青山潤三の世界・あや子版

あや子が紹介する、青山潤三氏の世界です。ジオログ「青山潤三ネイチャークラブ」もよろしく

ElvisとBeatlesの狭間で~Johnny Tillotsonの時代【復活第4回】

2013-05-22 21:36:13 | アメリカン・ポップスearly60’s
You-tube再生回数ベスト5(+α)の紹介

しんどい話題が続いたので、久しぶりにノー天気な話題で行きます。

ベトナムにいるメリットは、中国と違ってYou-tubeが開けることです。Johnny Tillotsonやアメリカンポップスの新たな話題は山ほど発見したのですが、まずは気楽に、ごく一般的なテーマで。

Johnnyのyou-tube再生回数は、他の同時代の歌手と比べて、かなり少ないように思います。原因はいろいろあるでしょうが、リアルタイムでの動画がほとんどないということも一因かも知れません。

もっとも、ここのところチェックし続けている、個人的には大変に興味がある1970年~80年代の楽曲に至っては、再生10回とか100回の単位なので、それに比べれば60年代のヒット曲群は、何万~何十万回と圧倒的に多いのですが。

数少ない全盛期の動画としては、1963年の「Judy Judy Judy」、1964年の「Talk Back Trembling Lips」などがあり、ことに後者は溌剌とした若いジョニーの魅力が溢れていて、以前にアップされていたものは、たしか100万回近くまで再生されていたはずです。それがなぜか数年前に突然消されてしまい、現在も同じ動画が数パターン貼り付けられてはいるのですが、どれも画質がまるっきり悪い(消された動画はずっと良かった)のです。

というわけで、再生回数トップ争いは30万回前後で、おなじみの5曲(アメリカン大ヒット3曲と、第三国?大ヒットの2曲)が踵を接した争いとなっています。5曲とも数多くのヴァージョンが貼り付けられているので、トータルではどの曲がトップになるのか、微妙なところだと思います

次点は意外なことに本人のヒット曲ではなく、アルバムカットの「悲しき雨音」。ジョニーの「悲しき雨音」は2バージョン貼り付けられていて、もうひとつのほうも21万回再生されています。
再生220579回 Johnny Tillotson - Rhythm Of The Rain

5位は、アメリカンノンヒットで東南アジアなどで大ヒットしたらしい「ジュディ、ジュディ、ジュディ」。数多くのバージョンが貼り付けられているも、芸術的完成度の最も高いと思われる「ジュディー・ガーランド・イメージ」の画像、音質も非常によいこのバージョンがトップなのは、妥当なところでしょう。
再生276611回 Johnny Tillotson - Judy Judy Judy

4位は「ポエトリーインモーション」。これも多くのバージョンがあり、ほかに音質も動画もずっと良いのがあるのに、回数トップが余り音質が良いとは言い難いこのバージョンというのは解せません。
再生358611回 Johnny Tillotson - Poetry In Motion


3位は、「ジュディ、ジュディ、ジュディ」と並ぶ“第三国ヒット曲”「こんなに愛して」。「ポエトリー」同様、数多くのバージョンのうち、なぜか最も音質が悪そうな当バージョンがトップ。
再生365472回 Johnny Tillotson - Why Do I Love You So


2位は、これまでずっと1位を続けてきた「涙ながらに」。
再生374379回 Johnny Tillotson - It Keeps Right On A Hurtin'


そして今週逆転1位となったのが「夢の枕を」。多数のバージョンが貼り付けられている2~5位の各曲と異なり、やや少なめなのが功を奏したのかも知れません。
再生377511回 Johnny Tillotson - Send me the pillow you dream on


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いつものごとく、“謎の第三国ヒット”「ジュディ、ジュディ、ジュディ」と「こんなに愛して」の検索をしていたら、また多くの不思議カバーが新たに貼り付けられていました。そのうち2曲を紹介します。

Johnny Tillotson(注:実際は現地女性歌手)- Why Do I Love You So (Bossa Chill Version)これは素敵ですね! 東南アジアのみでなくラテン圏でもヒットしたようです。

羅銘偉 护老院敬老义唱 - Judy Judy Judy(Johnny Tillotson) Law Michael Charity
東南アジアに於ける“ラインダンス”の定番曲(別題「ジョニーズ・ガール」)ではあるのですが、“養老院”でも唄われている(他にも数バージョンがありました)とは知らなかった。日本限定の大ヒット曲「キューティー・パイ」が、「伊東ゆかり」をはじめとした女性シンガー専用?の曲となっている(「内田裕也」盤あり、笑)のに対し、この「ジュディ、ジュディ、ジュディ」は、アジア系の男性歌手のカバーがほとんどです。日本人女性歌手に於ける「キューティー・パイ」同様に、どのカバー盤もまるで下手糞で聞いていられないのですが、そのなかでこの歌手のものは、かなり出来が良い方だと思います。

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