台湾総統選挙で民進党の蔡英文氏が、蔡氏は約689万票(得票率56.1%)を獲得、朱氏の約381万票(同31.0%)という結果になった。蔡氏は両親が本省人、戦前からの台湾住民とその子孫で台北市生まれ、59歳である。8年ぶりの民進党政権奪回となる。1949年の中台分断、92年コンセンサス、そして国民党は一つの中国はそれぞれが定義すると解釈し、中華民国を名乗ると解説がある。中国共産党は中華人民共和国と主張、台湾は自国の一部とみなしている。民進党は、92年コンセンサスは認めないとの立場をとっている。コンセンサスは中台の交流窓口機関が92年に口頭で認め合ったとされる。 . . . 本文を読む