6丁目のつぶやき

歩く、登る、耕す、聴く、造る、採る、乗る、見る、の写真ブログ徒然草

桜島一周ドライブ

2025-03-02 | 旅行

桜島の軽石を買ってきてと
友人から依頼され
お土産店を二、三探したが
残念な事に何処にも無く
それならば桜島の海岸に行けばと
息子曰く

噴煙たなびく山裾をくねくね周り
海辺に降り立てば
流木のまにまにあるではないか
手頃な大きさの軽石が‼️
 
買うものよりずっと心こもると
手頃な大きさの軽石を
ビニール袋に
破れるくらい拾いまくった
 
手を洗わなければと探せば
ここは噴火直下
風呂は何処にもあると
人気のない
霧島シーサイドホテルへと・・・
 
フロントは無人
お客さんは誰も居なく休館かと・・・
呼鈴を押し入浴だけを申し込む
 
温泉独り占めゆったり海を眺め
潮風にあたり最高気分でしたが
このホテルの継続を心配した
 
露天風呂は81段の階段を降り
180度見渡せる錦江湾の大展望
最高❣️
 
一息ついて
桜島の北岳、南岳を一望するために
島の中で最も高い
湯の平展望台までドライブ
帰ろうと自動車に乗り走り始めたら
ドーンと噴煙でのおもてなし
北海道から桜島まで
よう来てくれたと‼️
歓迎され嬉しかった
鹿児島までの
桜島フェリーターミナルでは
自動車が列を作って順次手際良く
車ごと乗り
桜島フェリーに吸い込まれ
車内から鹿児島市内を
一望15分で渡った
印象的な桜島観光ドライブでした
 
 
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坂本の黒酢

2025-02-27 | 旅行

酢を醸造する窯が整然と無数に並び
鹿児島ならでの風景
いつか行ってみようと思っていたが
息子が連れて行ってくれた

 
黒酢ガーデン壺畑に建つ
洒落たモダンな資料館で
まず歴史を学ぶびながら
風景写真を撮る
 
ちょうど昼時リッチな気分で
酸辣湯麺を馳走になる
パクシーが効いてスープが
美味しく品の良い
垢抜けたラーメンに
もちろん地産の黒酢を垂らして‼️
 
 
 
2年以上、三年以上、5年以上
発酵熟成した黒酢を試飲
まろやか、コクの深み、芳醇な香り
とそれぞれ色も違い甘みも有り
値段もそれ相当だった
 
札幌に帰って
大豆の酢漬けには勿論
坂本の黒酢を使って
楽しかった鹿児島を想う
 
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ドッグランにつられて

2025-02-22 | 旅行

息子にはニューファンドランド種の
犬2頭がいる
全身真っ黒で大きいから
熊と見間違う

自動車に乗せて移動しているので
散歩させるために
鹿児島黒岩岳のドッグラン場へ行く

細いくねくね道を登り
受付け所で受付てもらい
頂上付近のネットで囲まれている
ドッグラン場に着く
 
誰もいないのではと心配したが
ここにも犬好きの人が
三匹も遊ばせていた
そこへ尾を振り回し仲間入り
直ぐに親しくなり遊び狂う
 
私も歩かなければとドッグランの外側
約500mを6周3kmも
人間ランしてしまった
鹿児島で温泉疲れしていたので
良い運動でした
 
折角友達になった豆柴犬
ゲージに入れられてお別れの挨拶
寂しそう
 
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霧島神宮参拝

2025-02-19 | 旅行

若かりし頃
火山礫や軽石の積もった馬の背を
滑りながら悪戦苦闘
一人での高千穂峰を登る

それに先立ち
霧島神宮に立ち寄ってお参り
境内に国歌で謳われている
君が代のさざれ石が
印象的だった

今回2度目の参拝です

岐阜から神話の里に奉納され
千代に八千代に
さざれ石の巌となりて
苔のむすまで・・・
 
 
樹齢800年の御神木杉が高く聳え
その生命力に圧倒され
さざれ石の命の長さと
連動している様です
 
建物に施された彫物、絵画が
巨大な樹木に育まれ
色鮮やかで
神々しい厳かな社と感じました
 
 
高千穂峰には「天の逆桙」が
頂上に降臨したと聞いて
霧島神宮と関係あるのかもしれない
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スマホでの搭乗手続き

