6丁目のつぶやき

歩く、登る、耕す、聴く、造る、採る、乗る、見る、の写真ブログ徒然草

根空きの情景

2023-03-05 | 風景

3月になり侍Japan壮行試合が続くころ
北海道では雪はまだまだ降り続く

さすがに真昼日は無くなり
街を歩けば
車の泥はねを気にしながら
手袋はまだ外せない
 
郊外に目を向ければ
木々の根本が
微かに円形に窪んで
根空きが始まっている
 
 
木洩れ陽が溶けかかった雪に
ゆらゆらと写るその
まったり感にぼうっとして
春は着実に北海道にも・・・
 
 
この情景は
白一色の冬景色から
ほっこりあったか活力が湧き
待ちに待った春の息吹を・・・
 
 
そんな風景を観ながら
ウォーキングをすれば
額に汗が滲み出て
程よい日焼けと疲労感が
心地良い
 
ウクライナは無謀な侵略で
砲弾の穴ばかりあいて
根空きどころで無いが
コロナ禍も含めて
早くほっとする年に
なればと祈るばかりだ
 
 
 
 
 
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埋もれた八重桜

2023-02-27 | 風景

最近テレビでは
河津桜の話でもちきり
静岡では早くも春到来と
羨ましい限りです

北海道でも
昨日は雪まじりの
寒い風が頬にあたって
春はまだまだと思っていたら
今日は抜けるような青空です
 
 
陽射しを浴びて
ウォーキングがてら
我ほっとけ農場まで行って観れば
畑も小屋も積雪に埋もれ
眩い白一色の世界です
 
 
早速スノーシユウを履いて
畑に近づけば
鹿や狐の足跡が
思いのまま行き来して
冬の詩情を誘います
 
 
 
思い起こせば去年は
我がほっとけ農場の
小屋入口の脇に生えるシンボルツリー
八重桜の枝が
積雪の重量に抗いきれずに
無惨に折れて
一部分切ってしまいました
 
例年五月中旬頃パッと咲き
これを機に家庭菜園開始と
動き始める習わしですが
今年は
桜切る馬鹿になっているのではと
行ってみたら
雪に埋もれてはいたが
樹形はそれ程傷んでなく
ほっとしました
 
 
 
雪解けで氷柱の先から雫が落ちて
小枝にはピンクの蕾が芽を出し
春も近い様です
 
でもこの積雪量では地肌が出るのは
四月末
春はまだまだですね
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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ウォーキング中の情景

2023-02-19 | 風景

毎日歩るかなければと
ノルマに引きずられ
万歩計とスマホを携え
ウォーキングをしている

快晴時にはサングラスをして浮かれた気分
吹雪時はマスクでメガネを曇らせ
下を向いた歩行
大雪が積もった翌朝は
雪を蹴散らかし
なにくそと黙々と歩く
 
そんな時
道路に出てせっせっと
雪かきをする人達
 
 
『思わずご苦労さまです』とか
『お早う御座います』とか
『こんにちは』とか
軽く声をだして会釈する
 
狭い一本道ですれ違えば
どちらかが道をゆずってくれる
そこで『ありがとうございます』
と声を出せば
『いいえ』と返答がかえる
 
 
黙々と歩いていても
会釈によってほっこり感がわき
ウォーキングも良いものだと
嬉しくなるから不思議だ
 
降り積もった歩道には
歩行がしやすい様にと
幅広い除雪機で
夜明けに行ってくれる
 
森の道には誰かが
雪掻きをして
歩道の確保ができている
 
 
急坂では滑り止めの砂撒きがされている
 
雪国には
ほっこりと心温まる情景に
寒さなど吹っ飛び
人間捨てたものではないと・・・
 
 
 
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川が流れる真駒内公園

2023-02-15 | 風景

毎日ウォーキングに余念がないが
ウォーキングの格好の場所は
自宅から歩いて3kmほど先にある
都会のオアシス真駒内公園だ

その広さは南北1.7km東西0.7km
面積85ha豊平川の脇に位置して
広場、植林、原生林、競技場、
グランドと散在して
人それぞれ余暇を楽しんでいる

今回私は
園内に流れる真駒内川に
注目してウォーキング

特徴ある橋がウォーキングコースに
5箇所も架けられ
橋の魅力に惹き寄せられる

欄干から小川が見下ろせば
せせらぎ音が聞こえ
透き通った清流がゆっくり流れる

今は積雪に一部覆われ水音も
聞けないが清流は糸を引くように
蛇行し
小動物の足跡が雪面に残る

灌木に群がる小鳥たちも
餌を求めこの小川に集まるようだが
その小鳥を撮るために
大きなレンズを抱えて
人々が群がる

この川は秋には鮭も遡上し
それぞれの流れに
四季の変化があり
豊かな川の表情を感じる

ゆく川の流れは絶えずして
しかも元の水にあらず
よどみに浮かぶうたかたは
かつ消えかつ結びて
久しくとどまりたるためなし
世の中のある人とすみかと
またかくのごとし

