北の旅人

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安倍総理のリーダーシップに疑問①

2007-03-12 14:22:53 | Weblog

倍内閣の支持率がジリジリと下がり続けている。就任当初は誰の場合でもご祝儀相場で高いから、時間とともにある程度下がっていくのは当然なのだが、最近の安倍総理のリーダーシップには疑問を感じる。

つは、郵政造反組の復党問題だ。前衆院議員の衛藤晟一の復党が結局は認められた。まだ何人か復党できない造反組がいる中で(戻れないのは当然だと思うのだが)、なぜ衛藤氏だけが復党を認められるのか理由がよく分からない。安倍総理は「政治的な同志だから」というようなことを言っているが、党内でも「お友達感覚の党運営が行われている」と批判の声が上がっているが同感だ。

が、もっと考えなければならないのは、あの郵政解散といわれる選挙は一体何だったのかということだ。なにしろ、720億円もかかった選挙なのだ。当時のトップが代わったのだから、独自の判断でいいのではないかということらしいが、とんでもない。これでは国民の理解は得られない。

う一つ、松岡利勝農林水産大臣の光熱水費問題だ。誰が考えても、500万円以上もの費用がかかるわけはないのであって、それを総理は「法律に則って報告していると聞いている」とか、塩崎官房長官が「政治家の活動に関することなので、あまりコメントすべきではない」などと、何を言っているのか分からない説明をしているのには呆れる。松岡大臣をすぐに辞めさせるべきだ。

しい国づくり」が、安倍内閣のスローガンではなかったか。日本ならではの道徳観や公共心などを大事にするといことが、その核心ではないのか。法律の範囲内だから許されるなどと思っているとしたら、遠からず安倍内閣も自民党も、国民から厳しい審判を受けることになるだろう。