6丁目のつぶやき

歩く、登る、耕す、聴く、造る、採る、乗る、見る、の写真ブログ徒然草

温泉のある白老へ

2024-11-25 | 旅行

札幌は雪が10㌢程積もり
支笏湖経由で太平洋側の白老まで
路面状況を気にしながら
速度を落として向かった

幸運にも途中から陽が射し始め
支笏湖から望む恵庭岳が秀逸
苫小牧では路面も乾き
快適なドライブです
 
以前、国道36号線に面した砂浜側に
汐風にさらされた
古びた木造2階建ての旅館が
虎杖浜に一軒唐突にあり
立ち寄ったことがある
 
小さな露天風呂で薄琥珀色の
まろやかな温度の低い
優しい塩化物泉であった
それを思い出しながら
ウポポイ博物館に行く
 
ウポポイにも温泉があるのか?と
白老観光案内所で聴くと
立派なホテルが建ち
温泉と食事が美味しいと
勧められて一泊の予約を・・・
 
日帰り客も入れるらしく
浴槽が多く変化に富み
サウナもある都会的な風呂ですが
鄙びた温泉が好みの私は期待外れ
 
どうやら露天風呂だけが
温泉で温度高め
ぬる湯の好きな私は
落ち着かなく残念でした
 
食事はバイキングスタイルで
評判の白老牛が食べられ
5階は大展望台で太平洋側と
山側は樽前山から
手前のウポポイ博物館までの大展望
 

ウポポイ観光客目当ての
ホテルだなと納得しました
 
 
 
 
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岩内の寿司屋さん

2023-09-26 | 旅行

以前、温泉旅館に泊まって
岩内の美味しいものはと聞けば
旬の魚を使ったお寿司屋さんと・・・

であれば昼は寿司屋さんへと
自動車で向かったが
予約なしで断られ
蕎麦屋さんになってしまった

今回は予約をとってからと
三軒の評判寿司屋さんを
女将に聞いた
親切にも電話番号をメモしてくれ
やつと一軒予約が取れ
念願の寿司を・・・
 
上質な寿司が安く食べられると
チラシに惹かれて行ってみれば
飲食店街の片隅で店はがらがら
11時半の予約が必要だったのか?
 
