平昌オリンピックの開会式をぼーっと眺めていたら、マレーシアの選手が出てきた。冬季オリンピックではマレーシアは初出場、とのこと。選手はアルペンのジェフリー・ウェブとフィギュアスケートのジュリアン志傑乙の二人。騎手はジュリアン志傑乙。
私はマレーシア推しなんで、冬季オリンピックにマレーシアの選手が出てくるってだけでなんだか嬉しい。そういうわけで、フィギュアスケート男子シングルのショートプログラムを下位グループからちゃんと見た。
ジュリアン志傑乙を見るのはこれで二度目。前に見たのは一年くらい前のアジア選手権のとき。まさかオリンピックで見られるとは思わなかった。調べたら、ネーベルホルン杯って大会で6位以内に入って枠をゲットしたとか。雪も降らない南国から冬季オリンピックって、それだけでもすごいことだよな。
名前からして華人っぽいんだけど、顔立ちから見てちょっとマレー人の血も混じっているのかな、という感じがする。向こうはそういう人多いし。
そして、嵐の二宮和也に似てるって言われてるらしい。うーん、似てると言えば似てるのかな? この件で二宮ファンらしき人が怒ってるのを見たけどなぜだろう。彼のほうが二宮よりイケメンなのに。
肝心の演技のほうは、結構良かったように思えた。パーソナルベストも出た。これくらいやれればフリーには進めるだろう、と安心していた。
ところが。
あと一人、っていうギリギリのところで足切りに。ああ惜しい、悔しい。
世界選手権にも出るようなので見ようかな。今度はフリーに進めるよねきっと。
アルペンのジェフリー・ウェブのほうは名前検索しても同名の別の人しか出てこない。ジュリアン志傑乙はザックザク出てくるのに。日本人って本当にフィギュア好きだね。
さて、ここから先はマレーシアとは全然関係ない話。
フィギュアスケートの中国選手の名前を、みんなが名→姓呼びするのはなぜだ。例えばボーヤン・ジンみたいに。欧米人がやるならまだわからなくもないが、日本と中国は同じ姓名順の国なのに。
リン・チャオパン(中国の体操選手)をチャオパン・リンって呼ぶようなもんだろ。変だよ。
あとはスノボの男子ハーフパイプと、スノボ男女スロープスタイルと、スキー女子スロープスタイルなんかを見た。
ハーフパイプは平野に金をとってほしい気持ちも正直ちょっとあったけど、ショーン・ホワイトの喜びようを見たらこっちまで嬉しくなってしまった。個人的にちょっと注目していたチャン・イーウェイは予選落ちで残念。
それと男子エアリアル。体操から転向した選手が出ている、そして体操のようなアクロバティックな競技ということで楽しみにしていた。
ところが放送なし。仕方なくNHKのネット配信で見た。日本選手が出てるっていうのに冷たいなあ。
エアリアルは初めて見たんだけど結構面白かった。体操の跳馬にめっちゃ似てるじゃないこれ。
ただ、やっぱりルールがよくわかってないし、いい演技だったのかどうかもなんとなくしかわからない。なにしろ初めてなもんで。日本語解説付きで見たかったな。
日本の田原は残念ながら予選敗退。そしてやっぱり中国強いんだね。ロシアもか。
エアリアルを見てすごく思ったのは、競技によって扱いにかなり差が付けられること。フィギュアスケートなんて、ものすごくいい扱いじゃない。
フィギュアスケートの団体だかをNHKで放送していて途中でサブチャンネルに変わった、そんで画質が悪くなり、炎上とかいうニュースを少し前に見た。ネットニュースだし、ちょっと大袈裟には言ってるんだろうが、フィギュアファンって贅沢だなあと思う。
サブチャンネルでも映してくれるだけいいじゃないか。民法でやってたスノボ男子ハーフパイプの予選なんか途中でぶった切られたんだぞ。男子エアリアルなんか放送してもくれなかったんだぞ。それに比べたらどんだけ恵まれていることか。
あと楽しみな競技はスノボのビッグエアかな。角野がいないのが本当にもったいないな。