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青葉テイ子作品鑑賞あらかると・・・三句。

2008年06月23日 | 川柳

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 青葉テイ子作品鑑賞評(苫小牧在住)(小樽川柳社分)  

 

 

         ○東大を出た尊大のネズミあり  ホクセイ

 

 自信過剰のネズミは随所に横行する。まして最高学府の東大ともなれば一目を置く。教育と人格形成の不均衡が囁かれるが、はてさて。高嶺の花にも等しいシャイな目か。          

 

         ○風に舞う花びらゆらり車椅子  みち子  

 

 一幅の絵のような美しい情景が目に浮かぶ。果敢な人生の果てに見るのはユートピアかも。車椅子に降る花びらは、ことさら優しく美しい。          

 

         ○死に神に王手それから影がない 政良

 

 川柳巧者の諧謔(かいぎゃく)あふれた作品。裏腹な生死に視点をあてた。隣り合わせの死に神だったら、どんとこいと笑って迎えたい意気がすごい。それまで懸命に生きようよ。良く頑張ったネと天国の神様に言われたい。

 

 

 *養老孟司氏は東大在勤中に

 

 

生徒罰則の規約を見たことがない

 

 

 

 

 

著書に書いてありました。(随所に)・・・と、いうことは・・・

 

 

 

東大生なら何でも許される

 

 

「風潮」

 

 

 

が、今の日本の顔

 

 

 

になっては・・・いないでしょうか?

 

 

よーく・・・考えてみたいものです。

 

 

 *大橋政良氏も、北海道を代表する川柳人です。

 

 

昨年の川柳250年全国大会では、

 

 

第一部 総合優勝に輝きました。  

  

               

 

 

 

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