現代日本語百科   けふも  お元気ですか

gooブログはじめました!日本語百科です。
現代日本語百科 ⓒ2013gooksky

文章論 17 書き手が主体の文章

2016-01-07 | 日本語文章論
文章の統一は書き手によって、文を連ねて、意味のまとまりをもたせることにある。書き手は作者、著者、筆者など客体として記述することがあり、さらにまた主体となって1人称でいうことがある。書き手がわたしはを名乗らなければ、日本語文章は1人称となるべくその書き手が主体となって文章をまとめる。文連続に統一を図れば段落となる。書き手によって統一された文章は段落を構成する。段落を形式としてみるのは、書き手の構成した段落をそのままに、段落の書き分けによって認めあっれる。すなわち、文章の形式である部分が作られたことになる。その段落を意味のまとまりでよみとくと、それは文段を形成しているととらえる。文段は読み手によって意味のまとまりで作られるので、書き手の段落に相当するか、書き手と読み手がそれを共同作業をしていることになる。段落は章を構成するので、文章と言われるゆえんである。文章の単位体には、章、段落また文段そして文節がある。文法の文節はそれだけで語であるので、文章の文節を見るときには、多く、連文節の形態をとるので、それはそのまま文であることがある。 . . . 本文を読む

七草かゆ

2016-01-07 | 日本語百科
今日は正月疲れの胃腸にやさしい、七草粥の日。あなたは食べますか? というのだが、七草かゆとは、そも、何か。検索をかけて、>1.正月七日に春の七草を入れて作るかゆ。後世では、なずなまたはあぶらなだけを使う。2.正月十五日に米・麦・ひえ・あずき等七種のもので作るかゆ。後にはあずきがゆとなる。  と見えるが、そのふたつをもって、胃腸にやさしいのはなぜか。セリ、ナズナ、ゴ(オ)ギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロが、疲れをとるとは、わからない。一方でまた、無病息災を祈ってなど、由来があるものかと尋ねることになる。すると、人日の節句に、その行事を知る。その説明によれば、>唐の時代には、人日の日に「七種菜羹(ななしゅさいのかん)」という7種類の若菜を入れた汁物を食べて、無病息災を願うようになりました。羹はあつもの、汁という意味です。また、官吏昇進を1月7日に決めたことから、その日の朝に七種菜羹を食べ、立身出世を願ったといいます。  という。人日の節句は、七草の節句というわけである。 . . . 本文を読む