6丁目のつぶやき

歩く、登る、耕す、聴く、造る、採る、乗る、見る、の写真ブログ徒然草

旧箱根街道

2018-11-30 | 旅行
天候快晴
朝早く起きて
箱根八里
旧箱根街道のほんの一部を富士山観ながら三島の街はずれから登る

今は自動車道がその旧街道を
所々貫通して
途切れ途切れになって
いるが面影は残る





滑りやすいローム層のため
石畳みが3.6m幅で敷き詰められ
小田原宿と三島宿を結ぶ
箱根峠標高845mの区間です

遠くに富士山を望みながら
松と杉並木の間に石畳みが続く
登りのきつい坂道です
馬もキツかっただろうなぁ





立派な松並木や杉の合間に
富士山が垣間見られ
癒しになるシーンで
疲れもそれほど感じなかっただろう



歌に聴こえる箱根八里を思い
自動車が走らなければ
最高のウオーキングストリート



贅沢言うな! ですね~
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こじんまり 小田原城

2018-11-29 | 
小田原城は
上杉謙信や武田信玄に責められても
残ったが
豊臣秀吉に敗れ開城して
徳川の城となった

江戸時代に地震で倒壊出火
そして再建
明治の廃藩置県により解体
大正の関東大震災で石垣、
現存した二の丸櫓が
被害を受けた

昭和には
天守を鉄筋コンクリートで再建
エレベーターも無く
階段で登る





天守の高さは27.2mと
日本で七番目だそうだ

展望は太平洋側で伊豆半島を横に大海原
山側は箱根連山が一望
そして秀吉の一夜城で有名な石垣城
の山も見えて
眺望は360度最高











再建の為
総てが新しく整い過ぎて
石垣も綺麗で小さく箱庭のよう







古城とは・・・

🎶 崩れしままの石垣に
     古城よひとりなにしのぶ

のイメージは全くなく
閉館間際だったせいか
夕日が白い漆喰にあたり哀愁そのものだった

いかにも北条早雲の居城と行った
こじんまりした公家感はあるが
いや徳川家の直轄地らしいと・・・


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我が実家の空き家

2018-11-25 | 日常
青春時代に
赤城山、谷川岳、上州武尊山、子持山等
山々に囲まれ
利根川、薄根川のせせらぎを聞き
自然の豊かな環境で
育った感性は今も私の財産です







故郷の懐かしさはまさに郷愁
そのものですが・・・

両親がいなくなり
札幌に永住することになり
故郷へ帰ることも少なく
実家は空き家
藤棚は繁り見る影もなく
心配と不安だけが残ります

この間NHKの放送で
空き家対策特集があって
身につまされ
市役所へ有効活用も含め
相談したところ
少子高齢化で市としても
対策課を設置したが
解体費の補助金が出るくらいで・・・

札幌の我が住宅団地も高齢化が進み
60パーセントが65歳以上
若い人は出て行き
空き家は増える一方で
いずれこちらも空き家に・・・

2軒も空き家持ちに
なるのではと・・・

行く川の流れは絶えずして
しかももとの水にあらず
淀みに浮かぶうたかたは
かつ消えかつ浮かびて
久しくとどまりたるためしなし
世の中にある人とすみかと
またかくのごとし

谷川岳も心なしか
どんよりと紅く聳え
若い頃感じた神々しい峰は
心にあらず
方丈記を
実感している自分に
無力感が去来した



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育ったヤーコン

2018-11-19 | 家庭菜園
我がほっとけ農場
今年の収穫最後を飾る
ヤーコン
去年は11月7日に雪の中寒さに
震えながら汗かいて掘り起こし
苦労したが
今年はまだ雪も降らず
11月18日小春日和の日曜日

茎の周りには
土が盛り上がり
葉はすっかり枯れ
掘り起こすには
もってこい



スコップを周囲に差込み
茎を持って力一杯持ち上げれば
出るは出るでかい芋が鈴なり
しかも去年と違い震えずにすむ
今年も大豊作
バンザイ!







