悠山人の新古今

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image2140 蘭渓道隆の庭園

2015-10-25 01:00:00 | images

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image2140 蘭渓道隆の庭園
title: apatterninJapanesegarden
note: 鎌倉時代の作庭師蘭渓道隆の庭園を見る。同心半円箒目紋。ここは、高僧快川(滅却心頭火自涼)と一緒に織田信長に焼き殺された(100人前後、恵林寺に集められた一人)藍田の寺。枯山水も含めて、ここでは池泉観賞式庭園と呼ぶ。This sand pattern made by broom is preferably used in Japanese gardens, in zen buddhist temples, above all. きのう、東光寺。
memo-心頭を・・・: ”心頭を滅却すれば火おのづから涼し”は、快川国師(朝廷から認められた高僧)の言葉として知られる。恵林寺山門には、「安禅不必須山水/ 滅却心頭火自涼」。武田信玄の周辺には、漢籍に通じた文人も多かったから、出典は何かと探っているうちに、いつもの玉石混交電網(百度百科も含めて)の壁に突き当たる。たとえば”滅得心頭火自消”など。ひとまずの結論は、宋代著名禅僧圜悟克勤大師「碧巌録」に収録の、杜荀鶴の七言詩由来である。