2025-02-09 | 旅行

温泉の多い鹿児島へ
息子の招待で札幌から
湯治に出かける事になった
久しぶりの飛行機乗り継ぎ旅行である

札幌は朝起きると運悪く
雪が積もり
バス停まで歩くのに何度か転び
空港行きの直行バスに乗り遅れた
 
タクシーは来なく
どうしようかと迷ったが
駄目元で市内バスと
地下鉄を乗り継いで
札幌駅まで行きJRで行けば
間に合うかと・・・
 
やきもきしながら
何とか出発20分前に着いて
出発ロビーは
外国人等が列を作って激混み
慌てふためく
 
予約してあるものの
搭乗券の購入が
スマホの操作で分からず
右往左往、時間は過ぎる
 
列を割り込んで
受付お姉さんに事情を説明して
何とか搭乗券をスマホに現出
保安検査場へ行く
 
周りを眺めると皆さん
スマホをかざして
直接保安検査場を通過
ペーパーレス化でびっくり
 
時計を外されスマホもかごの中
ペットボトルは中身をチェック
靴を脱いでスリッパで通過
全身を触られ
やっと飛行機の座席に着く
やれやれホット安堵し
雲海の上は揺れも無く
スムースに羽田空港へ着陸
鹿児島までの乗り継ぎ
またもやうまくいかず
出発ロビーから搭乗手続きをやり直し
空港内の端から端まで歩き
歩数は2000歩を超える始末
乗り継ぎ時間に余裕があったから
良かったものの
スマホの操作は千歳空港と同じく
結局若いお姉さんに
行く先々何度も聞き
保安検査場を通過したが・・・
 
羽田空港待合ロビーは
使用機材到着遅れのため
5時間も待たされ誰もいない
欠航にならなくて良かったが
 
 
昔、飛行機には仕事で月2、3回乗り
搭乗手続きは慣れていたが
世はスマホ全盛時代
仕組みが変わり操作が複雑
 
慣れれば自宅で搭乗券を発行でき
直接保安検査場へ行くのだろうが
初めての搭乗者には
しっちゃかめっちゃか
老人には住みにくい社会と
嘆くばかりでした
 
帰りがまた強風、大雪のため
戦々恐々
とんだ恐怖の飛行機旅でした
 
 
 
 
 
 
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温泉のある白老へ

2024-11-25 | 旅行

札幌は雪が10㌢程積もり
支笏湖経由で太平洋側の白老まで
路面状況を気にしながら
速度を落として向かった

幸運にも途中から陽が射し始め
支笏湖から望む恵庭岳が秀逸
苫小牧では路面も乾き
快適なドライブです
 
以前、国道36号線に面した砂浜側に
汐風にさらされた
古びた木造2階建ての旅館が
虎杖浜に一軒唐突にあり
立ち寄ったことがある
 
小さな露天風呂で薄琥珀色の
まろやかな温度の低い
優しい塩化物泉であった
それを思い出しながら
ウポポイ博物館に行く
 
ウポポイにも温泉があるのか?と
白老観光案内所で聴くと
立派なホテルが建ち
温泉と食事が美味しいと
勧められて一泊の予約を・・・
 
日帰り客も入れるらしく
浴槽が多く変化に富み
サウナもある都会的な風呂ですが
鄙びた温泉が好みの私は期待外れ
 
どうやら露天風呂だけが
温泉で温度高め
ぬる湯の好きな私は
落ち着かなく残念でした
 
食事はバイキングスタイルで
評判の白老牛が食べられ
5階は大展望台で太平洋側と
山側は樽前山から
手前のウポポイ博物館までの大展望
 

ウポポイ観光客目当ての
ホテルだなと納得しました
 
 
 
