2015-0830-yim2115
image2115 切り絵美術館
title: atamuseumforKirie
note: 曇りの一日、のはずが途中から霧雨模様になった。彫紙(作者の造語)の技法を、自分の目で確かめようと、切り絵美術館へ赴く。何年振りかの訪問、すっかり整備された大公園になっていた。芸術家はつねに孤独である、という H・ミラーのことばが思い出される。「An artist is always alone - if he is an artist. No, what the artist needs is loneliness. Henry Miller」。きのう、富士川町・切り絵の森美術館。
memo-WSM:(Gy) 「EL LABERINTO DEL FAUNO」。2006、西(西語)、2時間。日語(字幕も)題「パンズ・ラビリンス」。WW2末期、エスパーニャに強力な独裁政権が誕生。山中の軍基地の司令官のところへ、再婚妻が一人娘(主役)を連れて来る。現実から逃避して童話世界に埋没していた少女、その日に妖精と出会ってから、運命が変わる。西国にもこんな素晴らしい童話映画があるか、と思わせる前半。後半は義父の司令官の、反政府民兵隊への残虐さが展開する。何回も流れる主題曲は、ハビエル・ナバッレーテ(Javier Navarrete、1956生)の作曲で、「ファウノのラベリント(原題)の子守歌」とか「Nana de Mercedes」とか呼ばれて、YTでは大人気。