2015-0109-yts1497
短歌写真1497 久しくも
久しくも逢はざりしかと思へばや
月は居待のあかときに見ゆ 悠山人
○短歌写真、詠む。
○このごろお目にかからないと思っていたら、寒い朝、ひょっこり西空に現れたね、居待のきみは。ほんのりあかつき色の空、快晴の気配。
¶あかとき=「暁」の万葉語。
□短写1497 ひさしくも あはざりしかと おもへばや
つきはゐまちの あかときにみゆ
【写真】きのう、自宅。撮影は0643JST。コマ収差そのまま。
memo-WSM:(YT) (続き)「伊豆の踊子」。原作は1926年、映画化第1作は前記33年、以後トーキーで54年(美空ひばり)、以後カラーで60年(鰐淵晴子)、63年(吉永小百合、YT)、67年(内藤洋子)、74年(山口百恵)。ほかTV・舞台・アニメ・ラジオは多数。評論では三島由紀夫ほか。このなかで、63年版を鑑賞。宇野重吉が文学論の講義をして、あれは40年前の、と回想する設定。見比べているうちに、学帽の徽章の各様が気になった。
memo-WSM:(YT) 「青い山脈」(原節子版、フィナーレ)。沼田が雪子に結婚を受け入れられて浜辺を歩く。幸福感に満たされて「さるゆえに人は・・・」と文語引用文を口ずさむ。エペソ書(大正改訳)5の31とすれば、「この故に・・・」では?と気が付く。