肝付きの大きな鮑刺身、酢の物、
お吸い物付いて
ウニ、イカ、マグロ、エビ、ホタテ
などなど前浜でとれた旬の魚
握り寿司8貫の
店長おすすめセットを頼む
 
旬なだけあって
どれもこれも美味しく
とくに鮑の刺身は
動いてシャリシャリ感抜群
お吸い物は湯気が立ち込め
スマホがくもる
 
ひれ酒がお勧めとあるが
車があるので
唾を飲んで諦めた
多分夜は客席満杯で流行るのだろう
 
割安で美味しく
満足感で満腹 
外は快晴で港が静かに凪いでいた
次回も昼の食事は
岩内で寿司と・・・
 
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ふきだし公園

2023-09-22 | 旅行
羊蹄山は富士山と同じ成層火山なので
周囲何処でも富士山と同じく
水は湧いてる
 
真狩の伏流水は羊蹄登山口にあり
何度も立ち寄り
その伏流水を水筒に入れ
ミネラルいっぱいの美味しさを
味わってホッと一息
癒しを貰って登っていた
 
今回はその伏流水が飲みたく
京極にある人気のふきだし公園に
ドライブがてら行ってみる
 
札幌から中山峠越え
峠の紅葉は
ちょっと黄色味がかったくらいで
まだまだ今年の暑かった
夏を引きずっている
 
峠から望む羊蹄山は
上部雲がかかり雨が降る中
水は大丈夫かなぁと
余計な心配・・・
 
走り始めればフロントガラスに
時々小雨がぱらつき
ワイパーをかける
 
幸い雨は止み時折陽射しがそそぐ
国道沿いの向日葵畑が
羊蹄山を背に風に揺られ
自動車を止めてパチリ
 
ふきだし公園の広い駐車場は
他の駐車場に止まっているのか
自家用車も半分ぐらい
観光バスの場所は一台も止まってない
 
時々こだまが
聴こえるが全体的には静かだ
小川に架かる吊り橋を渡って
しばらく行くと右手に
瀬せらぎ音が聴こえる
 
細い小道を降れば
2リッター入りペットボトルの空を
何本も持ち
給水所にたむろして
湧き水の順番待ち
 
中国の観光客が大声で話し
展望橋を途中まで渡り
ここで大部分の人が
また来た道を引き返す
 
展望橋から見下ろす
大量の湧き水が滝をなして
小川を形成して
青苔の間に飛沫を上げていた
 
小池には透き通った綺麗な水が
漣を立てて流れ
明鏡止水そのものだが
橋の上から投げ銭するらしく
大量の銀貨が清流に
揺らぎ違和感を感じた
 
先の展望橋から階段を登れば
小高い丘に
地元住民が安全息災を願って
33観音が安置してあるので
何を感じたか投げ銭して
積もり積もったものか?
 
広場に出れば遠く展望台が聳え
100m位階段を登れば
そこへ辿り着く
客はここまで登らず
広い公園は手持ち無沙汰の感
 
公共下水管のカラーマンホールが
今はやりの洒落たもので
印象的
 
今日は道の駅も休館
駐車場に停めた車内で一休みして
宿泊地の温泉宿に向かった
 
 
 
 
 
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岩内温泉避暑

2023-08-03 | 旅行

札幌でも
毎日30度を超える真夏日
こんな時は海辺は涼しいのではと
いつもの岩内温泉に行くことに

道中外気温は31℃
中山峠越えでも29℃
自動車のガラスを開けて走っても
背中にはじわっと汗が・・・
 
岩内港付近で寿司か蕎麦をと車を
降りればちょうど昼時で
どこも暑さにめげずに長蛇の列
海辺というのに31℃です
 
駅前の蕎麦屋は並んではいたが
店内冷房が効いて
やっと生き返った心地
 
自動車に戻れば
炎天下地獄の車内
ざるそばの涼しい美味さが
去っていく
 
まだ3時チェックインの2時間前
暑くてどこへも行く気にならず
旅館へ直行
ホールで待たせてもらうことにした
 
なんと旅館は荷物も預かってくれ
良かったら温泉に入っていたらと・・・
タオルまで貸してくれ
本当に我が家の様な
親しい旅館だ
 
やったぁ!
早速ぬる湯にゆったり浸かり
サウナまで入り汗を流して
もう気分は最高
 
冷房の効いた
部屋へ案内され
本格的な木造建築の居心地に
ホッと一息
下界の暑さを忘れた
 
翌日、朝食はゆめぴりかのご飯に
いかの塩辛、メヌケの粕漬けと
幸せ感最高
 
暑い中行くあてもなく
一日中旅館内で温泉三昧
温泉も一日3回入ると
生ビールは美味いが
何故か疲れるものと・・・
 
昼食は磯の香りプンプンする
ノリとかき揚げうどんを作ってもらい
避暑感最高でした
 
明後日は帰省
畑の被害はどうかと気になるし
また暑さの中運転か・・・
早く秋風が吹く季節になればなぁ
 
 
 
 
 
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岩内 木田金次郎美術館

2023-05-30 | 旅行

旧国鉄岩内駅の跡地に
岩内出身の木田金次郎美術館が
建っている

円筒形と箱型の建物の玄関先に
紫と白い花を咲かせたライラックの
香りを一面に放ち良い気分で
我々を招き入れた
 
ターンテーブルと蒸気機関車の
イメージで造られたこの美術館
1階から2階まで展示室で
吹抜けがあって天井が高く
木田金次郎の風景画、静物画
そして岩内絵画教室展へと
動線が自然に導かれる
 
 
 風景画で『岩内山』の煌めく太陽
『夏の岩内港』の青い海の色
亡くなる直後の『薔薇』が印象的だった
 
洞爺丸沈没時の台風で岩内も
大火で中心部が全て焼き尽くされ
木田金次郎の絵も1500点余消失
それからまた描き始めた
今年生誕130年だそうだ
 
有島武郎との交際もあり
岩内で生涯過ごした木田金次郎
集中して見て精神的に疲れ
息抜きに屋上に出れば
周囲360度の展望台
遥かな海、港、残雪の岩内岳連邦
青い空、心地良い微風に気持ちは洗われ
スカッとする
 