 
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岩内の寿司屋さん

2023-09-26 | 旅行

以前、温泉旅館に泊まって
岩内の美味しいものはと聞けば
旬の魚を使ったお寿司屋さんと・・・

であれば昼は寿司屋さんへと
自動車で向かったが
予約なしで断られ
蕎麦屋さんになってしまった

今回は予約をとってからと
三軒の評判寿司屋さんを
女将に聞いた
親切にも電話番号をメモしてくれ
やつと一軒予約が取れ
念願の寿司を・・・
 
上質な寿司が安く食べられると
チラシに惹かれて行ってみれば
飲食店街の片隅で店はがらがら
11時半の予約が必要だったのか?
 
肝付きの大きな鮑刺身、酢の物、
お吸い物付いて
ウニ、イカ、マグロ、エビ、ホタテ
などなど前浜でとれた旬の魚
握り寿司8貫の
店長おすすめセットを頼む
 
旬なだけあって
どれもこれも美味しく
とくに鮑の刺身は
動いてシャリシャリ感抜群
お吸い物は湯気が立ち込め
スマホがくもる
 
ひれ酒がお勧めとあるが
車があるので
唾を飲んで諦めた
多分夜は客席満杯で流行るのだろう
 
割安で美味しく
満足感で満腹 
外は快晴で港が静かに凪いでいた
次回も昼の食事は
岩内で寿司と・・・
 
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ふきだし公園

2023-09-22 | 旅行
羊蹄山は富士山と同じ成層火山なので
周囲何処でも富士山と同じく
水は湧いてる
 
真狩の伏流水は羊蹄登山口にあり
何度も立ち寄り
その伏流水を水筒に入れ
ミネラルいっぱいの美味しさを
味わってホッと一息
癒しを貰って登っていた
 
今回はその伏流水が飲みたく
京極にある人気のふきだし公園に
ドライブがてら行ってみる
 
札幌から中山峠越え
峠の紅葉は
ちょっと黄色味がかったくらいで
まだまだ今年の暑かった
夏を引きずっている
 
峠から望む羊蹄山は
上部雲がかかり雨が降る中
水は大丈夫かなぁと
余計な心配・・・
 
走り始めればフロントガラスに
時々小雨がぱらつき
ワイパーをかける
 
幸い雨は止み時折陽射しがそそぐ
国道沿いの向日葵畑が
羊蹄山を背に風に揺られ
自動車を止めてパチリ
 
ふきだし公園の広い駐車場は
他の駐車場に止まっているのか
自家用車も半分ぐらい
観光バスの場所は一台も止まってない
 
時々こだまが
聴こえるが全体的には静かだ
小川に架かる吊り橋を渡って
しばらく行くと右手に
瀬せらぎ音が聴こえる
 
細い小道を降れば
2リッター入りペットボトルの空を
何本も持ち
給水所にたむろして
湧き水の順番待ち
 
中国の観光客が大声で話し
展望橋を途中まで渡り
ここで大部分の人が
また来た道を引き返す
 
展望橋から見下ろす
大量の湧き水が滝をなして
小川を形成して
青苔の間に飛沫を上げていた
 
小池には透き通った綺麗な水が
漣を立てて流れ
明鏡止水そのものだが
橋の上から投げ銭するらしく
大量の銀貨が清流に
揺らぎ違和感を感じた
 
先の展望橋から階段を登れば
小高い丘に
地元住民が安全息災を願って
33観音が安置してあるので
何を感じたか投げ銭して
積もり積もったものか?
 
