日本語文章は文の集合体である。文集合は技術用語として意味解析に用いられるが、この語は検索すると、「文集合 の意味・用法を知る」 http://astamuse.com/ja/keyword/11397872 に見える。
日本語文法は国語の伝統文法に文章の単位を設けている。語、文または文章として捉える、その定義には、「文法で、文よりも大きな単位。一文だけのこともあるが、通常はいくつかの文が集まって、まとまった思想・話題を表現するもの。」デジタル大辞泉の解説、項目「文章」2 のように説明がある。
文と文章は、多く、文がいくつか集まり、かつ、まとまった内容を表すもの、という規定を受ける。それが文の集合体であるとするのは、文集合が意味のまとまりをもつものとして分析されるからである。
そのまとまりが何か。文にあらわされる思想の表明としての文統一を、文集合体にあてはめるなら、文章は散文作品としてのまとまりを示す。
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2016年の仕事始めは4日月曜となる日のめぐりあわせで、休みが正月で終わる。この暦のめぐりはいつかはこうなるときがあるだろうとは思うものの、祝休日が日曜日となって、ハッピーマンデー法があるわけだから、振替休日とはならないのかと思ってしまう。庶民の感情は法の条文の取り決めによるところ、よくわからないが、2015年が画期となるできごとのあっただけに、もう少しゆとりを持った仕事始めにしたいと思うものの、そうなならない情勢があるのだろう。日のめぐりは計算されていて、それと気候が合わさると、この2016年のように新春がまさに春のようなこととなってこれも記録されることだろう。そしていま、1年の計は元旦にありなどとの教訓でどういうふうになるだろう、どういう年にしようかなど、申年の始まりである。 . . . 本文を読む