 
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岩内 新井記念美術館へ

2023-05-28 | 旅行

岩内の新井記念美術館は
若い頃、見たことは見たが印象は無く
今回、旅館で割引券をいただき
喜び勇んで出かけた

 
ピカソ(2階)と西村計雄(1階)
有島武郎の生まれ出る悩みに影響受けた
北海道ゆかりの人達(地階)
三者の併合美術館である
 
ピカソを200点収納していると聞くが
出入口に飾った
鳩を中心に
手を握り合っている『平和』は
ウクライナの時節柄
変に共鳴し納得した
 
西村計雄はひかりを軸に!
直線と太陽と・・・
 
地階の画家達は有島武郎の
生まれ出る悩みに因み
皆それぞれ
精神的に悩んだ状況を描き
深刻な絵の数々
 
内容が多過ぎて頭混乱
生まれ出る悩みで・・・
 
外は秀峰岩内岳に残雪が残り
雲が靄って暑くも寒くもない
遠く海が見下ろせる
気持ち良い風景で
 
足元には芝桜に蝶が蜜を吸って
タンポポの綿毛が舞っていた
春だなぁ
 
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賀老の滝 見物始末記

2023-05-24 | 旅行

昔、賀老の滝は
渡島半島最高峰狩場山1519m登山中に
ちょっと垣間見ただけなので
それ程印象はなかった

知人から
賀老の滝はスケールが大きく
必見との話があって
岩内温泉に宿泊していたので
天気の良い日に登山軽装備で
島牧までドライブがてら出かけた
 
日本海を右側に見下ろしながら
海岸沿いの国道279号を走れば
車は時たますれ違う程度で
知らず知らずにスピードが出る
捕まるのではないかと
ビクビクしながら
まだ残雪のある秀峰狩場山を
傍観しながら次第に島牧へ近づく
爽快感には勝てなく
ついアクセルを踏む
 
そろそろ目的地付近と
道の駅島牧に立寄り
賀老の滝の経路を聞いたら
直ぐそこに案内板があるけど
滝の付近は5年前から土砂崩れがあり
熊も出没して通行止めと・・・
 
ここまで来たのだから
行けるところまで行って見ようと
山側森深く乗り入れて行った
 
しばらくブナ林が続き
渓流沿いに奥まると
突然、渓谷にまたがる橋の欄干に
通行止めの立札と非常線が架かって
その向こうに山道が消える
 
熊が出るのではと恐る恐る
車から降りて非常線を超え
橋の上から千走川を見下ろせば
綺麗な激流が岩にぶつかり
マイナスイオンが漂う
新緑の風が気持ち良い
しばらく天を仰ぎ
橋下の飛沫の行方を眺る
これが滝の水だと・・・
 
残念ながらここまでと
Uターンして間も無く
傍にバラックな宿を見つけ
千走温泉の看板が目に付く
 
入ろうと意を決して
玄関をくぐれば
年取った宿屋の御主人は
ホウキ片手に
誰も居ないからと・・・
 
入浴料金をありがたそうに受け取り
浴室に案内
ぬるいからゆっくり入ってください
今シャワーを出しますからと・・・
 
赤茶けた温泉は
鉄分の匂いがする温泉で
成分が床に張り付き
かけ流しで自然を楽しみながら
ゆっくり露天風呂へ
温泉らしさ倍加
 
宿屋の御主人は
人恋しさも手伝い話しまくる
 
入山禁止、川釣りも禁止と
今や入る人は少なく
メンテが大変とぼやくが
脱サラで買い受けたから
やらなければと・・・
 
奥まった山奥での生活に
満更でもない様子だったが
この先どうなる事かと・・・
 
そんな生活に羨ましく思い
でも真冬は寂しくなるのかと
同情しながら別れた
 
幅30m.落差70mの荘厳な滝を
見られなかったが
それはそれで良い思い出になったと
納得したドライブだった
 
 
 
