2011-0416-yim1201
title: Japanese_cherry_blossoms12
note: 太白(たいはく)。太白桜。Prunus_lannesiana_'taihaku'(プルヌス・ランネシアナ・’タイハク’)。染井天下の日本列島なので、まだこの桜花の見事さを知る人は少ない。きのう、歴史公園で。初の太白まつりを明日曜日に行う、と主催者のひとりに聞いた。
2011-0416-yim1200
title: Japanese_cherry_blossoms11
note: 山桜。Prunus jamasakura(プルヌス・ヤマサクラ)。公園内に肩身を狭くして咲いていた。先日、芸術公園で。きょうの予想最高気温は26度とか。
2011-0415-yhs827
青空に赤紫の蘇芳かな 悠山人
○俳句写真、詠む。
○花蘇芳。桜だ、桃だと浮かれている間に、満開になっていた。
□俳写827 あおぞらに あかむらさきの すはうかな
【写真】きのう、自宅。
遅しとや分きてたづぬる薄墨の
桜はいまだ気配だになし 悠山人
○朝から全天快晴。公園の通路を外れたところに、「薄墨桜」の花名札がある。遅咲きとは聞いていたが、まだまだらしい。
¶分(わ)く=「1(2)判断する。理解する。」(小学版『古語辞典』)
□短写1025 おそしとや わきてたづぬる うすずみの
さくらはいまだ けはひだになし
【写真】きのう、芸術公園で。桜葉と背景とに分けて処理。
2011-0414-yhs826
山梨の花きらめきて春の空 悠山人
○俳句写真、詠む。
○山梨(花)。どこまでも青い空を背に、白い花がきらきら。
□俳写826 やまなしの はなきらめきて はるのそら
【写真】前の山梨に同じ。
2011-0413-yts1024
春なれどなほためらひの風ありて
山梨の空山梨の花 悠山人
○短歌写真、詠む。
○山梨(花)。ここ二、三日で、こらえていた花が、一挙に咲いてしまった。放射能源から300km離れていても、言い得て妙の風評は風に乗って、気楽に流れていく。
□短写1024 はるなれど なほためらひの かぜありて
やまなしのそら やまなしのはな
【写真】きのう、芸術公園。
2011-0412-yhs825
春風に顔そむけたり黄水仙 悠山人
○俳句写真、詠む。
○四月の午後。頬を撫でる程度のそよ風にも、水仙の花は首を横に振る。
□俳写825 はるかぜに かほそむけたり きずいせん
【写真】先日、自宅で。
2011-0410-yhs824
露おきてはつかに寒き春の花 悠山人
○俳句写真、詠む。
○春の名をもつ花、椿。公園ではほとんど臨終だが、わが家でもほぼ同じさま。「はつか」は「僅か」。
□俳写824 つゆおきて はつかにさむき はるのはな
【写真】同じく、鏡公園。