どこかで戦争の悲劇が続いて
人為的な戦さが何故起きるのか
この世は無常だと
人間は馬鹿だと・・・

雪面に陽が煌々と射し
まことにのどかな風景なのに
戦争当事者でない私にはどこか
申し訳ない気持ちになり
滅入ってくる

川の行く末などとりとめなく
考えて歩けば
万歩計は13000歩を指し
今日のノルマは優に超えていた

公園で一番大きな柏の木が
今日は小さく見えて
少々疲れてきた

 

 

 

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三年ぶりの札幌雪まつり

2023-02-05 | 風景

雪まつりの初日雲ひとつない快晴
3年ぶりに開催と決まり
これは行かなくてはと
スマホ(カメラ)をもって
大通り会場へ向かった

土曜とあって通勤客もいなく
大通り会場の一つ前のバス停を降り
徒歩数を稼いだ
 
大道り会場は
さすがに人が行き来して
ごった返していたが
以前より少ない
 
 
今年は雪が豊富で
遠くの山から持って来る事は
無っかたそうですが
五トントラック500台分は
運んだそうだ
 
氷点下で雪像は真っ白に
形も崩れず陽を浴びていたが
展示部分は縮小、雪像も少なく
屋台も目玉のスキージャンプも無く
まだコロナが尾を引いている
 
 
南北に走る道路は
北1から西10まですべて閉鎖
こんな事は無かったが
会場内の密を避ける狙いか・・・
 
路面はツルツルだが
渋滞無くゆっくり歩け
スピーカーが中国語で
何やら話しているが
外人は少なく場違いの様相
 
 
大きな声も聞こえず
マスクは着用していて
黙々と歩いてる景色は
祭のイメージとちょっとかけ離れ
表情は寒そう
 
あんなに晴れていたのに
今は曇って
淋しい雪まつりだ
 
 
 
 
ススキノ会場まで氷像祭りを観ようと
駅前通りを歩いてみたが
何故か活気が無い
 
ライトアップされた雪像
イルミネーションに飾られた木々
プロジェクトマッピング等々
ロマンチックな世界に彩られる
夜の方が
素晴らしいのでは・・・
 
 
 
朝あんなに晴れていたのに
正午前には曇り空
雪まで降り始めた
あわてて帰りを急いだが
万歩計は一万歩近かった
 
 
 
 
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寒風の景色

2022-12-14 | 風景

東の空に太陽が煌々と登り始め
雲のまにまに紅く染め始め
それは綺麗で
自然の姿に感動する

雪原は朝靄が水平線に立ち込め
凍てつく空気感が伝わって
これも魅力ある景色だ

寒風で木立に積もった
軽い細雪が舞い散り
結氷した沼の縞模様が
より寒さを刺激する
 
 
 
 
北国ならではの情景は
さらに厳しく烈風が吹き
これから厳しい生活が
3か月も続く
 
ウクライナでは
こんな中で戦・・・
よせば良いのに
人間は馬鹿だなぁ
 

 
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豊平川の雪捨て場

2022-12-04 | 風景

氷点下の豊平川沿い護岸道路を
走っていたら
大勢の作業員が川芝の上に
大きなブルーシートを敷いて
雪捨て場を確保していた

札幌は真冬日が続き
根雪になるみたいで
まだ積雪は10cmぐらいだが
ドカ雪になれば札幌市内の道路雪を
かき集めダンプがづづ繋ぎで
搬入する様になる
 
豊平川沿いには複数
雪捨て場があり
冬の風物詩だ
 
 
今年は人材不足とダンプ車が少なく
道路排雪が思う様にいかないとの
うわさがあるが
3月頃には
川幅一杯に例年運び込まれる筈だ
 
 
この膨大な排雪量を
コスト換算すると
今年は大雪を予想して
初めて300億円超えとか
 
春先になると溜まった雪を
何台ものブルドーザーが串刺しに
幅広の溝を毎日同じ様に繰り返し
融雪を促進させる風景が
何ヶ所も豊平川沿いに
見られる
 
これを見ると雪から解放され
暖かい春がようやく来たと思う一方
この積雪を有効活用できないものかと
いつも思う
 
ほっとけば自然に溶けるものを
何とかならないものかと・・・
市民に早く開放して自転車や
野球場、サッカー場に戻す
親心かもしれないが
経済的に如何なものかと・・・
 