 
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深疏水の透き通った岩内温泉 

2023-05-20 | 旅行

岩内温泉『おかえりなさい』は
湯加減ぬるめ、食事、料金と三拍子揃い
気に入ったので今度は3泊と
ゆっくり骨休め

二部屋続きの和室で
大型TVがセット
耳の遠い私はあまり関係ないが
心持ち優雅な気分に・・・
 
まず屋内風呂
水平な湯口から幕になって流れ
湯船からオーバフローする贅沢な
透き通った深疏水が
清潔感を際立たせる
 
温めの露天風呂は
誰も居なく
俺の風呂といった独占状態
葉桜を眺めながら
ゆったり浸る
 
 
静かな温泉で心身共にくつろげ
身体に溜まった老廃物が
洗い流され誠に気持ち良い
 
食事はあつさり浜料理
毎日具は違い
ホッケの焼き魚、ニシン塩焼、アサリ汁
等等・・・
 
新鮮な刺身の盛り合わせ
大きなふろふき大根     
いかの刺身、塩辛、
栗の茶碗蒸し、
パイナップルとオレンジ
ご飯はユメピリカ
アサリと鮭の味噌汁
港に近く新鮮度抜群
料理はいずれも熱々で
うまく飽きない
 
朝昼夕寝と1日4回も入浴で
従業員の方々の笑顔な対応と
親切さに最高
また来なくては❣️
 
 
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南部藩の陣屋跡

2023-01-31 | 旅行

室蘭の南部藩陣屋跡は
前から見たいと機会を探っていたが
今回北黄金貝塚からの帰り道
国道に標識を見つけ
あわててハンドルを切った

高速道路の橋桁下を潜れば
直ぐに室蘭市民族資料館(トンテン館)があり
正倉院を模しての校倉造りは
鉄を使って室蘭らしい
室蘭は鉄の町と言われる所以か・・・
 
資料館は明治以降の歴史資料を
収集展示していたが人はいない
館員が我々のためにわざわざ
照明を点けてくれたが
陣屋の資料はないとの事
 
身近な生活の
蓄音機、手回しミシン、農耕器具等々
わかりやすく収納展示され
しばし幼少期を思い巡らせたが
肝心の南部藩陣屋資料は無く
あてが外れ
陣屋は何処かと聞けは
資料館の後方にあり
歩いて5分ぐらいとのこと
 
私にとっては
トンテン館がちんぷん館だった
 
そのトンテン館を出て山道を登れば
史跡モロラン陣屋跡と立派な碑があった
 
 
幕末に幕府から命じられた
南部藩が蝦夷警備のため
山を削り平地にして築造
土塁が囲む見晴らしの良い陣屋跡で
外国船からの港の警護にあたり
13年間駐屯したが廃塁となる
 
今はその土塁とお堀が残り
陣屋には柱のあった基礎玉石が
規則正しく残り当時の家屋を
想像するしかない
 
 
駐屯した藩士が
堀の外に故郷の杉を植え
今や大木となり
陣屋を覆っていた
 
 
北海道には無い景色が
ここにはあり
藩士の寒さを凌いだ生活は厳しかった筈と
哀愁感が漂っていた
 
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北海道世界遺産 北黄金貝塚

2023-01-26 | 旅行

マイカーで苫小牧側から
国道36号線室蘭を過ぎて
内浦湾を左に垣間見て間も無く
北黄金貝塚の標識に気づいた

迷わず右折すれば
小高い丘陵と貝塚が顔面に広がり
崖地の足もとに資料館が・・・
 
小さな資料館は
残念ながら三月末まで閉館の貼紙
そこから見渡す広い貝塚は
夏来た時と違って誰もいなく
仮設小屋が2棟埋もれ
殺風景だった
 
ここ伊達地方は太平洋側に
位置するためか
比較的雪も無く
縄文の森と命名された小道には
どんぐりや胡桃、栃、等々
葉を落とした木々が繁り
胡桃の実など拾いながら頂まで登る
 
