にゃんこままの部屋

その時々に感じたことを、日記風につづります。

「竹鶴ピュアモルト」

2015-01-14 14:52:00 | 私事
お正月のお年玉プレゼントに、日本酒の「米鶴」を頂いて、ちょっとウイスキーは(飲むことを)お休みしていますが、

昨年末まで愛飲していたウイスキーは、「竹鶴ピュアモルト」。


「竹鶴ピュアモルト」


バニラのようなやわらかく甘い、芳醇な香りで、ハイボールにして飲んでいますが、なめらかな口当たり、まろやかな味わいが特長です。

爽やかな余韻も楽しめます。飲んだあとからくるスモーキーフレーバーもなかなかのものです。


(スモーキーフレーバーとは・・モルトウイスキー特有の香味のこと。

ウイスキーの製造工程中、原料の大麦は、発芽させてほどよいところで乾燥させ、芽の成長をとめますが、

この時、燃料として使われるピートの独特の燻香が麦芽に焚き込められ、のちにモルトウイスキーの快い燻香となります。)




    


(昨年末まで愛飲していた竹鶴ピュアモルト。もう7割ほど飲んでしまいました^^;)


「竹鶴」は、NHK朝の連続テレビ小説「マッサン」の影響で、よく売れているそうです。記事はこちら。


スコッチウィスキーとは

“スコッチウイスキーに特有のスモーキーフレーバーの元になっているのが、ピートである。ピートはヘザー(イングランドではヒース)というシダ類、かん木などが堆積してできた泥炭(草炭)のことで、石炭の極端に若いものと考えると、分かりやすい。

 場所にもよるが、ピートは数千年から長くて1~2万年を経たものが燃料として利用される。地表からおよそ1~2メートルくらいの深さから切り出されるのだ。樹木が少なく、燃料の乏しかったスコットランドの北部では、このピートを掘って乾燥させ、それを燃料として利用してきた。

 ウイスキーの原料は水と大麦とイースト菌(酵母)である。大麦は寒冷地でも育つ二条大麦が中心で、この大麦を酵母が食べられる糖分に変える働きをするのが、酵素である。酵素は発芽に伴って種子内に生成される。ただしそのまま発芽させると糖分が失われてしまうので、ある程度で発芽を止めなければならない。その際に焚くのがピートである。

 ピートの熱によって大麦の発芽が止まるが、このときに麦芽の中に、スコッチ特有のスモーキーでピーティーなアロマ・フレーバーが封印されることになる。伝統的にピートを使用してこなかったアイリッシュウイスキーや、トウモロコシから造られるアメリカンのバーボンウイスキーなどには、このスモーキーフレーバーは一切ない。

 ピートの主要素となるヘザーはエリカ科の低木で多くの種類があるが、スコットランドのものは7月から8月にかけ、米粒大の花をつけ、大地をピンクや紫一色に染め上げる。遠目には美しい光景だが、もともと寒冷地の、やせた湿地帯に多く見られる植物で、大地にしがみつくように密生して生えている。


マッサンが、一生、命をかけて追求したスコッチウィスキーの風味をドラマと共に、味わってみるのもよいでしょう~



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