よく議論をする友人に、なぜ共産化するといけないのかと、政治はそれを許さないのかと、唐突な聞き方になった。大政翼賛の思想を唱えた時代のことであるから、潮流にのまれてすべてが、なびいたころのことである。しかしその質問は、あっさりとかわされて、地主階級、資本家が困るからである、とそのままであった。それはまた、強いものが勝つという史観に支えられたものだと、飄飄とした。本心のありかはとさぐりつつ、同席の連中がいたので、それで終わった。階級となるとその史観によって歴史の常であるから、その戦いは繰り返されることである。階級意識がなくなれば、それはまた、階級の拠って来るところを明かにするであろうから、社会矛盾とするかどうか、むしろ、階級は格差となって是認される勢い、これは資本主義においてか、自由主義においてのことか、共産化するというのは原始共産とはかけ離れたプロセスを必要とするようである。 . . . 本文を読む
日本語の議論を書き込み、ちょうど2016年のこの頃になる、リマインダーである。国語とは何かはすでに国語の概説で述べられたところである。 国語学要説 : 1962-12 国語学 1964/5 築島 裕 (著) 東京大学出版会 . . . 本文を読む