そこから貝塚を見下ろせば
約6000年前縄文前期
今より10mは高かった海と
豊富な樹木林の中で
大勢の人達が定住
争いもなく遥か遠くの
雪化粧の山を望みながら
漁業を中心に
狩猟
生活を
していたのか・・・
 
空には数羽のトンビが
悠々と舞っていたが
淡々と日々を過ごした
縄文時代に戻ったような
錯覚を覚え写真撮影を
忘れていた
 
どんより曇った寒い状況では
カメラは自動車内にうっかり置き
前回訪れた時の新緑写真を
載せる事で間に合わせた
 
 
 
 
 
 
 
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千里真志保の碑

2023-01-22 | 旅行

国立アイヌ民族博物館の知里真志保特別展示で
アイヌ文化や
アイヌ語研究の原稿
アイヌ語辞典を観て
博物館を後にした

ところが
国道36号線登別付近で
千里真志保碑の道路標識が
見落とすぐらい小さく表示
アイヌ語の先生だと
急遽脇道に入って行ってみた
 
先祖はアイヌ人らしく
東京帝大大学院を中退して
アイヌの研究者として
北海道大学から博士号をもらったと・・・
 
「分類アイヌ語辞典」など多くの業績を残し
アイヌの差別や
その他アイヌの研究のずさんさを批判
その存在と主張はアイヌにとっての精神的支柱に
なったと献碑に書いてあった
 
姉の知里幸恵のアイヌ神謡集の一節
 
「銀のしずく
降れ 降れ まわりに」 
 
と大きな碑が立てられていた
 
そこから山の上に
墓があるとの標識
これも見なくてはと
どこだどこだと目をさらのようにして
小山の頂まで走った
 
ひと町内ぐらい広い墓地は
和人の墓の集合で
姉の幸恵や身内の人々知里家の墓も
片隅にあったが和人墓と比べ
石の積み方が素朴で
自然体なかたちに好感を覚えた
 
 
 
 
 
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瑞鳳殿観光と仙台城

2022-10-15 | 旅行

仙台港19時出航迄に
5時間の余裕があり
仙台観光を思い立った

観光スポットを一巡りする
シティバスが仙台駅より
30分ごとに発車すると聞いて
満員の中乗った
 
瑞鳳殿前で降り、杉木立の参道内の
中央階段を登り唐門を潜れば
伊達藩祖政宗公が眠る霊屋が出迎える
両側に殉死した家来20名の燈篭
が当時の風習とは言え痛々しい
 
 
建物は戦災で焼滅したが
コンクリート構造で再建
桃山文化の豪華絢爛な遺風を伝えている
 
石棺には遺骨や埋葬品が残り
隣接の記念館に展示してあるが
刀等腐食が激しく原型を留めない
 
政宗公の遺骨を分析した結果は
身長159cmと当時は普通
鼻は高く当時の日本人とは
ちょっと違っていたとの事
 
そう言えば幕府が
伊達藩の資金を削ぐために
日光東照宮建立の費用を負担させたが
その豪華絢爛な姿と
同質だなぁと思いながら
また混んでいるシティバスに乗り
次のスポット仙台城に向かう
 
仙台城は城のイメージと言うより
高台にある公園のようで
青葉公園と言われる所以
そこから見る仙台市は大都会そのもの
騎馬に乗った独眼竜政宗銅像は
修理中で無かった
 
 
伊達62万石の居城跡は
天然の要害青葉山に建ち
お堀も川のように見えて
崩れた石垣や本丸石垣に往時の
ロマンを感じるが
観光スポットのせいか
観光客が多くて
落ち着かなかった
 
 
 
 
落ち着いてまたの機会と
早く切り上げ駅構内の老舗で
特上牛タンと生ビールを
食べご機嫌で
洋上の人となった
 
 
 
 
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大船渡線のドラゴン列車

2022-10-02 | 旅行

新幹線を降り一ノ関駅構内に
にわか作りの
臨時情報案内所が目に付き
気仙沼までの行き方を聞くために
飛び込んだ

メガネをかけマスクごしに
おばさんが早口で
バスや汽車の時刻表を指し
該当箇所にサインペンで親切にマーク
大船渡線の
別名ドラゴン列車で猊鼻渓もあるし
是非お勧めと・・・
 
