札幌雪祭りの準備

一週間後の雪祭りの準備の様子を見に
大道り会場に行ってみた
個人参加の雪像はまだ取りついたばかりで
箱型が多く並んでいたが
ワイワイガヤガヤ皆楽しそうに水をかけたり
シャベルを持ち歩いて削り始めていた


一方自衛隊の雪像は大がかりに足場を組んで
緻密な塑像が一部分垣間見え
陽に照らされていた

予報は暴風雪がくるとか
穏やかな日が続けばなぁと空を見上げたが

津軽半島への憧憬

太宰治の「津軽」や司馬遼太郎の「北のまほろば」を読み
地図とにらめっこがここ一か月続いている
太宰の屈折した考え方は
旧家に生まれたこともさることながら
貧しかった凶作の風土も影響している気がするし
また司馬の新石器時代のヤマトの国は
日本で一番豊かな地方であったとの記述もあるし
にわか仕込みの知識をもとに
太宰治の出生地津軽半島を雪に閉ざされた今
きままなのんびり旅をしたい衝動が胸にふりかかる

ブログのネタ切れと合わせて
まず真冬の弘前城心にかかりて
芭蕉翁「奥の細道」の心境なのである

猛吹雪の玄関前

吹雪が窓に吹きつけ桟にへばりつく
これでは家から出られなくなるかもと玄関の扉を
開けたら新聞配達の足跡だけ


車庫前は雪に埋もれて車が出られない

今日は除雪で
良くなりかけた肩がまた疼きだすだろう
老人にはつらい季節の到来だ
それにしても今年は降るねぇ

多分あと数年でこのままでは生活ができなくなるのでは

マシンルーム

今年は降雪が少ないと思ったら
さにあらずここにきてどっさと降る
運転もままならぬ状態が続く
雪かきで腕は五十肩のような痛さが一週間以上残るし加齢かなぁ～
体を鍛え直さねばと体育館のマシンルームへ行ったがここもお年寄りばかり
歩きに替えてごまかしはしたが

藻岩山スキー場

快晴で風なく暖かいので
数十年ぶりに藻岩山スキー場へ行った
今や短いカービングスキーが全てで
小生のような傷だらけの幅の無いロングスキーは誰もいない

昨日融けた雪面は今朝はアイスバーン状態で
エッヂは効かず、ふとももはガチガチ
滑るよりリフトに乗っている方がほっとする

これも加齢のなせるわざか
でも
青い空、白いゲレンデ、樹林
そしてこだまする声は今も変わらず
若返って感動
小学生のスキー教室ばかりだったが
若さと爽快感をもらった
万歳

曙

朝起きると朝日が窓一面にあたり
室内に眩しく射しこんでいる
久しぶりの太陽を見ると心が晴れ晴れする
まさに曙にふさわしい


朝ぼらけ　ありあけの月と見るまでに　吉野の里に降れる白雪　
なんて言っちゃって

今日はスキーに出かける気分になった

猛風雪で踏んだり蹴ったり

みぞれ模様の旭岳からの帰りバスは順調だったが
札幌行き高速バスは全便運休
JRには乗れたが途中の踏切で車が立往生したらしく
急ブレーキがかかり電車もストップ

怪我人は出なかったが
やっと走りだしたら今度は
滝川駅構内で
ポイントが切り替わらずまたもストップ
駅舎の窓ガラスは雪がへばり付き
扉も開かない始末

岩見沢駅では乗換え電車は来ても
車掌が不在でドワーが開かなく
乗れない始末
私も大変だが
JRも列車のやりくりと経過放送が大忙しです

ご苦労様
猛吹雪で踏んだり蹴ったり
札幌へよく帰れたものだ

夕日が氷点下のもやった空気に

夕日が氷点下のもやった空気に反射し
辺り一面に孔雀の羽根の様に真紅が広がる
夕暮れ時の神々しい自然の美しさか！

旭岳

天気は雲一つ無いスカッパレ
恒例の正月旭岳登山
-25度Cの微風も手足はガチガチで
感覚無し
スマホはバッテリーダウンで役立たず
鼻水はツララ状態で垂れ下がる
雪原はどこまでも白く
気高く厳かないで立ちの旭岳が陽光に眩しい
遠くトムラウシ山、忠別岳、十勝連峰が
雲海の上に浮かぶ
あまりに神々しくしばらく立ちすくんだ

くるみに絡ませた餅

沢山もらった鬼ぐるみを金槌で割り
家族全員でそれをピンセットでほじくり


くるみ汁を作る

東北独特の
正月雑煮の中の柔らかくなった餅を
くるみ汁にからませ食べる
餅との相性が良く実に旨い
まさに伝統の絶やしたくない食べ方だ

松飾り

友人が例年
松、竹それに荒縄で心をこめて創った
松飾り　を届けてくれる
それを玄関先に飾って
厳かに
身も心もひきしまった正月を迎えた

お迎えの準備は万端
歳神様は必ず来るだろう

もちろん「おとそ」を飲んで一年間の邪気を払い
家族全員のすこやかな健康を願って
飲みすぎないようにしなければ