広場に出れば遠く展望台が聳え
100m位階段を登れば
そこへ辿り着く
客はここまで登らず
広い公園は手持ち無沙汰の感
 
公共下水管のカラーマンホールが
今はやりの洒落たもので
印象的
 
今日は道の駅も休館
駐車場に停めた車内で一休みして
宿泊地の温泉宿に向かった
 
 
 
 
 
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岩内温泉避暑

2023-08-03 | 旅行

札幌でも
毎日30度を超える真夏日
こんな時は海辺は涼しいのではと
いつもの岩内温泉に行くことに

道中外気温は31℃
中山峠越えでも29℃
自動車のガラスを開けて走っても
背中にはじわっと汗が・・・
 
岩内港付近で寿司か蕎麦をと車を
降りればちょうど昼時で
どこも暑さにめげずに長蛇の列
海辺というのに31℃です
 
駅前の蕎麦屋は並んではいたが
店内冷房が効いて
やっと生き返った心地
 
自動車に戻れば
炎天下地獄の車内
ざるそばの涼しい美味さが
去っていく
 
まだ3時チェックインの2時間前
暑くてどこへも行く気にならず
旅館へ直行
ホールで待たせてもらうことにした
 
なんと旅館は荷物も預かってくれ
良かったら温泉に入っていたらと・・・
タオルまで貸してくれ
本当に我が家の様な
親しい旅館だ
 
やったぁ!
早速ぬる湯にゆったり浸かり
サウナまで入り汗を流して
もう気分は最高
 
冷房の効いた
部屋へ案内され
本格的な木造建築の居心地に
ホッと一息
下界の暑さを忘れた
 
翌日、朝食はゆめぴりかのご飯に
いかの塩辛、メヌケの粕漬けと
幸せ感最高
 
暑い中行くあてもなく
一日中旅館内で温泉三昧
温泉も一日3回入ると
生ビールは美味いが
何故か疲れるものと・・・
 
昼食は磯の香りプンプンする
ノリとかき揚げうどんを作ってもらい
避暑感最高でした
 
明後日は帰省
畑の被害はどうかと気になるし
また暑さの中運転か・・・
早く秋風が吹く季節になればなぁ
 
 
 
 
 
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岩内 木田金次郎美術館

2023-05-30 | 旅行

旧国鉄岩内駅の跡地に
岩内出身の木田金次郎美術館が
建っている

円筒形と箱型の建物の玄関先に
紫と白い花を咲かせたライラックの
香りを一面に放ち良い気分で
我々を招き入れた
 
ターンテーブルと蒸気機関車の
イメージで造られたこの美術館
1階から2階まで展示室で
吹抜けがあって天井が高く
木田金次郎の風景画、静物画
そして岩内絵画教室展へと
動線が自然に導かれる
 
 
 風景画で『岩内山』の煌めく太陽
『夏の岩内港』の青い海の色
亡くなる直後の『薔薇』が印象的だった
 
洞爺丸沈没時の台風で岩内も
大火で中心部が全て焼き尽くされ
木田金次郎の絵も1500点余消失
それからまた描き始めた
今年生誕130年だそうだ
 
有島武郎との交際もあり
岩内で生涯過ごした木田金次郎
集中して見て精神的に疲れ
息抜きに屋上に出れば
周囲360度の展望台
遥かな海、港、残雪の岩内岳連邦
青い空、心地良い微風に気持ちは洗われ
スカッとする
 