豊平川に鮭が遡上して
ダンプで運んだ融雪水は
鮭に影響は無いのだろうか
 
 
 
 
 
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宿り木の行方

2022-11-11 | 風景

我が市街化された町内は
ここだけが取り残され
灌木やアカシア、ドロの木、桑、等々
大木が繁りなんで手付かずなのか
不思議に思っていた

約850坪の
広い面積で、崖地、谷地もあり
道路も一部しか接して無く
建物も建築基準法的に難しく
建てられないと
勝手に想像していた
 
 
長い間手付かずのため
落葉広葉樹が大木となり
空中の枝には丸い鳥の巣の様な
緑の花が咲いた様な
カラスの巣とヤドリギができる始末
 
 
その為か
カラスが異常に多く電線や
テレビアンテナ、
我が家のシンボルツリー、
町内会のゴミ箱等々
群がってなんとかならないかと
いつも思っていた
 
そんな矢先この土地に
新たな計画があるらしく
造園屋さんがブルドーザーと共に
整地作業に入り
大木を次々と切り倒していった
 
 
気になっていた
カラスの巣やヤドリギも
あっと言う間にそのまま
大きな音をたて切り倒された
 
見通しが良くなったが
可哀想にもカラスの親子が
付近の屋根上で恨めしそうに
俯瞰して泣いていた
 
倒木に付着していたヤドリギは
伐採してから4〜5日経っていたが
造園屋さんが丁寧に採取
手渡してくれた
 
手に取ってよく観察
すでに瑞々しさは無く
癖の強い植物か
葉は硬く可愛く無い様な
木の上に育つ
生命力の強さを見せつけた
 
 
ガラス瓶に水を入れ
陽の射す窓際に飾ったが
落葉樹に根を下ろし栄養を横取りする習性が
水だけで育つか
文字通り宿り木となってくれるか
しばらく様子見の日々だ
 
 
 
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風光明媚な猊鼻渓

2022-10-05 | 風景

日本100景と聞いて
大船渡線無人駅 猊鼻渓 
を途中下車した

舟下り発着駅まで田舎道を歩いて5分
と近い
 
切符売り場は
八角形の独立した二階建て
お寺の様に見え違和感があるが
辺りはよくありがちな
6件の御土産屋さんが
広い川幅に面して立ち並ぶ
 
その渓流を見下ろせば
何艘もの舟が掛留され
観光客が多いと想像されるが
今は季節にもかかわらず静かだ
 
 
出発時刻は30分毎に発車
舟は横2m縦17mほどの木造り
スポンジ座布団を客が
勝手に敷く
 
船頭さんに聞くと多い時は
70名近く乗せ一人で櫓を漕ぐ
今日は19名と少ないほうだ
これもコロナの影響と・・・
 
 
往復1時間の登り下りを1人で
器用に漕いで途中
鴨の餌を買わせ
鴨と共に登る
 
 
奇岩な景色や地質、花々、
の説明に面白おかしく
随所にダジャレを入れながら
まるで落語を聴いている様だ
 
 
 
深山幽谷にこだまし
猊鼻追分を聴かせて
アンコールが無いと
南部牛追歌でまたまた拍手喝采
チップは遠慮すると・・・
 
さらに一呼吸おいて
上手いのは俺で無く
こだまする渓谷のおかげと
さらに笑いを誘う
 
日本の舟下り観光名所は
19ヶ所ほどあるが
すべて上流からの舟下りで
登りも下りも案内するのは
ここだけとか
 
 
 
確かに高い奇岩が両側に迫り
松や楓が天高く生えて
心に残る絶景ではあつたが
何よりもエンジン音の無い
静かな環境が心癒される
 
 
今年は例年より遅い紅葉とのことだが
長さ2kmに及ぶ渓谷は
高さ100m余りの奇岩絶壁
可憐な花々、小鳥、川魚等
風情あふれる景観で
静かな名勝日本100景だった
 
