検索ワードを見ると、鄒凱(ゾウ・カイ)はどうしたのか気になっている方が結構いらっしゃるようだ。
オリンピックですごい活躍をしたけど、その後世界選手権には出てないもんね。去年はアジア大会に出てたけど。
鄒凱は引退したわけではない。身体の状態が思わしくないため、大事を取って休んでいるらしい。そして、来年のリオオリンピックに出場する可能性はまだ充分ある。
来年の中国メンバーはどうなってるかな。
鄧書弟(デン・シュウディ)、林超攀(リン・チャオパン)、尤浩(ヨウ・ハオ)は必要不可欠な選手だと思うので、多分リオにも出てくるだろう。
となると残りは二枠。劉洋(リュウ・ヤン)は吊り輪は圧倒的だけど他に強い種目もなさそうなのでどうなるかわからない。張成龍(チャン・チェンロン)、肖若鵬(シャオ・ルオテン)も全く読めない。
最近のチェンロンの起用され方を見るに、チェンロンの代わりに鄒凱を入れてくる可能性もあるんじゃないか、とも思う。チェンロンも大好きな選手なので複雑だけど。
鉄棒で出せる点は鄒凱もチェンロンも同じくらいなんじゃないだろうか。鄒凱を入れるメリットは、床で大きくポイントを稼げること。そして今の中国が比較的弱点とする種目でもある。チェンロンは平行棒が得意だけど、更に得意な選手が溢れているので残念ながらチェンロンの力はそれほど必要ない。吊り輪に関しては二人とも問題の外。
チェンロンのほうがこなせる種目が多く、跳馬ではロペスが跳べるし鞍馬も一応それなりにこなせる。怪我で誰かが離脱しても対処しやすいという利点はある。でも床での爆発力を考えると鄒凱かなあ。
鄒凱でもチェンロンでもなく、周施雄(チョウ・シーション)が来るってことも十分考えられるけど。