南アメリカアンデス産のヤーコン
寒さにも耐えよくぞ育ってくれた

友人や御近所配りに余念がないが
若い人には受け
戦中派にはなぜか
馴染みががないのか
いまいち受けない

きざんで生野菜のサラダに
きんぴらに
味噌汁にと
言っては見たが・・・



レシピの説明にも自信なく
ネットで検索したらと・・・
誤魔化した
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急変の鳥取砂丘

2018-11-16 | 旅行
十万年の歳月をかけ
風が運びあげた大砂丘と
その大自然を
撮ろうと鳥取駅を降りた

天候は晴れ曇り時々雨と
すべて当てはまる空模様
駅では
日差しが強く
砂漠にはもってこいと
思いきや
バスに乗つてしばらくしたら
大粒の雨が急に降り出し
傘は無しどうしようと・・・
砂丘前で運転手に促され
仕方無く降り
直ぐに濡れ始めた



足下の砂浜はサラサラからベトベト
色は白灰色から褐色に急変
遠くの馬の背は砂丘から
シットリした小山に変貌
観光客は急ぎ足で戻り始めた



遠くの馬の砂丘まで行き
風紋をと思っていたが
諦め残念



これが噂の鳥取砂丘かと
なかばガッカリして
あわててまたバスに乗った

山陰本線鳥取から城崎方面に
向かっていた鈍行列車は
大雨のため遅れて一時停止
美しいと言われている
海岸線も見れず
接続もうまくいかず
踏んだり蹴ったり

靴底には細かい砂が
翌日迄くっ付いて
大陸から
風に飛ばされて来た
微細砂だと
変に感無量でした



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親切な皆生温泉

2018-11-13 | 旅行
松江から山陰本線を米子に向かって
いたら皆生温泉の看板が目に付き
そうだ昔泊まりたかった温泉だと
急遽降りることにした

観光案内所で宿泊所を
聞いたら
当日はどこも満員らしく
色々親切に調べてくれて
ようやく取れた

米子駅からバスに乗り
観光センターで降り
そこから
ホテルに連絡欲しいとの事

バスに揺られて20分
電話して待つ事5分
美人女性ドライバーが来て
笑みを浮かべて親切な応対

しかも旅館では
着こなしの綺麗な和服姿の女性が
これまた細やかな応対

フロントマンは会計時
これから先どちらへ

島根県2泊以上で
復興割申し込み
補助金が出ると・・・

証明書まで書いてくれ
心のこもったおもてなし
山陰人の気配りに
心温まる

早速一風呂浴びて
旅の疲れを癒したが
温泉は塩分が多く
透明感抜群綺麗
大好きな天井の高い岩風呂で
静かに
気持ち良く入浴



海の中から漁師が
偶然見つけたらしく
65度から83度のお湯で
これを引き込み
加水して循環ろ過して
塩素注入して・・・


海水らしく
半端でないしょっぱさが
肌に優しいく効くような
気持ちのいい風呂だった


昔、日本百名山の大山に登った時
一人登山 雨中の行軍
ただ登るだけの苦行で
頂部は霧の中
がっかりして
帰りには
有名な皆生温泉にと
思っては見たが
次の登山日程もあるし
海辺までは
遠すぎて諦めた

