場末の雑文置き場

好きなことを、好きなときに、好き勝手に書いている自己満ブログ。

ホロコースト被害の語られ方に関するモヤモヤ

2021年04月11日 | 政治・社会

まず大前提として、ホロコーストの否定や正当化は論外だ。痛ましい事件だったことも間違いない。だけど、ホロコーストの被害が語られるとき、その語られ方などにモヤモヤしてしまうことが多い。

まず一番気になるのは、ユダヤ人だけが被害に遭ったかのように語られることが多い点。ロマや、性的マイノリティ、傷害を持った方々などもナチスによって虐殺されている。被害者の半数近くはユダヤ人以外の人たちだった。それなのに。
「ホロコースト」はユダヤの用語であってユダヤ人の被害のことだけを指しているので、他の被害のことが語られないのは当然だという理屈もある。でもその理屈に従うなら、ナチスによる被害の中で「ホロコースト」のことばかりが語られるのはおかしいと言わざるを得ない。だったら「ホロコースト」ではなく、「ナチスによる虐殺」とか「ナチスによるジェノサイド」とか、もっと包括的な言葉の方がメインになるべきじゃないのか。

二つ目は、背後にあるイスラエルの存在。ホロコーストがこれだけ有名になっているのは、イスラエルという経済力のある国家及びシオニストたちの盛んな宣伝の効果でもある。そしてイスラエルやシオニストたちはロマなどの被害をユダヤ人の被害と同列に扱うことを拒否してきた。だからユダヤ人だけが被害に遭ったようなイメージが出来てしまった。
当初、シオニストたちはパレスチナに移住せず元の国にとどまって殺されたユダヤ人たちに対して冷淡だった。しかしかれらに対する同情が集まり、利用価値があると判断したため宣伝に用いるようになった。その被害の歴史は反イスラエルの声を封じるために使われてきた。心あるユダヤ人の被害者たちが、自分たちの被害がこうして利用されることに心を痛めて抗議声明を出したこともあった。

三つ目の気になる点は、イスラエルとは関係なく日本人のこの事件への向き合い方。南京大虐殺や所謂「従軍慰安婦」については関心が薄いのにホロコーストのことだけは関心を持つ日本人が少なくないこと。
高須克弥がネット上で「南京もアウシュビッツも捏造だと思う」という発言をしたとき、大きな批判を受けた。主に「アウシュビッツ」の方で。それに比べて「南京」否定発言への批判の声は日本ではずっと小さく、「南京」を無視して「アウシュビッツ」の方だけ記事に取り上げられることも少なくなかった。
アウシュビッツを否定するなんてもちろん言語道断だけど、日本人の立場からすると「南京」発言の方をより問題にしなければならないはず。自国が関わっていた戦争犯罪なんだから。そもそも高須はそれ以前からよく知られた歴史修正主義的者で、日帝を正当化する発言を度々している。それなのに「アウシュビッツ」否定発言のときだけ大きく燃え上がった。それはおかしい。

ちなみに、このとき高須はサイモン・ウィーゼンタール・センター(以下SWC)に批判され、「リベラル」も嬉々としてこの団体の言葉を取り上げていた。だけどSWCがシオニスト団体だということは知っておいてほしい。左派・リベラル派でSWCがまともな人権団体だと思っている人もいるようだが、その認識は大間違いだ。
ユダヤ人差別は許さないがムスリム差別は平気でする。ユダヤ人の被害には怒ってもパレスチナ人の虐殺・抑圧には積極的に荷担する。そんな反人権のクソダブスタ団体がSWC。高須もSWCもどっちも同じようにクソである。敵の敵は味方なんかじゃない。


黒ウィズの最大888連ガチャと8周年キャラプレの話

2021年04月02日 | ゲーム

最大888連ガチャの初日は昨年と同様、10連終了からのスタートだった。しかもオールA。その後はまあそれなりに回せて、計538連だった。そして出たLの数は30。このL率は低い方なんじゃないかと思って計算してみたら5.5%。ガチャの排出率は8%らしいので、やっぱり低かった。90連できたけどL2枚(うち一枚は被り)とか、40連で被り一枚のみとかの日もあったし、虹板ほとんど見なかったしな。
いや、でも全然文句はない。元々の所持率が3割にも満たないせいもあって新規が多かったし、そもそも無料だから。
L率が低かった分、Sはたくさん出てた気がする。ヴシュトナーザさんには3回、ザノガラッゾさんには2回ぐらいお会いしたな。前回もそんな感じだったけど、妙に竜と相性がいいみたい。

888連を引き終わってからキャラプレまでは大分待った。ミッションガチャの最後のミッションが「後日開催のイベント」絡みになっていてなかなか開かなかったから。ミッションガチャから出るカードの中にはキャラプレに入れているものもあったので、被りが怖くて。他のときはいいけど、こういうときは後日開催ミッションやめてほしかった。キャラプレ受け取りが期限ギリギリになるし。

かなり焦らされたミッションガチャのL確定10連の結果は二枚抜き。確定枠はプラチナセレクションのファム。前回の確定10連でも来てた。多分四枚目ぐらい。でももう一枚は新規で、しかもかなり欲しかった融合強化クレティア。火の融合強化は魔法少女も持っているので必須というほどではないけど、こっちのほうがステータスアップ値は高いし使い分けできるので嬉しい。

そして待ちに待ったキャラプレ。長く遊ばせてもらっているしお布施の意味でキャラプレ+1のクリスタルを買ったので3体もらえる。
選んだのは持っていない反転強化二種(水光のタツマと火光のキシャラ)、純属性強化二種(雷のリタと火のファルサ)、水雷ダブルASのアリエッタ&エリス、火水AS倍率強化のガトリン、火水統一強化のリベルティーナ、逆襲大魔術のスノウ、単体ダブルASのルミス&リレイ、連鎖強撃のヴィレス&ラシュリィ。デッキの核になるサポーター系を中心にしつつアタッカーも少し入れた。キャラ選択画面のスクショがないのは、スマホじゃなくてタブレットでプレイしている関係でスクショをとるのが少し面倒だから。
どれも欲しいけど一番欲しいのはタツマ、次点でスノウ、純属性強化の二人、アリエッタ&エリスあたり。AS倍率強化のガトリンが当たらずに統一強化のリベルティーナだけ当たったら少し残念かな。ヴィレス&ラシュリィも優先度としてはやや低め。配置については、継続して入れているカードは前回と同じ場所にした。下手に動かさないほうがいい気がして。

結果。一体目は一番欲しかったタツマ。とても嬉しい。三回くらい入れ続けてやっと来てくれた。もっと前から入れているアリエッタ&エリスは全然来てくれないけど。これでガチャ産反転強化で持っていないのは火光のみになった。
二体目はルミス&リレイ。フェアリーコード勢が続くな。これにより水火3倍デッキの大幅強化に成功。
三体目はリタ。これも欲しいランク高めだったもの。全体的に見て最高の引き。
イラストが好みなスノウが来なかったのが少し残念だったけど、単色アタッカーは替えがきかないこともないと思うし、補強としてはこれがベストな形だったと思う。というわけで、大満足のキャラプレだった。以上。