フロウエルに到着。現在のパーティはアニエス:白魔導師、リングアベル:黒魔道士、ティズ:シーフ、イデア:ナイト。シーフとナイトに魔法剣のアビリティを付けてみたけど、これはかなり使える。
この第二章、華やかに見えるけど地味にダークな話だよな。町の人たちの美への執着もなんだか不気味だったし、幼い少女二人が殺し合うところは怖いし。
敵側もいろいろ事情を抱えていそうな感じで、倒しても全くスッキリしない。赤いオジサンを倒したときだけは爽快だったけど。
手帳のエインフェリアのページを見ると、「心に傷を負い、痛め続けられるうちに、闇や滅びに見入られるようになっていった」なんて書いてあって、ちょっと気になる。なんだか知らんけど、いろいろあったのね。痛めつけたのは誰? 赤いオジサン?
エインフェリアを倒したときにも思ったんだけど、イデアの葛藤描写がどうも薄いような気がする。かつての仲間たちを裏切って、姉のように慕っていた人も自らの手で倒した。その割にはケロッとしているような。
普通もっと悩むでしょ。苦しむでしょ。設定はすごくドラマチックなのに、なんだかもったいないなあ。
いまさらな疑問だけど、ティズってなんで強いんだろう。イデアは聖騎士の娘だし、小さい頃からずっと剣の訓練を続けてきたんだからわかる。リングアベルは暗黒騎士だし(←まだ正体は明かされていないけど、そうだと確信している)強いのは当然。巫女のアニエスが魔法得意なのも納得。でも、ティズってただの羊飼いだったはずだよな。
またシステムの話。いちいち「しらべる」コマンドを使わなくても敵の残りHPがわかるといいのにな。これの前にやっていたゲームはそういうシステムだったけど、それでゲーム性が損なわれることなんて全くなかったし。あとどのくらい攻撃すれば敵を倒せるのかがわかると、モチベーションも上がるんだけどな。
フロウエルでやることもなくなったので、次の目的地へ。
第三章は盾派と剣派の内戦が続くエイゼンベルク地方の話。この章は今までの章より面白かった。ゲストキャラ(?)のダッツやラッツもいい味だしてるし。
リングアベルが急にいなくなった、と思ったら場面が六人会議に変わって暗黒騎士が出てきた。やっぱりだ。でも暗黒騎士はリングアベルのときの記憶もあるけど、リングアベルには暗黒騎士の記憶がないのかな? このあたりがよくわからん。あとたまにリングアベルが知っている情報を暗黒騎士が知らないこともあるなあ。でも同一人物のはず。だって声が同じなんだもの。くぐもった感じでごまかそうとしてもお見通しなんだからねっ。
とりあえず、エイゼン大橋でプリンを撃破。この子はちょっと苦手なタイプだ。なんかイラッとくるしゃべり方。
倒した敵は大概死んでるのに、なぜお前は無事なんだ。遊び半分で戦場をひっかき回しやがって。同情する余地もないし、ぶっ殺しちゃっていいのに、と思ってしまった。
次に薬師カダを撃破。ボリトリィとか、他にもクズな奴はいたけどこいつはキングオブクズだわ。この「毒の煙」って、ちょっと原子爆弾を思い出してしまうな。
でも、ここで手に入れた薬師のジョブは使える。いろんなアイテムを合成できて、使ってて楽しい。
火のクリスタル開放。
黄色い化け物が手強くて何度か全滅した。エナジーバーストが強力すぎて。「どうやって倒すんだこんな奴」って最初思ったけど、対処法を思いついて倒せたときは爽快だった。
まず、回復役(薬師)を二人にしてみた。どうあがいてもダメージが与えられないターンの時はひたすらデフォルト、形態変化したらBP消費技(神速瞬撃)で一気にダメージを与えればいいんだ。で、エナジーバーストで全滅しないように、回復役にはリレイズをかけておく。
リレイズは、これを作るのに必要なエクスポーションのコストが高いから、全員にはかけられない。残り二人は、もし死んだら使える割に意外とコストの低いリザレクション(蘇生&HP全回復)を使う。といったような要領で。
火のクリスタル開放あと、カミイズミ様→キャプテン・バルバロッサ→キキョウの順に撃破。
カミイズミ様はいいキャラだ。声を聞いて、もしや緑川光? と思って調べてみたら、やっぱりそうだった。同じ人が声をあてている「空の軌跡」の剣帝レーヴェとちょっとかぶるところがあるかも。他の声優も調べてみたけど、豪華だね。無駄に豪華だ。
カミイズミ様がイデアに語りかける言葉が良かった。正義も真実も、人の数だけ存在する。白か黒かなどという二元論で捉えようとすれば、たちまち本質を見失う。一面的な見方をするな。など。
うん、おっしゃるとおり。私もイデアの善悪二元論的な考え方は危険だと思うのよ。イデアはやっぱりまだガキだと思う。15歳なんだから仕方ないけどね。
キャプテン・バルバロッサは拍子抜けするほど弱かった。多分これ、もっと早いタイミングで倒すべき相手だったのかもね。
手帳に書いてあったメフィリアの好きなもの、「スレイマン」がなんなのかがここで判明。既に亡くなっている、バルバロッサの前の代の船長のことだったのね。
逆に、忍者キキョウには苦戦した。手下のくせにカミイズミ様より強いよ!
ここで初めてサポートアビリティ「ダメージ分散」をセットしたけど、これがかなり使えることが分かった。
あと、「龍の牙」は買おうとすると5000pqと高いけど、その分めちゃくちゃ使えるアイテムが作れるのね。特に気に入ったのが、HP二倍にできる「巨人の薬」。獣の肝+竜の牙で作れる。大概のアイテムは数ターンすると効果がなくなるけど、これは戦闘終了まで持続する。
今回の話は、仲間たちが亀裂から再び結束を深める話。そこで、ティズの弟そっくりの少年が重要な役割を果たす。
本筋は結構面白かったんだけど、カミイズミとカダ以外のアスタリスク所有者の物語はうすーい感じ。出てくる意味があんまりなくて、アスタリスクのためだけに存在しているような。特にキャプテン・バルバロッサ。この人とはなんのために戦ったのかよくわからなかった。
グッドマン指令は、なにか裏があったり最後に戦死したりするのかと思ったら全くそんなことはなかった。手帳に「怖いくらいに善人」なんて書いてあって、絶対何かあると思ったのに。これがスクエニじゃなくてファルコムのゲームだったら多分そうなってたよね。
ダッツやラッツはもっと出番あるのかと思ったけど、ずっと基地待機で、あんまり出番の無いまま終わってしまったのがちょっと残念。いいキャラだったのに。
この章でわかったどうでもいいこと。
リングアベルは欲望に正直すぎるけど、若い女性に対しても、結構年のいった女性に対しても態度が変わらない。おばさん扱いして馬鹿にしたりしないんだよね。酒場の女将さんのこともちゃんと女性扱いしてたし。そういうところは憎めないかな。
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