 
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五十嵐威暢『風の美』見学の旅

2022-09-10 | 風景

新篠津温泉に泊まって翌日新十津川まで
一時間走った

どこまでも続く直線道路
石狩川沿いに田んぼが
見えがくれして
稲穂が風に揺れていた
 
 
滝川から山間に入り
里山の風景が田舎の風情
道を間違ったかなと思った矢先
目指す学校建物が現れた
 
廃校になった小学校を改修して
みちがえるような美術館の変貌ぶり
校庭の入口には
「かぜのび」と野石に小さく刻まれ
校舎に誘う
 
 
エントランスのトンネルに続く
鉄のフレームと地元の石が
閉校記念碑で印象的
 
 
 
雲一つない快晴は微風にのせ室内にも
作品に光が射し風の美と強調される
 
暖系の真っ白な壁面をバックに
展示作品は23
木製あり鉄あり石ありそれぞれ
題がついていたが・・・
 
 
 
 
 
 
圧巻は天井の高い広い体育館をフル活用して
特大の大型合板をカットアウトしたものを
天井から吊るした『ゆ ふ る じ』
大空間ならでの展示だった
 
 
 
こんな片田舎までドライブして
里山の中で
風を感じ心が爽やかに
貴重な一日だった
 
 
 
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新篠津温泉タップの湯付近の風景

2022-07-17 | 風景

畑で草むしり中
両手を蜂に刺され
しばらく畑は敬遠

その間温泉にでもと
前回泊まったことある
新篠津温泉に電話したところ
二日間空いていると
急遽申し込み出かけた
 
 
中日に湖畔の散策路を
カメラを持ってブラブラ5k歩き
久しぶりにゆったりと
時間を過ごした
 
湖畔縁に石が綺麗にデザインされ
そこから芝が刈り込まれ
その先の植林が彼方まで続く
誠に北海道らしい
伸び伸びした風景だ
 
 
 
折しも天候は曇り空で
暑くなく微風が心地良い
 
 
 
湖畔に咲く花々を愛でながら
黄金色になった小麦が収穫間近
多分北欧ウクライナは
こんな風景だろう
 
 
 
 
 
 
 
 
 
侵略でメチャメチャになった
ウクライナ風景と重ね合わせ
ロシアの侵攻は
理由はどうあろうと許せないと
ブツブツ言いながら
ひたすら歩いて
その後温泉にどっぷり
 
長々と浸かった結果
血流が良くなり
蜂に刺された両手がむくみ
食事中まで痛痒い
 
冷えた生ビールジョッキを
手の甲に押し付け
苦痛を和らげながら
しかめ面で飲んだが・・・
 
ウクライナの惨状を
見れば苦痛なんのその
温泉入って贅沢そのものと・・・
 
 
 
 
 
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史跡 伊勢堂岱遺跡

2022-07-08 | 風景

津軽の縄文遺跡4ヶ所をめぐり
大鰐温泉に宿をとり
秋田内陸縦貫鉄道縄文小ケ田駅
付近の伊勢堂岱に向かった

霧雨の中高速道路を飛ばし
大館能代ICへ2時間で着いた

まず資料館で下調べ
完全な形で出土したのはこの
高さ19cmの板状土偶だけだとか
あたまに2つあなが開いているのは
髪の毛を表しているそうだ
 
 
 あとは皆小さな破片の割れた土偶
 
 
 
資料館を出て
徒歩20分遺跡に向かった
森の中に橋脚だけが突然現れ
異質だなぁと思ったら
高速道路の橋脚で遺跡を貫通するため
中止となりそのまま残したとの事
 
 
四千年前の縄文遺跡が
閉じ込められているところを
貫通するなどとんでもない
ルートを変更したのは
賢明な施策だった
 
 
森の小道を登り原っぱに出れば
環状列石が4ヶ所
人も居なくしばらく縄文の世界に
浸り切った
 
 
 
それにしてもこの様な重い石
どこから運んだか
祭祀のためとは言え
数千年に渡って担ぎあげた
結果が環状列石4か所も
まだ発掘すればあるかも知れず
担ぎ上げる労力と執念は
驚くほかない
 
