場末の雑文置き場

好きなことを、好きなときに、好き勝手に書いている自己満ブログ。

「相棒」最終回が濃厚なファザコン回だった件。

2014年03月20日 | 映画・ドラマ

あんちゃん、顔も濃いけどキャラも濃いよ!

ファザコン駄々っ子に二時間振り回される話が最終回で、本当にいいのか相棒。
重い話じゃないから、純粋に楽しめはしたけどね。

今回の犯人(以下あんちゃんと呼ぶ)、凶悪なんだけど、おバカで、ちょっと不憫で、なんだか憎めなかった。
コワモテヤクザのくせに「お父ちゃん、お父ちゃん」言っててうっかり萌えてしまいそうになった。危ない危ない。

考えようによっては萌え要素てんこ盛りの回だったような。女性受けは悪くないんじゃないかな、多分。

あんちゃんって、おっさんだけど、ヒゲだけど、結構イケメンなんだよな。
あんちゃんだけじゃない。よく見たら御影兄弟全員イケメンだった。しかも、三人とも全然違うタイプ。
長男は(良く言えば)ワイルド系。次男はインテリメガネ、一人称は「ぼく」。三男は繊細で優しいタイプ。
いいね。実にいいね。

この回は真面目に見るんじゃなくて、腐った目で見るのが正しい見方のような気がしてきた。私腐女子じゃないけど。

ところで、カイトがあんちゃんに撃たれてたけど、頭をやられてたら一巻の終わりだったよね。


母親を責めるなよ

2014年03月19日 | ジェンダー・家族等

ベビーシッターの事件で、被害者であるはずの母親が世間に向けて謝っていたのを見て、いたたまれない気持ちになった。
なんで謝るのか、最初はわけがわからなくて違和感があったけど、この人を非難する人が少なくないということがだんだんわかってきた。ひどい話だ。
インタビュアーの口調も、少し彼女を責めているように思えて仕方なかった。子供を亡くして失意のどん底にいるはずなのに、そのうえ他人から非難されるなんて、あまりにも気の毒。理不尽。

母親は自分で子供を育てろ、他人に任せるなって言いたいんだろう、非難する側は。だけどお金がなきゃ子供だって困るんだよ。子育てにいくらかかると思ってるんだ。

私の知り合いにもシングルマザーは何人かいるから、その大変さは少しはわかる。みんなお金も時間もなくて、それでも頑張って生きてる。立派だな、といつも思う。私には真似できない。

本当、母親に負担がかかりすぎるんだよな。少しでも手を抜こうとすると、ものすごい勢いで叩かれる。これで、子供を預けて遊んだりしていたらどれだけ非難されるか、想像するだけで恐ろしい。

私にはとても無理。完璧な母親になんてなれない。やっぱり産むのよそう、ってことになる。こんなんじゃ、少子化が進むのも必然だよな。


マレーシア人がオリンピックで金メダルをとる日が、いつか来てほしい

2014年03月18日 | スポーツ

マレーシアは、まだオリンピックで金メダルを取ったことがない。

冬季オリンピックには参加したことすらない。まあ暑い国だから当然といえば当然かもしれないけど。

私は何故かマレーシアが好きだ。対戦相手が日本選手でも、もちろんマレーシア選手を応援する。
だって日本、そんなにスポーツ強くないといっても金メダルいくつも持ってるし。

同じ東南アジアのタイやインドネシアは金メダルをいくつかとっているんだけど、マレーシアはゼロ。ついでにフィリピンもゼロ。

マレーシアのいままでの獲得メダルは銀3、銅3の計6。
そのうち5個がバドミントンでのもの。
マレーシアでは、バドミントンは大変人気のあるスポーツだ。

ロンドンオリンピックの時、体操の次に気になっていたのがこのバドミントンだった。もしかしたらマレーシア初の金メダルがとれるかも、という期待があったので。

マレーシアに、とても強いバドミントン選手がいる。
リー・チョンウェイ選手。世界ランク1位で、前回・北京大会の銀メダリスト。マレーシア人でこの人を知らない人はいない(多分)。

Badminton-lee chong wei

というわけで、チョンウェイ様の勇姿を見たかったのに、テレビではなかなか放送されなかった(日本選手と対戦しないから)。
私は、バドミントン男子シングルスに関しては日本選手のことはどうでもよく(すみません)、チョンウェイ様だけを応援していた。
NHKのサイトで全競技が見られると、決勝戦の間近になってから知った。
(NHK様ありがとうございました。素晴らしいサービスだと思います。)

ところが、決勝戦の時間が、ずっと応援していた鄒凱選手(中国)の出場する体操・種目別床の時間と重なってしまった。
どっちも見たかった。でも結局、鄒凱選手をとった。
チョンウェイ様が第一セットを取るところまでは見届け、それから体操に移動。
チョンウェイ様の最大のライバル、林丹選手も中国の選手。
(どうでもいいことだけど、顔だけ見たら林丹の方がマレーシア代表っぽく見える)

中国の、金メダル有力の種目が同時刻に放送されていたということ。
これは、中国選手を応援したい中国人にとっても悩みどころだったのではないかな。
この場合、多分林丹が優先されるのかなあ。林丹のほうが人気ありそう。私は鄒凱大好きだけど。

