憲法を改正する、というが、正になるのか、改訂なのか。世野党の造語で、護憲、改憲、創憲と、右から左までを思わせる。野党のホームページに、あなたはどちらと、護憲、改憲、論憲、加憲、創憲、壊憲とならべて、憲法をないがしろにするような囃しようである。憲法改正論議とは、どの条文をどうするのか、その根底にある日本国民のための理念はどうするのか、議論に巻き込まれてはその枝葉になにがあって、根本には何があるのか。平和に70年を現行憲法下で生を得てきていると、ここにいたって、憲法を改正するとなるとやはり世代に受け継がれた盤石な憲法を思う。若者たちが憲法をとらえての議論には、基本的人権、国民の生活と権利の保障、自由と民主のバランス、そこにある象徴天皇の制度、sy会と教育の公正さ、国の存立を理念にすると、などなどが、浮かび上がる、しかしそこには軍隊の規定はない、自衛隊のの規定があったかどうか、国防論議となると、その実態には触れるところがない。するとどうも、議論をしているのは、戦争する国か、戦争を放棄して平和追求の国家かと、そこに焦点があることを知り、改正の議論は改悪ともなりかねない覚悟の議論となる。 . . . 本文を読む