 
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岩内 新井記念美術館へ

2023-05-28 | 旅行

岩内の新井記念美術館は
若い頃、見たことは見たが印象は無く
今回、旅館で割引券をいただき
喜び勇んで出かけた

 
ピカソ(2階)と西村計雄(1階)
有島武郎の生まれ出る悩みに影響受けた
北海道ゆかりの人達(地階)
三者の併合美術館である
 
ピカソを200点収納していると聞くが
出入口に飾った
鳩を中心に
手を握り合っている『平和』は
ウクライナの時節柄
変に共鳴し納得した
 
西村計雄はひかりを軸に!
直線と太陽と・・・
 
地階の画家達は有島武郎の
生まれ出る悩みに因み
皆それぞれ
精神的に悩んだ状況を描き
深刻な絵の数々
 
内容が多過ぎて頭混乱
生まれ出る悩みで・・・
 
外は秀峰岩内岳に残雪が残り
雲が靄って暑くも寒くもない
遠く海が見下ろせる
気持ち良い風景で
 
足元には芝桜に蝶が蜜を吸って
タンポポの綿毛が舞っていた
春だなぁ
 
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賀老の滝 見物始末記

2023-05-24 | 旅行

昔、賀老の滝は
渡島半島最高峰狩場山1519m登山中に
ちょっと垣間見ただけなので
それ程印象はなかった

知人から
賀老の滝はスケールが大きく
必見との話があって
岩内温泉に宿泊していたので
天気の良い日に登山軽装備で
島牧までドライブがてら出かけた
 
日本海を右側に見下ろしながら
海岸沿いの国道279号を走れば
車は時たますれ違う程度で
知らず知らずにスピードが出る
捕まるのではないかと
ビクビクしながら
まだ残雪のある秀峰狩場山を
傍観しながら次第に島牧へ近づく
爽快感には勝てなく
ついアクセルを踏む
 
そろそろ目的地付近と
道の駅島牧に立寄り
賀老の滝の経路を聞いたら
直ぐそこに案内板があるけど
滝の付近は5年前から土砂崩れがあり
熊も出没して通行止めと・・・
 
ここまで来たのだから
行けるところまで行って見ようと
山側森深く乗り入れて行った
 
しばらくブナ林が続き
渓流沿いに奥まると
突然、渓谷にまたがる橋の欄干に
通行止めの立札と非常線が架かって
その向こうに山道が消える
 
熊が出るのではと恐る恐る
車から降りて非常線を超え
橋の上から千走川を見下ろせば
綺麗な激流が岩にぶつかり
マイナスイオンが漂う
新緑の風が気持ち良い
しばらく天を仰ぎ
橋下の飛沫の行方を眺る
これが滝の水だと・・・
 
残念ながらここまでと
Uターンして間も無く
傍にバラックな宿を見つけ
千走温泉の看板が目に付く
 
入ろうと意を決して
玄関をくぐれば
年取った宿屋の御主人は
ホウキ片手に
誰も居ないからと・・・
 
入浴料金をありがたそうに受け取り
浴室に案内
ぬるいからゆっくり入ってください
今シャワーを出しますからと・・・
 
赤茶けた温泉は
鉄分の匂いがする温泉で
成分が床に張り付き
かけ流しで自然を楽しみながら
ゆっくり露天風呂へ
温泉らしさ倍加
 
宿屋の御主人は
人恋しさも手伝い話しまくる
 
入山禁止、川釣りも禁止と
今や入る人は少なく
メンテが大変とぼやくが
脱サラで買い受けたから
やらなければと・・・
 
奥まった山奥での生活に
満更でもない様子だったが
この先どうなる事かと・・・
 
そんな生活に羨ましく思い
でも真冬は寂しくなるのかと
同情しながら別れた
 
幅30m.落差70mの荘厳な滝を
見られなかったが
それはそれで良い思い出になったと
納得したドライブだった
 
 
 
 
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深疏水の透き通った岩内温泉 

2023-05-20 | 旅行

岩内温泉『おかえりなさい』は
湯加減ぬるめ、食事、料金と三拍子揃い
気に入ったので今度は3泊と
ゆっくり骨休め

二部屋続きの和室で
大型TVがセット
耳の遠い私はあまり関係ないが
心持ち優雅な気分に・・・
 
まず屋内風呂
水平な湯口から幕になって流れ
湯船からオーバフローする贅沢な
透き通った深疏水が
清潔感を際立たせる
 
温めの露天風呂は
誰も居なく
俺の風呂といった独占状態
葉桜を眺めながら
ゆったり浸る
 
 
静かな温泉で心身共にくつろげ
身体に溜まった老廃物が
洗い流され誠に気持ち良い
 
食事はあつさり浜料理
毎日具は違い
ホッケの焼き魚、ニシン塩焼、アサリ汁
等等・・・
 
新鮮な刺身の盛り合わせ
大きなふろふき大根     
いかの刺身、塩辛、
栗の茶碗蒸し、
パイナップルとオレンジ
ご飯はユメピリカ
アサリと鮭の味噌汁
港に近く新鮮度抜群
料理はいずれも熱々で
うまく飽きない
 