残念ながら、チョンウェイ様は金メダルならず。やっぱり強かったな、林丹。
でも鄒凱が金メダルだからそれは嬉しかったんだけど。
その日は複雑な気持ちだった。嬉しいのと残念なのとで。


チョンウェイ様、ついこの間全英オープンで優勝したね。
うちではJSPORTS映らない環境だから見られなかったけど、見たかったな。
調べたら、今も世界ランク一位なのね。(2014年3月18日現在)
三位は日本の田児。田児すごいな。その割にはあまり話題にならない気がするなあ。
チョンウェイ様、次のオリンピックにはもう出ないのかな。出ないんだろうな。
そろそろ引退だって噂もあるけど……。

クアラルンプールでオリンピックが開催されて、セパタクローが種目に入っていて、そこでマレーシアが金メダルをとる日が、来るといいな。
バドミントンの金メダルも見たいけど。


ネット上では、むしろぼっちでいたい

2014年03月18日 | その他

twitterは、フォローが5未満だと「こちらのユーザーもフォローしてみませんか?」という表示が永遠に出続ける。他人とつながることを強要されている気がして、私には少し居心地が悪かった。
他人のつぶやきが自動的に流れてくるシステムも、じっくり考えて何かを書きたい時には邪魔だった。空気を読まなきゃならない気もしてくるし。twitterなんてじっくり考えて書くものじゃないんだろうけど。

twitterはまだいいけど、facebookなんかは究極に自分に向いていないツールだろうな。人とつながってなんぼみたいだから。

私にはSNSよりブログのほうが向いているんだと思う。
まあ、ブログだって大概の人は他のブロガーと交流していたりするんだろう。でも、私はぼっちのほうが気楽でいいや。人のブログを読むのは好きだし、よく読むブログもあったりするけど、つながりたいという気持ちはない。
下手に他人とつながると、「こんなこと書いたら、あの人にどう思われるかな?」なんて余計なこと考えて、書きたいことが書けなくなりそうだ。政治の話もたまに書いてしまうから余計にそう思う。
だから、このブログにはコメント欄も付けていない。私も人のブログを読んだときにコメントなんてしないしな。

もちろん、知人の誰にも自分のブログのことは教えていない。書ける内容が制限されてしまうから。「友達に自分のブログを見てもらいたい」って人は、私とは人種が違うんだろうな。

このブログはタイトルの通り記事の統一感もないしアクセス数も少ないけど、好きなときに好きなことが書けるから、書いていて楽しい。
テーマを絞ったり、人に受けそうなネタを考えて書いたり、毎日更新にしたりしていたら、しんどくなってまず続かなかったと思う。


体操の「個人総合」と「種目別」の違い

2014年03月16日 | スポーツ

最近、体操の白井選手がテレビでよく取り上げられるようになって嬉しい。
ただ、白井選手に関するネット上のコメントを見ていてこれは違うだろ、と思ったことがある。

「白井が内村に勝って世代交代した」とか、「あの絶対王者・内村に勝った男、白井」とか。
いや、ちょっと待って。内村が絶対王者なのは個人総合での話だから。

白井くんが内村を破ったのは事実だけど、それは「種目別・床」での話で、「個人総合」では今も変わらず内村が絶対王者。2009年の世界選手権からずっと負けなしなんだけど。
内村と白井はちょっと違うタイプの選手。内村はオールラウンダー、白井はスペシャリスト。

で、ふと思った。

あれ? 個人総合と種目別の区別がついていない人が意外に多い? むしろ体操それほど興味ない人なんてそういうい人ばっかり?
まあ、オリンピックのときも薄々感じていたことだけど……

というわけで、個人総合と種目別の違いについて書いてみる。
体操にそれほど興味ない人がこの記事を読むことなどあるのだろうか、という疑問もあるけど、一応書いておこうと思う。

体操は、男子には床・鞍馬・跳馬・吊り輪・平行棒・鉄棒の6種目、女子には跳馬・段違い平行棒・平均台・床の4種目がある。
「種目別」は一種目ずつ行われて、それぞれの王者を決める。「個人総合」は一人が全種目こなして、その総合点を争う。種目別はそれぞれの種目での強さ、個人総合は総合力。

個人総合で強い人と種目別で強い人は全然違うタイプであることがよくある。
個人総合が強い選手は「オールラウンダー」、個人総合はそれほどでもないが種目別では強い選手は「スペシャリスト」と呼ぶ、と私は認識している。

メダルを取るメンツは、個人総合と種目別ではだいぶ違ってきたりする。種目に合った筋肉のつき方もあったりするから、全種目でトップレベルというのは、かなり難しい。特に男子の場合は。
例えば「鞍馬」のスペシャリストは「吊り輪」があまり強くない人が多い(もちろん例外もあるけど)。鞍馬は特に専門性が高い種目で、鞍馬でメダルを取れてなおかつオールラウンダー、という選手は少ないように感じる。

もちろん個人総合でも強くて、種目別でもメダルが取れる選手はいる。
内村選手は個人総合でも絶対王者な上、「種目別・床」でもかなり強い。
ただし、絶対王者ではない。世界選手権で金メダルを取ったのは一度だけ。オリンピックでは銀メダル。
そして、種目別で金メダルを取れないからといって、内村の凄さは少しも霞むものではない。

といったようなことを当たり前にみんなが共有できるくらい体操人気が出るといいんだけどな。