書の歴史を思うと、習字とは言葉を学習することであったと思う。まさに、習い、真似ることによって、文字を修得するわけである。わが方で書道となって美術芸術となる彼我の違いには、書家、書法家、書学という言葉で表される、繁体字による書の歴史における伝統がある。中国の書論に詳しいことではあるが、それは言語にとってはどれほどに寄与したことであろうか。文字を学び始めたわたしたちの祖先には、篆書、隷書、草書、行書、楷書と文字を受け入れて学び、それを仮名文字の工夫へと活かしたのであるから、漢字をただ、漢字と思うだけではない、ことばを受け入れてわが言葉にする、つまり言語の創生を始める展開があったことになる。 . . . 本文を読む
語彙論について 語彙論は言語研究の新たな地平を開いてきた。日本では1950年代以降である。国語学の音韻、語彙、文法に対して、あえて三分野を対応させると、言語学では音声科学、文法、意味論となる。日本語教育では音声音韻、文法文体、語彙意味と分けた。必ずしも、国語、日本語研究、日本語教育研究がその研究範囲を取ってこの分野に収束しているものではないが、日本語語彙論は定着してきた。
語彙論の関連分野に、意味論、語句論、語源論を、ウイキペディアは上げている。語彙を扱う言語学の部門としながら、近接する分野は辞書学であるとだけ、説明をそれ以上、載せない。したがって、意味論のうち、対義語、類義語といった語義の関連を対象とする分野は語彙意味論と呼ばれる、といったように、その記述についてはこれからのもののようである . . . 本文を読む
エボラ出血熱は、エボラ川の名前、ザイールにある、このウイルスの名前はエボラウイルスと名づけられたのは、初めてこのウイルスが発見された1976年6月、スーダンのヌザラ、Nzara という町で、男性が急に39度の高熱を出し、頭や腹部の痛みを感じて入院後に消化器や鼻から激しく出血して死亡したことからであるようだが、その男性の出身地の付近にながれる川の名前から取られた。エボラ出血熱、Ebola hemorrhagic fever、または エボラウイルス病 Ebola virus disease - EVD、フィロウイルス科エボラウイルス属のウイルスは、人類が発見したウイルスの内で最も危険なウイルスの1つである。以上はウイキペディアの解説による。なお、病名の理解をすすめようとするため、説明など誤記、不足がある場合に、医学専門知識によってたしかにしていただくよう、お断りを申します。 . . . 本文を読む
現代日本語文法文章論、題材は、タイトルが、珠算パチパチ 1級88回 とあり、副題に、そろばん塾で教えながら繰り返し受験、合格重ねる とある。日本経済新聞の文化面、201409102付けである。執筆者は大島丈志氏氏である。なお、有料会員サイトであり、著作の全文をこのように言語分析に資料としているので、そのことをお断りするとともに、ここにお礼を申したい。
冒頭の文は、次である。
>パチパチとそろばんをはじく音が響く
末尾の文は、つぎである。
>その楽しさをこれからも伝えていきたい。 . . . 本文を読む
日印、安保連携を強化 首脳会談 閣僚級協議を検討 20140902
リードには、安倍晋三首相は一日午後、東京・元赤坂の迎賓館でインドのモディ首相と会談し、外務・防衛閣僚級協議(2プラス2)創設へ向けた検討開始や、海上自衛隊とインド海軍による合同訓練の定例化で一致した、とある。
記事中見出しに、原子力協定 早期妥結めざす、とある。
中段の見出しに、コメ偽装、赤字防ぐため 三瀧元社長、法廷で認める 20140902
記事には、三重県四日市市の米穀販売会社「三瀧(みたき)商事」によるコメ偽装事件で、不正競争防止法違反(虚偽表示)の疑いで逮捕された元社長服部洋子容疑者(78)ら三容疑者の勾留理由を開示する法廷が一日、津簡裁であった、とある。
. . . 本文を読む