朝昼夕寝と1日4回も入浴で
従業員の方々の笑顔な対応と
親切さに最高
また来なくては❣️
 
 
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南部藩の陣屋跡

2023-01-31 | 旅行

室蘭の南部藩陣屋跡は
前から見たいと機会を探っていたが
今回北黄金貝塚からの帰り道
国道に標識を見つけ
あわててハンドルを切った

高速道路の橋桁下を潜れば
直ぐに室蘭市民族資料館(トンテン館)があり
正倉院を模しての校倉造りは
鉄を使って室蘭らしい
室蘭は鉄の町と言われる所以か・・・
 
資料館は明治以降の歴史資料を
収集展示していたが人はいない
館員が我々のためにわざわざ
照明を点けてくれたが
陣屋の資料はないとの事
 
身近な生活の
蓄音機、手回しミシン、農耕器具等々
わかりやすく収納展示され
しばし幼少期を思い巡らせたが
肝心の南部藩陣屋資料は無く
あてが外れ
陣屋は何処かと聞けは
資料館の後方にあり
歩いて5分ぐらいとのこと
 
私にとっては
トンテン館がちんぷん館だった
 
そのトンテン館を出て山道を登れば
史跡モロラン陣屋跡と立派な碑があった
 
 
幕末に幕府から命じられた
南部藩が蝦夷警備のため
山を削り平地にして築造
土塁が囲む見晴らしの良い陣屋跡で
外国船からの港の警護にあたり
13年間駐屯したが廃塁となる
 
今はその土塁とお堀が残り
陣屋には柱のあった基礎玉石が
規則正しく残り当時の家屋を
想像するしかない
 
 
駐屯した藩士が
堀の外に故郷の杉を植え
今や大木となり
陣屋を覆っていた
 
 
北海道には無い景色が
ここにはあり
藩士の寒さを凌いだ生活は厳しかった筈と
哀愁感が漂っていた
 
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北海道世界遺産 北黄金貝塚

2023-01-26 | 旅行

マイカーで苫小牧側から
国道36号線室蘭を過ぎて
内浦湾を左に垣間見て間も無く
北黄金貝塚の標識に気づいた

迷わず右折すれば
小高い丘陵と貝塚が顔面に広がり
崖地の足もとに資料館が・・・
 
小さな資料館は
残念ながら三月末まで閉館の貼紙
そこから見渡す広い貝塚は
夏来た時と違って誰もいなく
仮設小屋が2棟埋もれ
殺風景だった
 
ここ伊達地方は太平洋側に
位置するためか
比較的雪も無く
縄文の森と命名された小道には
どんぐりや胡桃、栃、等々
葉を落とした木々が繁り
胡桃の実など拾いながら頂まで登る
 
そこから貝塚を見下ろせば
約6000年前縄文前期
今より10mは高かった海と
豊富な樹木林の中で
大勢の人達が定住
争いもなく遥か遠くの
雪化粧の山を望みながら
漁業を中心に
狩猟
生活を
していたのか・・・
 
空には数羽のトンビが
悠々と舞っていたが
淡々と日々を過ごした
縄文時代に戻ったような
錯覚を覚え写真撮影を
忘れていた
 
どんより曇った寒い状況では
カメラは自動車内にうっかり置き
前回訪れた時の新緑写真を
載せる事で間に合わせた
 
 
 
 
 
 
 
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