場末の雑文置き場

好きなことを、好きなときに、好き勝手に書いている自己満ブログ。

Fire HD 8を買った

2018年05月14日 | その他

Amazonのタブレットを安さに惹かれて買ってしまった。fire HD 10だとちょっと高いし、Fire 7だと解像度・スペック的に物足りないかもしれない、ということでFire HD 8を選択。
当初の最大の目的は漫画を読むことだった。本棚を圧迫したくない、Kindle(無印)は持っているけど画面は小さいし漫画用には解像度も容量も厳しいということで。ついでにYouTubeも見られればいいかな、くらいの気持ちで。

本体は8980円。これにまず2160円の2年保証を付けて、ASDECの1200円くらいの反射防止シートを導入した。うまく貼れずにホコリが混入してしまったのが辛いところだけど、昼でも快適に使えるようになった。それに手触りも格段に良くなったし指紋も付きにくくなった。多分指滑りも良くなっていると思う。
64GBのマイクロSDも入れた。Made for Amazon認定取得の分は高いので シリコンパワーの3000円くらいの。
カバーは付けないことにした。高いし重くなるから。その代わりに100円ショップのタブレットスタンドを買ってみたんだけど、これは全く使っていない。
いろいろオプションを付けたのでトータルで一万数千円になってしまったけど、それでも安いと思う。

多分対応アプリが少ないという理由でGoogle Playをインストールすることが結構いろんなところで推奨されてるけど、怖いので私はやらなかった。漫画を読むことを主目的として買ったものだから、アプリの選択肢が増えることにそこまでのメリットを感じなかったし。

一応漫画目的で買ったタブレットではあるけど、せっかくなのでいくつかゲームも入れてみた。少ない少ないと言われていた対応ゲーム、探してみたら私には十分すぎるくらいあった。FGOをやりたいみたいなこだわりがなかったらこれで全然問題ないのでは。

入れたゲームは「ねこあつめ」と「あそんでまなべる」シリーズの地図パズルをいくつかと「魔法使いと黒猫のウィズ」。どれも面白かった。すごいなこれが基本タダなんて。
大きい画面でゲームするって気持ちいいものなんだな。見やすい。今まで携帯ゲーム機でばかりゲームをやってきたので、8インチの画面がすごく新鮮だった。
こういうゲームを大概の人はスマホでやっていたりするのかな。特に地図パズルなんか、ものすごく小さいピースもあったりするから7インチくらいはないとキツそうな気がするんだが。

ただしそこそこ重い。読み込み速度は問題ないけど物理的に。一度片手で持ってゲームをやってみたことがあったけど、かなり手がキツかった。だから最近は膝の上に乗せて使うようにしている。
大きさも重さもそこそこあるし、Wi-Fiもどこでも使えるわけでもないんで、外に持って行ったことはない。でも家だけで十分。外では読書で時間つぶしすればいいので。

そんなこんなで、fireHD8はほぼゲーム機と化している。というか黒ウィズ機。最初の目的とはかなりズレた使い方をしてしまっている。ゲームをやる予定なんてあまりなかったのに。漫画はたまに読むけど、YouTubeはほとんど見てないな。


日本人の被害者意識

2018年05月07日 | 政治・社会

テレビ朝日の「グッド!モーニング」というニュース番組が平昌オリンピック前、韓国の文大統領の特集みたいなのをやっていた。取り上げ方はネガティブ一辺倒で、特にDPRKに親和的な姿勢などを批判し、「これでは韓国は世界から孤立するだろう」といったようなことを言っていた。現在の状況を見ると、実際孤立しているのは日本のほうだが。

「グッド!モーニング」が特別ひどいかと言えば全然そんなことはなくて、日本のニュース番組は特に朝鮮半島に対してはほぼ足並みを揃えて日々偏見を煽っている。「慰安婦」問題に関してもまるで日本が被害者のような取り上げ方だし、南北首脳会談についてもケチばかりつける。卓球の合同チームに対してはずるいだのなんだのと文句タラタラ。そもそも分断の原因は日本にあるんだということを考えもせず、謎の被害者意識だけを募らせている。

