平成時代が2019年4月までと決まった。退位と即位が5月にかけて行われる。昭和生まれのわたしには3時代を生きることになる。かつては明治大正昭和と3つの時代を生きた父親であった。同じく、時代が遷って、昭和後半、平成、そして新元号と3つの時代を生きる。昭和は遠くなりにけりというわけであるが、その感慨にはまだまだ、さきのことであろう。退位と即位の典礼をむかえることに、おめでとうございますと街の声があった。 . . . 本文を読む
忖度を説明して、>忖度はもともと詩経に出て来る言葉だそうだ。他人有心予忖度之.タニンココロアリワレコレヲソンタクス
他人の心を、予(われ)は之を善く推測する(詩、小雅、巧言篇)もともとの意味に上下関係はない。というように、流行語の解説に流行している解釈である。出典を示し用例をあげる日本国語大辞典の語義に見え、その例示をするものが一般である。したがって、この語をどう用いてきたかを知る手掛かりは、中国文献によるか、近代以降の日本語となった使い方を、さらに時代を下げて現代の流行語大賞になるほどの、流行語の現象としての用例を求めることで、さらに解説がある。その例には、もとのわかりよい語の使いように、現代で違った解釈が加えられることが、2017流行語大賞の理由説明にも表れている。政治家またそれにかかわったことによって現れる言葉遣いで、役所の曖昧言葉の例になっている。さて、なぜそうであるかを中国出典の語の例に基づけば、気づかれることなのだが、そこに触れることがない。先の説明にも、引用はしているが、その解釈を示すものではない。巧言にある、他の人に心があれば、私はそれを推しはかる、という意味内容で、こころとは、よこしまな思いであるから、それを見逃さなかった王であった。「巧言」という詩は、周の幽王、紀元前781年–紀元前771年頃在位、そしる詩である。 . . . 本文を読む
ユーキャンによる流行語大賞が決まった。現代用語の基礎知識に話題を添えてきた、2017ユーキャン新語・流行語大賞。その2語のひとつは、インスタ映え、またひとつは、忖度 である。この語の決定に、ふたつに共通する語義のとらえ方に時代を思った。インスタ映えは、インスタグラムと写り映えを組み合わせたとする説明はよいとして、写真の写り方がどうであるということなのであるが、その写り方のためには加工することも含めてのことになり、時世の技術は進歩してよく写る、よく映ったようにする。それがインスタグラムのSNSとしての役割を思うと、さらに、それにはフォローワーの数字といいね評価のことになる。つまり、インスタ映えを結果として象徴するのは評判を気にしてのことになる。これは語の解釈に充てるとどうなのであろう。インスタ映えは写真の受け狙いのことばなのである。インスタ映えする写真とは評価をとるべく、いわば媚びを作る写真となるのだということが、この時代の風潮にある新語、流行語のもつ世相が気になることである。同様の、忖度にもそれがうかがえる。 . . . 本文を読む
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO23308840Z01C17A1000000?channel=DF130120166011&n_cid=LMNST002
マネー研究所
もうかる家計のつくり方
老後資金3000万円でも70歳で破綻 50代夫婦の誤算
家計再生コンサルタント 横山光昭
2017/11/15
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専業主婦のKさん(53)がショッ . . . 本文を読む
広辞苑に記述する、台湾、その項目で、第6版を取り出してみる。そのうちに、日本は台湾が中華人民共和国に帰属することを実質的に認めた、という説明は見えない。それを改定に加えたという、黄さんのブログ及びRecord chinaの記事である。まだ第7版を確かめていないので、ここでは、いま、対照はできない。>『広辞苑』は一九五五年に初版を刊行、それから六〇年余が経ちました。この六〇年の間、改訂を重ねてまいりましたが、この度、一〇年ぶりの改訂新版となる第七版を刊行する運びとなりました。 http://kojien.iwanami.co.jp/ . . . 本文を読む
http://www.letter110.net/zikounoaisatsu/december.html
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師走、寒冷、初冬、歳末、歳晩、明冷、初雪、霜夜、霜寒、新雪、極月、孟冬、忙月、短日、厳寒、短日、寒気
寒気厳しき折から
寒気いよいよ厳しく
北風すさぶ季節
歳末ご多端の折
年の瀬もいよいよ押し詰まり
年内余日なく
寒さもひとしお身にしみるころ
年の瀬も押し迫ってまいりました
め . . . 本文を読む
高村光太郎 冬が来た
きっぱりと冬が来た
八つ手の白い花も消え
公孫樹の木も箒(ほうき)になった
きりきりともみ込むような冬が来た
人にいやがられる冬
草木に背かれ、虫類に逃げられる冬が来た
冬よ
僕に来い、僕に来い
僕は冬の力、冬は僕の餌食だ
しみ透れ、つきぬけ
火事を出せ、雪で埋めろ
刃物のような冬が来た
>20061201落葉盛ん
カテゴリ:思い遥かに
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