三浦半島の端っこ

神奈川県三浦半島のお散歩日記です。ヤプログ!から引っ越してきました。

貝拾い2回目

2015-01-26 00:39:35 | 貝拾い(西部)
三崎口に早く着き過ぎると城ヶ島行のバスは無いので、荒崎行きに乗ってみました。

まだ薄暗くて貝は良く見えません。

荒崎の海岸に、アオウミガメのストランディングがありました。

三浦半島では初めて見つけました。(房総半島では何度かあります。)

貝拾いのポイントは、見事に水没していました。
潮の時間調べてこなかったのが敗因です!

そろそろ日の出かな~
あいにくの曇りがちな天気が残念です。

満潮時は、崖寄りの危険なところを歩かないといけません。
最近できたのか、鎖があるので楽ちんです。

岩の割れ目・・・
満潮時は、この割れ目を通って歩いて行きます。

荒崎一番の難所!
やはり満潮時は波をかぶっています。

しかしここにも鎖が設置されたおかげで楽に通ることが出来ました。
数年前は、ズボンを脱いで、ぱんつで海を歩いて渡っていたおじいさんを見たことがあります。

つづく

2015年1月24日





長浜~栗谷浜漁港で拾ってきた貝

2015-01-12 22:24:53 | 貝拾い(西部)
長浜北部の磯浜で拾ってきた貝です。

二枚貝
ヒメイナミガイ合弁、クチベニガイ離弁×2、ヒメイガイ合弁
サツマアカガイ合弁、ミタマキガイ?離弁×3、ナデシコ

ヒメイナミガイは葉山のしおさい博物館の標本に似ているから、近海産には載っていません。
クチベニガイは葉山以北の砂浜には多いが横須賀・三浦の磯浜には少ないと思います。
同じくミタマキガイ?(もしかしてベンケイガイ?このあたりの分類は私の苦手な分野なので)も逗子や鎌倉では多く見かけますが、三浦半島では少ないかな?
サツマアカガイは南房では良く見かけますが、三浦半島では少ない。
ナデシコはなかなか合弁では拾えませんですねー。
ヒメイガイは合弁でも珍しくないけど、状態が良かったので拾ってきました。

芋、筆、土筆
このオレンジ色のイモガイは何だろう?ベッコウイモの幼貝?
ベニフデが拾えたのがうれしい。
シマオトメフデやハマオトメフデは城ヶ島より、たくさん拾える感じですね。
黒いクロオトメフデはなかなか拾えないかな。

赤っぽいの
サラサバイは城ヶ島では滅多に拾えないが、今日は黒崎でも拾えたし、三浦半島でもたくさん拾えるのは新たな発見です。(今まで知らなかっただけかもですが)

その他の巻貝
いろいろあります。
クロダカラ、ニセサバダカラ、フロガイダマシやネズミガイ、ウチヤマタマツバキ?やネコガイ、ムシロガイの仲間やホタルガイの仲間やクダタマガイの仲間・・・などなど。

おまけの漁港採集
カゴメサンゴヤドリ?トゲトサカに着いていたから別種かな?蓋なしの死殻だったのがなんか解せないんだけど・・・
シロオビちゃんはもっと早く見つけていればまだ生きていたんじゃないかな~意外と強い種類なんだが残念。
この赤い色はすぐに褪せてしまいます・・・・・。

おしまい。


貝始めとお散歩始め⑤

2015-01-11 22:07:21 | 和田長浜~栗谷浜漁港
和田長浜に来ました。
実はこの浜は南側が三浦市で和田浜、北側が横須賀市で長浜(なはま)と名称が違っています。間に川もなくどう見ても一つの浜なので、和田長浜と呼ばれています。

穴場的海水浴場で三浦市のホームページでは和田浜、横須賀市のホームページでは長浜として紹介されています。

このあたりで、スマホのバッテリー残量が10%となってしまったため、写真は少なくなります。

長浜の北の岩場は宝貝拾いの良ポイントです。
今日は先客さんも多かったようですが、厚く積もった貝溜まりを掘りまくってようやく一つニセサバダカラをgetしました。

状態も良好で、城ヶ島では最近サバ系が全く拾えなくなってしまったのでとても嬉しいです。

潮が満ちてきてちょっと歩き難いが、このあたりの景観は好きです。

満潮時に歩く遊歩道が壊れていました。三浦半島の岩礁の道はどんどん崩壊していってますね。

良い観光資源だと思いますので、なんとかうまい方法で修繕していけると良いですね。

海沿いのハイキングコースで一番高い場所「佃嵐崎」読み方は「つくだらざき」「つくだらしざき」「つくだあらしざき」正しい読み方は謎ですが、そこに宝貝トラップ(そんな名称どこから広まったのか?)

