2012-1031-yim1619
image1619 宝飾展の会場
title: crystals&gems_exhib
note: 水晶・宝石など、宝飾類の会場。駐車場は満杯。空はすっかり晩秋の気配。すぐ近くに甲斐善光寺。同前。
memo-JCの口語: キリスト(JC)は日常的にはどんな言語を話していたか。JC 以前の旧約はヘブライ語(H)、JC 言行記録の新約がギリシャ語(G)、JC の日常語はアラム語(A)。これが一般に流布する常識である。私も長くそう思ってはいたが、釈然としないまま過ごして来た。ところが最近になって、「イエスはヘブライ語を話したか」(D.ビヴィンほか著、河合一充訳、ミルトス刊、1999)という本を読んで、かなりはっきりしてきた。要するに、西欧の聖書学者たちでさえ、H への理解不足のために、JC における A を過大視しすぎ、ましてや新約の下手な(と著者)G は、誤りである。最近の新しい研究で、JC は日常的に H を話していたことを、認めるべきだ、という。西欧でこの状況なので、日本での認知はまだまだであるけれど、十分検討に値すると感じた。原題は「Understanding the Difficult Words of Jesus」。