今日も
あの壮大なる
伯耆大山は雲に遮られ
またもや観られなかったが・・・

翌日、帰りバスの窓から
瞬間見えたのが救いだった


芭蕉も言っていたなぁ

名月や
北国日和
定めなし








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松江名物 出雲十割そば

2018-11-11 | 旅行
日本三大そばのひとつと言われている
出雲そばを食べようと
腹を空かせて松江城から
お堀端を歩いて行った

天守閣を仰ぎ
小泉八雲邸を過ぎて
武家屋敷の外れにある評判の店は
2時近くでも混んでざわめいていた



有名人が来るらしく
色紙が貼ってあったが・・・

出雲そばは
信州松本より松平直政公が
移封された時に伝わったそうで
城造成時に木材を伐採したため
荒地になりそこへ蕎麦を植えたのが
始まりだとか

店主が縷々食べ方を説明

先ず出雲そば=割子そばで
一枚目は何も付けずひとくち
次に鰹節、ネギ、ノリを
順次ひとくちづつ味わい
そして最後にだしをかけて食する

ニ枚目は
一枚目の底に残っただしをかけ
薬味を好みに合わせ食べる

三枚目はだしを足してサラッと食べる

そば湯は残っただしを足して飲む

出雲そば(十割そば)はつなきを使わず
甘皮を挽きこむので
灰緑色になる

喉越しを楽しむのでなく
噛み締めて
そばの豊かな風味、腰の強さ、を味合うのだそうだ



確かにそばの香りが
始めから終わりまでして
噛めば噛むほど味わう事ができる

さすが
松江藩主 茶の名人不昧公の膝下だ
蕎麦道の流儀を教えていただき
喉ごしを味あう江戸前蕎麦との違いを知った

あぁ
とろろそば
そばととろろと卵の風味が
絡み合いおいしかった・・・

でもね
信州戸隠そばもねぇ
辛味大根にねわさびを自分で擦って
ツルルと食べ
鼻にツンとくる
あれたまらないねぇ
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国宝松江城

2018-11-09 | 
昔、生命会社の設計工事監理で
松江に行ったが
その時は時間がなく
トンボ帰り
残念ながら松江城は登城出来ず
その後山陰にも行く機会がなく

城めぐりを思い立って
現存国宝5城の一つ
松江城だけが残っていた

今回山陰地方を旅して
ようやく念願の松江城を・・・

桃山様式の五層六階
束ねた木造柱が
林立する間を急階段で登る
木造空間はやはり現実味があり
見応えがある


城門付近には
建造時からじっとお城を
見上げていた
楠の大木が歴史を語る


幼稚園児が城下の広場で
大きな声で見上げていたが・・・



緑色のお堀をゆっくりと
観光客を乗せた屋形船が
行き過ぎた


江戸時代の一国一城で残り
維新の城解体もどうにかまぬがれ
また太平洋戦争の戦禍を受けず
幾多の災難から逃れた貴重な国宝だ

平和は本当にいいなぁと・・・

若き頃設計した宍道湖畔に面する
生命会社も50年経過し
しっかりと残っていたし・・・・
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出雲大社の縁結び

2018-11-07 | 旅行
下関駅からJRを乗り継ぎ
出雲市駅に到着
そこからバスに乗り
大社前で降り
朝早く松の参道を歩く



神門通りに
石、木、鉄、銅で立つ
四つの鳥居をくぐり
長い参道を


しっかりと心を整えて
4列の松の参道を抜けると
国宝 出雲大社御本堂にたどり着く



その豪壮な本殿は
やはり目を奪われる
心新たにニ礼四拍一礼と
この神社特有の拝礼をして
下がったが・・・




実は
若い頃、出雲大社に
菊竹清訓設計の出雲大社庁の舎が
新築され建築雑誌で
大々的に取り上げられて
コンクリート打ち放しと
工場生産のPC版を使った建物で
境内の豪壮な出雲大社と調和して
その斬新さに心奪われ
それを観たさに来たものだったが
お目当ての建物がない

掃除のおじさんに聞いたら
ヒビ割れやその他老朽化して
反対意見もあったが
取り壊してしまったと・・・

若い頃
この様な斬新なデザイン設計を
したいものと
大社に祈願して
縁を結んだと
勝手に思っていたが・・・

貴重な文化遺産が失われ
ガッカリ‼️
縁は結ばれていなかったのか?

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関門人道トンネル

2018-11-06 | 旅行
九州と本州を結ぶ関門トンネル3411m
その下に
人道トンネル全長780m
海の下を九州と本州を結ぶ
歳月21年をかけ昭和33年竣工
これを以前から歩ってみようと
今回の旅のひとつであった



門司港側から
関門橋の脇に
関門トンネル人道入口があり
40人乗りのエレベーターで下がり
味気無いホールから一直線の
幅約3mの人道トンネルを下関側へ
無料で歩く

散策路は
海底に向かって緩やかなくだり坂
福岡と山口の県境で平らになり
また上り坂
アベックが手を繋いで歩き
リックを背負った観光客
おおきな声の外人だったり
自転車を押して歩く人
反響がこだまして
ひと様々往来していた


両脇には排水溝があり
壁は水色のグラデーションのついた
安いペンキ仕上げ
トンネル上部から
上を走る自動車の排気音が
時々聞こえ
くたびれた蛍光灯が薄暗く灯っていた