私の両親は以前はそんなに差別的じゃなかった気がするんだけど、最近はすっかり「普通の日本人」と化している。朝のニュース番組に加えて「ひるおび!」も毎日見てるみたいだからな。あの手の情報を浴び続けてたらそうなるよな。

私は少し前までは、日本はなんだかんだで平凡な国の一つだと思っていた。でも最近は悪い意味で特別な国なんじゃないかと思い始めている。特に南北首脳会談に対する態度はひどいもんだった。あのトランプでさえ歓迎していたのに、日本だけが反発したり冷笑したり。

日本政府はフィリピンでも「慰安婦」像を撤去するように要請し続けてきて、ついこの間念願が叶った。このことに大喜びしている日本人も含めて醜悪極まりない。
「日本人はすぐに謝る」なんて話、大嘘だと思う。もしかしたらどうでもいいことでは簡単に謝れるのかもしれないけど、肝心なところでは頑なに自分の非を認めようとしないよね。


仮面ライダーライアとガイの役割チェンジについて

2018年05月03日 | 特撮

「仮面ライダー龍騎」の初期設定では手塚の高野八誠が悪役、芝浦の一條俊が主人公の味方サイドの役だったらしい。ライアのデザインが悪役っぽいのはその名残なんだとか。
手塚がガイ、芝浦がライアに変身する予定だった説も誰かが流しているのを見たことがあるけど、それは多分その人の勘違いかな。変身するライダーはそのままで、役割が初期設定と異なるんだと思う。

初期設定ではしっくりこない、手塚を味方、芝浦を敵に変えて大正解だった、みたいな意見は何度か見た。でもそれは、こっちバージョンの完成品しか見ていないから言えることなのでは。
私はむしろ、初期設定のほうが役者の持ち味には合っていた気がする。特に手塚は。

顔立ちといい醸し出す雰囲気といい、一條さんより高野さんのほうがずっと悪役向きだと思う。もし設定を変えていなかったら、手塚は浅倉とも東條とも須藤刑事とも違う、ミステリアスで魅力的な悪役になれただろう。だから役者を見て悪役から変更したという脚本家の感覚は、私にはあまりわからない。意外性を狙ったというわけでもないようだし。

私は手塚が好きだけど、それは見た目・雰囲気の悪役っぽさと中身とのギャップによるところが大きい。最初は手塚のことを信用できなくて、だからこそ本当に味方だとわかったときの嬉しさがあった。
余計な情報を入れずに見られたのが良かったんだな。手塚がいい奴だとネタバレなんかで最初から知っていたとしたら、多分好きにはならなかっただろう。これは吾郎ちゃんについても言える。

一條さんに関して言うと、人をイラッとさせる生意気そうな表情を作るのが実に上手いけど、顔立ち自体には悪役っぽさは皆無だ。他のドラマで見ると好青年役でもしっくりくるし、高野さんのような怪しい雰囲気は一條さんにはない。

芝浦役をやっていた役者が好青年役で出ていると違和感があるとか、合っていないとか言う特撮オタクを見たこともある。でもそう思ってしまうのは役者を特撮で演じたキャラクターのイメージで見続ける特撮脳だからなんじゃないかな。
特撮で正義の味方をやっていた役者が悪役を演じるとショックだとか、特撮で嫌な奴を演じていた役者が他で好青年を演じると違和感があるとか、なんでも特撮基準で考えている人を見るとなんだかなあ、と思ってしまう。キャラと役者の区別があまりついていないんじゃないかと、ちょっと心配になる。

こういう人が一定数いるから、憎まれ役を演じる役者ってどうしても損するよな。中には、自分がそのキャラクターに嫌悪感がある=役者の演技が下手、みたいな飛躍をする人までいるし。上手いからこそ憎たらしく感じられるのにね。
前に芝浦の演技を棒読みと評している人を見て驚いたことがある。そりゃもちろん編集長役の津田寛治さんとかと比べたら下手だけど、若手出演者(北岡、浅倉等のアラサーも含む)の中では一番上手いと思うんだが。

少し話が逸れてしまった。結局何を言いたいのかというと、悪役の手塚と素直でいい奴な芝浦も見てみたかったな、というだけのことなんだけど。


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