2017-0721-yts1855
短歌写真1855 楽の音を
楽の音を思ひて餐館たづぬれば
夏空のもと閑まりてあり 悠山人
○短歌写真、詠む。
○音楽館という意味の独語店名の餐館に惹かれて、車を走らせた。梅雨明け真夏日の、そこは住宅街。先客は熟年夫妻だけ、昼前は音楽なしか、静寂が支配。
□短写1855 がくのねを おもひてさんくゎん たづぬれば
なつぞらのもと しづまりてあり
【写真】きのう、Kkh。
memo-WSM:(YT) 「Leise flehen meine Lieder」。1933、墺(独語)、2時間20分強。B&W。日語字幕つき。おとといのナナの歌記事に関連して、この映画の存在を知り、YTで見る。80年以上も前、しかも日本語字幕も入っていた。シューベルトの無名時代から全欧に知れ渡るまでの、いわば伝記映画。とても参考になった。YT版は末尾数分を欠く。日本では35年、「未完成交響楽」題で公開したらしい。原題は、日本では”シューベルトのセレナーデ”として知られる歌曲の出だし(”秘めやかに闇を縫うわが調べ”)。