三浦半島で拾える普通種の宝貝が並んでいます。

栗谷浜までもう少しのところに湧き水があります。

ビーチコで汚れた手や顔を洗います。寒さのせいか水は少し温かく感じました。

栗谷浜(くればま)漁港の船揚げ場に転がっていたトゲトサカを拾ってみると(注意!!トゲトサカには細い棘が無数にあり、触ると必ず手に刺さるので素手で触るのは危険です。その手で目をこすったりするとかなりヤバいと漁師さんも気を付けているそうです。)、なんとうさぎさんが挟まっていました!

シロオビコダマウサギさんのようです。最後にちょっとラッキー!同じトサカにカゴメサンゴヤドリの小さいのもついていました。

この写真画像が最後になります。

かねしち丸本店さんです。
禁漁時期のはずなので生しらすはあきらめて、釜ゆでと地だこのスライスを買って帰ります。

もう少し時間があれば荒崎まで歩きたかったのですが、日も暮れかかっているので、ソレイユの丘まで行ってバスで帰ります。

ほぼ日の出から日の入りまで歩いたり貝掘ったり楽しい一日でした。
交通費(京急の三浦半島1DAYきっぷフリー区間内購入で1090円でした。)

おしまい。
2015年1月10日




貝始めとお散歩始め④

2015-01-11 14:52:21 | 三戸~黒崎
この時期潮だまりでは、キイロダカラ、ハナビラダカラ、ナツメモドキ、ハナマルユキ、運が良ければヤクシマダカラやホシダカラなどを拾うことが出来ます。
水温が高い年には生きたまま採集できることもあります。

今年は秋の台風や、気温が下がるのが例年以上に早かったことからかほとんど落ちていません。
浅いところのは拾われてしまったのか、やや深いところに数個落ちている程度です。

そんな深いところの貝を拾う方法があります。
その名は「ただたけぼー(某キャラ風に)」です。どんな道具かと申しますとただの竹棒です。海岸には必ずと言っていいくらい竹が流れ着いているので現地調達はいとも簡単です。

貝の上から竹棒を差し込んで、貝を拾い上げるのです!
こんな風に。

竹は細め(太さ2~3センチ)の方が良くて大きな物を拾うときは、先を少し割ってあげるとよろしいです。ただし幼貝を拾うには向いていません、割れてしまいます。

今日は少なかったなあ・・・

ナツメモドキ2、ハナビラダカラ3。(モドキ幼貝にはヤドカリが住んでいましたので海に戻してあげました。)
毎年たくさん取れるキイロダカラがひとつもないのが不思議です。

殺風景な初声(はっせ)漁港から富士山を望む。

(漁港内には入れません。)
10年前は橋が架かっていて和田長浜へ行くのは楽だったが、今はカインズホームまで行って戻っての30分くらいのロスがあるんじゃないのかなあ・・・

三戸浜、黒崎で拾った貝。

ギンタカハマ、ナツメモドキ
カミスジダカラ、ネコガイ、ヤグラシロネズミ、ネズミノテ
キイロダカラ×3、コマキアゲエビス、ミスガイ(幼)
サラサバイ×3、ツノガイの仲間

和田長浜へつづく
2015年1月10日




貝始めとお散歩始め③

2015-01-11 13:30:39 | 三戸~黒崎
城ヶ島を後にして、次は三戸浜に向かいます。
10年前にはじめて貝拾い目的で訪れた海岸です。
三戸浜からの海岸線にはお店が何もないので、三戸入口のすき家で腹ごしらえしてからね。

この辺りは、大根畑、キャベツ畑がずっと続いています。

長い坂道を下ってようやく海へ来ました。

三戸浜には、大きな四角い石が三つ埋まっています。

みっつあるからサンコロ石と呼ばれています。(うそです・・・理由は知りません。)
有名な石だから、三浦半島の人は知っていますよね・・・。
昔伊豆から江戸へ石を運んでいた天神丸という船が難破した時に海に没した石です。
当時は海の中にあったものが関東大震災で隆起したために今は砂浜にあるそうです。

訪れる人も少なく、綺麗な砂浜が続いています。

長い砂浜が終わり、あたりは岩場になります。
ここからが貝拾いの本番です。

と、意気込んだところ、小さな砂浜にころんと見慣れない大きな貝が落ちていました。
ぱっと見「バテイラ」のように見えますが、大きさが倍くらい大きいです。

ニシキウズガイ科の貝であることまではわかるのですが・・・
Twitterに画像をあげたところ、「ギンタカハマ」ではないかと教えて頂きました。
房総半島以南に生息していて、和歌山県などでは食用として採集されているそうです。
葉山しおさい博物館の「相模湾の貝類」によると、相模湾ではかなり稀なようで、1966年以降報告がなく49年ぶりの発見なのかも??

岩の上は、海苔でとてもすべやすくなっています。

(砂の被っていない海苔をつまんで食べると、磯の香りと適度な塩分でとてもおいしいです。)

黒崎の鼻の崎の磯に見慣れない標識がありました。

三角点や水準点は有名ですが、「漁場基点」とは何でしょうね?
この標識のあたりにある浅い潮だまりが、今日の貝拾いの目的のひとつでもあります。

つづく
2015年1月10日