あっという間の
約15分の徒歩で
関門橋の取っ付きに
本州入り
長州が英国と戦った時の大砲を
観ながら往時を偲んだ




外は快晴
風のない穏やかな海峡でした
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太宰府の宰府うどん

2018-11-05 | 旅行

太宰府の名物は
宰府うどんと観光案内所で聴いて
丁度昼時
値段も手頃とあって・・・

多勢入っているところを見ると
評判の店らしく
メニューも豊富で
ちょっと待たされた

出汁はアッサリ系の塩味だが
チョットしょっぱい
これがいつもの味なのかしら

柔らかい麺が入り
具は海老天をたのんだが
エビのわりに衣が多く
安いから仕方ないか
わたしにはいまいちだった

腰のない麺はねぇ
名物にうまいものなしか・・・


名古屋のきしめんはおいしかったけれど
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小倉の常盤橋

2018-11-04 | 旅行


長崎街道起点、小倉の木造橋
常盤橋を見たく行ってみた
緩い太鼓橋で
橋脚は現代基礎となって
橋道は新建材板で貼られ
不自然な感じはするが・・・

長崎街道は
両側に商店が軒を連ねて
道幅は狭く
先へ伸びてはいたが
電柱がやけに多く
当然ながら当時の面影はない

近年
石造の基礎が発掘され
橋脇に陳列されていたが
その大きさと当時の技術に驚いた

近代的な橋が両脇に
構えて自動車がブンブン
一方この常盤橋は
人の往来もなく
寂しそうだった

木造橋は
今の世では
置いてきぼりなのかなぁ・・・
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佐賀の居酒屋

2018-11-04 | 旅行
旅の楽しみは美味いものの
発掘にもあると・・・

佐賀県有明海沿岸の網元経営居酒屋へ
飛び込んだ

中は勤め帰りの人が
一階二階の客席に多勢
ワイワイガヤガヤ
活気がある

早速メニューの
おすすめを聞くと
スルメイカの活魚料理と・・・


イカ刺しは
北海道のイカソーメンとはチョット
違う透明感ある肉厚大味で・・・


頭部分は目が光り
足がギョロギョロ動き


これは
一旦下げて天ぷらか
塩焼きにして
持ってくるとのこと


その他鯛、ヒラメ、マグロと
刺身の盛り合わせで
新鮮度抜群




地酒で舌鼓しましが
北国の魚になれていると
全体に大味でやはり・・・


以上 Aiphoneにて手軽に撮影






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九州のJR列車に思う

2018-11-03 | 旅行
兎も角九州のJRは
特急列車から始まって普通列車まで
早くて綺麗でゴージャスで
ビックリした

特急列車は本革シートで
荷物置き場は飛行機の様に蓋付
携帯充電コンセントもついて
スピードもあって
速さを除けば新幹線と変わりがない










普通列車も大きな窓で
皮付きシートにはビックリ
通勤客も心なしか
ゆったりとしていた






駅員は親切で
早く安く行ける方法等
提案し
乗り継ぎ時間表なども
乗換え番線番号まで
書かれた
カラー付きシートを渡してくれる

未知の土地へ行く旅行者には
心強くその温もりが
伝わって来る

我がJR北海道は赤字続きで
そんな余裕は無いのだろう
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門司港界隈

2018-11-02 | 旅行
念願の門司港へ

明治の旧門司税関


大正ロマンの建築
改修中の門司港駅


旧大阪商船


旧門司三井クラブ


三宜楼


そして超モダンな
黒川紀章設計の高層マンション


台連あかしあ


これら渾然一体となり
九州最北端の地に相応しい
関門海峡を挟んで
良い景観でレトロな旅情を感じる

門司港側から見た下関側は
高層ビルが海辺に林立して
大都会の様相

海峡を渡って
下関側からの景観は
高層マンションをシンボルとして
九州の最北端に相応しいが
どちらもよくある都会で均質化してる

日本全国どこも同じ景観は
コンクリートとガラスと
高度化を可能にした技術力が
そうさせるのか
近代的な空間造りで
地域性が失われている

昔平家と源氏が戦った
壇ノ浦だけは今も変わりがないように
遠くからは見えるが・・・

言葉もテレビの影響か
全国的に標準語となり
旅行者には
寂しいかぎり・・・


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