観音崎のラン

ＨＰを見てくださった方からメールをいただいた。
観音崎の「マヤラン」の様子を知りたいそうです。

最近のお散歩嫌い（太って歩けない）な状況を打破する意味から、久しぶりに観音崎へ行ってきました。

「マヤラン」には時期的に少し早いかな～と思いましたが、やはり発生の兆候は見られませんでした。
その代わり「タシロラン」を見ることができました。
数年前から見ると、観音崎では減少傾向ですが、走水では増加しているように思います。



暗い森の中でもこの白さは目立ちます。
花には薄紫色の斑点があります。

海の子とりでの道端に、「ツリガネニンジン」の花が咲いていました。
相模湾側には比較的多い草ですが、観音崎では初めて見ました。



この手の釣鐘状の花は、かわいらしくて好きです。ホタルブクロとかね。

海上交通センターから観音崎に下る坂道を歩いていると、コンコンという音と、上から木の粉が降ってきました。見上げてみると、コゲラが餌を探しているところでした。



シルエットしかわからないですけど、なかなか出会うことがない鳥に出会えてちょっと嬉しかった。

ずっと山の中を歩いてきましたが、やっと海に出てきました。
梅雨の真っ只中ですが、泳いでいる人も、ちらほらと・・・



う～ん、写真が小さくて見えないかなぁ・・・

海岸沿いの遊歩道で、ここにだけはずっと咲いている、「スカシユリ」
三浦半島ではまだまだ各地で見られますが、千葉県では絶滅危惧Ⅱ類に指定されているそうです。



観音崎ではこの一株しか見つからない、崖の補修工事で無くならなくて良かった！

「マヤラン」が咲いたら、また書きます。