
ちょっと育ち過ぎた「わけぎ」
「わけぎ」も春を感じる野菜だ

「わけぎ」の料理
といったら『ぬた』
味噌、酢、砂糖を合わせた調味料で具材を合えてドロっとした様子が「沼田」に例えられたという
『ぬた』という料理名も
だんだん耳にする機会が
少なくなってきている
少しさみしい

酢味噌やからし味噌で和えて
おいしい食材なら
どんな組み合わせも許されるところがまたイイ
野菜と魚介、野菜と肉、野菜と油揚げ、組み合わせ無限大
まさに「家庭料理」向きの料理
茹であがって冷めた「わけぎ」を
まな板の上にのせ
小指の側面を使って根元から先に向かってしごいてヌメリを取る
時々、わけぎが破裂して
ヌメリが飛ぶ
それもまた楽しい
今日は、
わけぎとスルメイカを合わせる
酢味噌割合(我が家の場合)
味噌 大さじ1〜
酢(千鳥酢)大さじ1
砂糖 大さじ1
酢味噌を作る時の「酢」は
数ある我が家の酢の中で「千鳥酢」
と決めている
「千鳥酢」は、まろやかな酸味がどんな食材の組み合わせとも馴染む
「わけぎ」を料理しながら
春の訪れを感じた1日であった