おまけに地産の土産品
一ノ関観光マップ等々渡し
縷々説明してくれた
 
自称鉄道ニセマニアの小生
昔、太平洋側大船渡まで
快速で走っていた
スーパードラゴン列車

東日本大震災のあと
一ノ関 気仙沼間が
普通自由席となった
ドラゴン列車と聞いて
途中日本100景 名勝猊鼻渓もあるし
乗らない訳には行かない
 
バスの時間表そっちのけで
三番線から間も無く発車の
アナウンスにすぐ飛びついた
 
二両編成のワンマン列車は
キハ100系気動車で
窓にカーテンが下がり
ゴージャス感満点
 
 
ボックス席は空いて
足を伸ばしゆっくりゆらゆら
何故ドラゴン列車と言うのか
ずっと考えている間にうとうして
気が付けば
猊鼻渓の駅を通過していた
 
 
 
 
 
パンフに魅了された猊鼻渓は
帰りに観ればと
ガラガラ車内をカメラ片手に
動きまわり
地方鉄道を満喫できた
 
 
 
 
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史跡 大森勝山遺跡

2022-07-04 | 旅行

津軽平野を走って
岩木山が徐々に近づいてきた
その麓に大森勝山遺跡がある筈だ

自動車ナビは効かず
外れのガソリンスタンドのお兄さんに
聞いても津軽弁でわからず
最寄りの管理施設に
電話して行き先を聞いても要領を得ない
迷走しているうちに
小さな看板が目に入りようやく辿り着いた
 
りんご畑の傍に
広い砂利敷き駐車場
パンフ置き場、仮説のトイレがポツンと
置いてあり
見学者の自動車が脇に2台停まる
 
ここはまだまだ
整備されていない様だが
かえって違和感はない
隣はリンゴ畑でまだ小さい
 
 
 
道案内版表示に従って
森中を歩き出したが
踏みならされた小道は
次第に縄文の世界に誘う
 
 
突然開けた大地の向こうに
岩木山がドーンと見え
初夏の樹木が風に靡いて
縄文時代と同じ景色か
ストーンサークルが現れた
 
 
直径約50mの円形環状列石の後ろに
岩木山が構えて
冬至の日には山頂に太陽が沈む
祭りの頂点に達する祈りの場
なんと神々しいではないか・・・
 
 
周囲から祭りの道具と考えられる
円盤状石製品が250点見つかっている
 
周囲に建物は見受けられず
雄大な自然の中
岩木山とともに生きた
縄文人を想いロマンは尽きない
 
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史跡 亀ヶ岡石器時代遺跡

2022-06-28 | 旅行

国道12号線を走っていたら
大きな石像のモニュメントが飛び込んだ
小さな駐車場と立派なトイレ

その脇には
水が溜まった窪地にしだが生い茂り
説明板がある
 
遮光器土偶の『しやこ』に『ちゃん』
をつけて
しやこちやん広場の愛称は
おもしろい
 
 
この場所からあの
高さ34.5cm大きなメガネの
有名な大型遮光土偶が出土
(現在は東京国立博物館に収蔵展示)
したとは・・・
 
大規模な共同墓地だったと
看板には書いてあったが
捨て場で漆塗土器、遮光器土偶
石器、玉類など多数出土
この様な谷間の湿地地帯で
発見されたとは
他の縄文遺跡の風景とは
異なっている
 
縄文時代晩期(約2000〜2400年前)
東に張り出した台地には
共同墓地として
土坑墓か100基以上見つかって
そこからも土器、石器、土偶が
遺物として見つかっている
 
今は埋め戻され土坑墓も見られない
 
 
そこから歩って10分
隣接の田小屋野貝塚
縄文時代中期(約6000〜4000年前)と
併せ台地上に立地
温暖化に伴う海面上昇で湖沼域が
広がって
貝塚の出土がそれを証明していた
 
 
木造亀ヶ岡考古資料室に土器、石器、土偶、玉類が
多数展示
広範囲な遺跡群に
6000年の間営まれた
悠久の時を感じざるを得ない
 
 
 
 
 
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