にゃんこままの部屋

その時々に感じたことを、日記風につづります。

NHK大河ドラマ「光る君へ」第四十話「君を置きて」

2024-10-21 11:20:07 | 映画  テレビ
昨夜の「光る君へ」

ついに一条天皇が崩御されました。

藤原兼家の策略で、花山天皇を出家に追い込んだ後、わずか7歳にして

天皇となった一条でしたが、藤原氏に翻弄された一生でした。

藤原兼家の娘詮子を母に、

藤原兼家、藤原道隆、藤原道長の権勢のもと、

最後は病に追い打ちをかけるように、

占い師の言葉に絶望し、命を縮め世を去っていきました。

それにしても、一条天皇を演じた塩野瑛久さんは素晴らしくはまり役でした。

これほど雅で、高貴で、美しい帝は、見たことがありません。

幼いころから背負わなければならなかった天皇としての苦悩の表現も素晴らしく、

最後の臨終の場面は、剃髪したにもかかわらず、あの美しさ。

息をのむほどでした。


≪露の身の 草の宿りに 君をおきて 塵を出でぬる ことぞ悲しき≫


誰に当てた一句かは、おのおのの心の中にしまっておきましょうか・・・



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1 コメント

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Unknown (りりか)
2024-10-21 13:03:51
光る君へ 観ています。
源氏物語は、道長が物語好きの一条天皇が我が娘彰子の藤壺邸に足を向かせるように
紫式部に頼んで書かせたのだとか
当時、紙は貴重で手に入りにくいものでした
道長の権勢でなければあの長編は書けなかった
一条天皇が文学好きだったから
源氏物語という後世に残る名作品ができたのでしょう。
紫式部の才能と道長の権勢、一条の文学に対する愛情と理解の賜物
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