 
丘の外れには深さ1m幅1m
長さ100mに及ぶ溝状遺構も
あるが
環状列石と同じ時代と言う
 
縄文後期(約4000年前)の身分階層のない
平和な時に人々は淡々と石を運び
どこかと交流しての結果か・・・
それとも
人間は思考が同じなのか・・・
 
爽やかな風が丘陵を吹抜け
しばらく悠久の時を思い巡らした
 
 
 
 
 
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遂に来た竜飛岬

2022-06-24 | 風景

2〜3年前、太宰治に興味があり
津軽を訪ねた時
ついでに本州最北端の竜飛岬に
是非行ってみたいと
雨の中向かったが
何も見えず途中で諦めた

今回は縄文遺跡巡りから
北のはずれの岬まで快適にドライブ
『津軽海峡冬景色』ならぬ春景色は
何本もある風力発電の羽根が勢い良く
まわっていた
 
 
強風のため
岬の周囲は低木が左右に波打ち
崖地下部には津軽海峡の海水が
波しぶきをあげ
 
 
観光ツワー客は髪を押さえ
灯台を見向きもせず岬突端まで
腰を曲げて歩き
灯台の風防ガラスは所々破れながらも
空に向かって聳え立って
いたがいかにも
北の外れと言った風景だった
 
 
ハマナスの花が満開だったが
帽子を押さえ
あたふたとまたもと来た道を
急いで引き返した
 
有名な車もバイクも
通れない階段国道339号は
誰もいなく
低木がふさいで暗かった
 
 
 
 
 
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人里離れた一軒家のパン屋

2022-03-29 | 風景

小春日和の麗かな日
半年ぶりの洗車をして
ワックスをかけ
山間部郊外へ出かけた

雑木林は根開けが始まり
木漏れ陽がくっきりと雪面に映え
雪解け水がアスファルト道路に流れ
それを避けながらの
目的の無いドライブだ
 
 
 
雑木林の中に
白いパイプのオブジェが
ポツンと目につき
その横に
貨車を改造した
一軒屋のパン屋さんが
外装を白く塗り
店名もなく
やけに自然と
溶け込んでいた
 
 

 
壁面をくり抜き
大きなガラスで
中がまる見えの
小綺麗なパン屋だった
 
 
 
札幌軟石を利用した階段には
お客さんがはみ出すほどの
賑わい
思わず自動車を止め
興味本意に覗いてみた
 
貨車一両の店は一坪ぐらいの店と
残りの厨房は清潔な機器が並ぶ
店内すべてがわかり
食欲誘う独特の匂いが漂う
 
 
大自然の中
アートの森を見ている様な
成り立ちで
開放感があり
若い人達が好きになりそうな
シチュエーション
 
美味しいパンは
すでに売り切れ状態
最後の
三種類程買って後にした
 
 
春の陽射しを受けながら
緩いカーブを気持ち良く滑る様に走り
薄紅色に変わる小枝の芽が
やがて訪れる春のやわらかさを
目にしこころ浮き立つ
山あいドライブだった
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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道立真駒内公園の冬景色

2022-02-21 | 風景

燦々と輝く白銀の世界
真駒内公園は
大雪でどうなっているのか
興味もあった

いつもなら自動車で
カメラを持って風景を写しに
行くのだが
歩くことが目的なので

自宅からスマホを持って
公園5kmの外周を回って
自宅まで往復9kmを歩く
 
札幌オリンピックの会場となった
屋外競技場、アイスアリーナ
武道館、鮭館そして古木や白樺林
公園内に流れる真駒内川等
広大な85ヘクタールの公園を
鑑賞しながら歩行する
 
 
 
 
 
今年は例年に比べ積雪量が
記録的に多く
休憩小屋も半分埋まり
ベンチは雪に埋没
跡形も無い
 
 
幾つもの散策路も
埋もれて雪原状態だ
 
 
メイン通路だけは綺麗に
整備され
巣ごもりから逃れる様に
人々が大勢行き来している
 
 
コロナ以前にはこれほど
人は出てなかったと思うが
今日は駐車場も満杯で
賑やかだ
 
 
公園内では歩く人、走る人、
犬を連れている人、
バードウオッチングする人
カメラを持ってる人
クロスカントリーをする人
子供と遊ぶ人等々
声がこだましてのどかな公園らしい
 
 
 
飽きずに一周、疲労感が出て
バスに乗って帰りたい誘惑を
振り払いまた元来た
坂を1km登り家路に着く
 
 
自分に勝たなくてはと
初志貫徹も苦しい限り
 
 
 
 
 

 
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