりに撮りました。
ティーには風で落ちた花弁が
たくさんありました　
最初の画像はそのシーンです。

宿命かもしれないと
考えたのは、その後のことです　
歩きのゴルフを回避したのに　
改めて、その機会が来たのです。
８月の頭にドクターストップで
回避したことが、
ずーっと引っかかっていました。
『逃げちゃ駄目だ』と
行くことにしました　
それが明日なのです。

少し涼しくなりましたし、
なんら問題ないと思います　
改めて、百日紅の画像を見て
心静かに過ごしています。
もう、ゴルフは始まっています　

	ゴルフ千物語 ４　On The Ball
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一瞬の雨だれも秋雨

一雨ごとに秋になっていくのだと
よく言いますけど、
なかなか実感はないですね　
先日のコースで、
秋雨を撮ろうと思って
何枚か撮ったものです　

カートの窓の雨だれは
わかりやすいです　
前が見づらいと思っても、
けっこう慣れてしまうものです。



手摺りの雨だれと
ツルの葉の水玉は、
ちょっとした暗示を感じたのですけど
それはまた、別のお話です　

秋雨だからこその青々した感じは
秋が来るというより、
夏が終わる空気を伝えます　



レインウェアの水滴は、
雨と戦うゴルファーの証です　
良い感じで撮れました。
コロコロした水玉は
ショットするたびに飛び散ります。
それはそれとして、
雨ゴルフの楽しみです　

東京は雨が降ったり止んだり、
変な天気が続いています。
女心と秋の空　
感情が豊かな女子に
すぐに惚れてしまいます。

都会では雨だれも
水玉も楽しめませんが、
雨も楽しめるゴルフは
偉大なのです　

	ゴルフ千物語 ４　On The Ball
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Ｒ５ーＷに興味津々

ミズノから新しいウェッジが
発売になります　
Golf Planetとの連動で木曜日に
アップするつもりでしたが、
ＳＮＳなどで宣伝が始まり、
先行予約も始まったので
本日のテーマにします。

最も注目すべきは、
ソールが２種類出ることです。
画像はＷという末番の
ワイドソールです　



ミズノらしくないという
通ぶった意見も
出るかもしれませんけど、
かつて、この手のワイドソールは
お家芸という時代もあったのです　
ワイドソールに依存した技術で
ウェッジゲームをしていますので
これは興味津々です　



こちらは、末番がＬになる
ルークドナルド監修ソールです。
今までの流れを踏襲した
美しいソールです　



Ｒシリーズは、
丸い形状のウェッジです　
現在主流のティアドロップ型は、
ミズノの場合は、Ｔシリーズです。
最初に使ったベンホーガンの
ウェッジから始まり、
中島ウェッジで技術を磨いたので、
ウェッジは流行遅れでも
やはり丸型が好きで、
安心もできます　

2006年の最初のRシリーズ。
2011年発売のR-12と
使用してきました　
（2013年に出たR4は
未使用です）
R-12の50度は現役で
バッグの中で威張っています。

実物を触っていないので
なんともいえませんけど、
たぶん、このウェッジは
使用することになりそうな
気がしています　
メディア試打会に
声をかけていただけるということで
日程も空けて予定していたのに、
結局、無視された形になっても、
それとコレは別なのだと
大人の対応です　

ワイドソールのウェッジは
トウ側が重く使いづらいので、
トウ側のウェイトを
落としているところが、
個人的には最も興味がある部分で
楽しみにしています　
こういうワクワクする用具が
発売されるから
秋のシーズンは楽しいです　

	ゴルフ千物語 ４　On The Ball
	篠原 嗣典
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