にゃんこままの部屋

その時々に感じたことを、日記風につづります。

「春の声」 ヨハン・シュトラウス2世

2009-02-04 10:25:59 | 音楽 美術
まだまだ寒いですが、暦の上ではもう立春。

春の声がどこからともなくきこえてきます。
寒さに耐えて、可憐に咲くスミレの花。
ベランダにやってくるかわいいスズメたちのさえずり。









ヨハン・シュトラウス2世の「春の声」は
華やかな舞踏会のために作られたワルツですが、
なぜか、春の訪れを感じさせるわが町の風景にも合ってしまいます。

                      


                    


ワーグナーやブラームスとも交友のあったシュトラウス2世。
リストとも旧知の仲で、1833年にハンガリーの首都ブタペストで開かれた晩餐会でふたりは再会します。
その席上、女主人と共に即興演奏を楽しむリストの傍らで、シュトラウス2世はピアノの音に耳を傾けていました。
代表的な作品であるワルツ「春の声」はその演奏に触発され、余興としてまとめ上げられたといわれています。

    
                 






                       


                          


「 春の声 」   
      
     


詩: リヒャルト・ジュネ




ヒバリは青空高く飛び立ち
やわらかな風がそよ吹く
その優しい、暖かい息吹が
野に牧場にくちづけをし、よみがえらせる
美しく着飾った春が目覚めると
ああ、つらいことはみんな終わり
悩みはすべて消え去るの!
痛みはやわらいで、希望があふれ
幸せを信じる気持ちがかえってくる
太陽の光が差し込んで
ああ、みんなほほえみ、そして目覚めるの!



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2 コメント

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Unknown (kissy)
2009-02-04 18:22:39
実際はまだまだ寒い日も続きますが
春という言葉の響きで
なんだかほっとしますね。

すみれの花も色を添えますね。

そしてすみれと言えば宝塚ですね
返信する
Unknown (にゃんこままの部屋)
2009-02-05 08:43:37
宝塚歌劇団の育ての親として知られる演出家白井鐵造氏は「すみれの花咲く頃」
の訳詞家です。

こういう記事がありますので
よければご覧下さい。

http://www.kobe-np.co.jp/news/hanshin/0000855617.shtml




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