今年にはいって膀胱からくる痛みに耐えかねて、寝不足、食欲不振に悩まされ、一気に、5、6キロ痩せてしまった。じっさい、膀胱がんがだったが、しかし、痛みは炎症から来ていて、近所の泌尿器科クリニックに抗生物質を出してもらって、いまは落ち着いている。大学病院の入院日、手術日も決まった。
そんな不運な私に、今年、うれしいことがあった。
いつも笑うことがなかった女の子から、暮れに、恋人ができたとの知らせがはいった。私に恋人を見せたいという。1月の日曜日にNPOの教室で二人にあった。父親かのように、恋人が彼女にふさわしいか、見据える自分がいた。
彼女というと、自信に満ちてとても落ち着いていた。幸せなんだ。
相手は5歳下の男の子である。彼は結婚をしたがっている。彼の両親は賛成している。彼女の親は障害者同士の結婚に反対である。
幸せが薄かった彼女に私は否定的な言葉は吐けない。急ぐことが無いから、家族から祝福がもらえるように、時間をかけるように言った。彼女はグループハウスに住み、就労継続支援A型事業所で働き、障害者年金ももらっている。経済的に独立できている。自立した彼女を信頼すべきだと思った。
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