先日
仕事の打ち合わせで
針きゅうマッサージ施術を開院なさるお客様と
夕方には、葬儀場を経営なさる専務さんが来店された。
お子さんもできたばかりの針きゅうの方は、国家試験を取得したがゆえに
開院の宣伝文句に「気持ちいいとか・・・健康がよみがえるとか」そのたぐいの
言葉を店舗看板には掲示できない規制があるという。
国家試験をとっていない施術院では、国家試験をとっていないので規制もかけられず
自由に宣伝ができるという。。。
「正直者が馬鹿を見る!」この日本の制度疲労に腹を立てていらした。。。同感であります。
せめて、健全で普遍的で好印象な
お客様が来店しやすいサインデザインをご提案しなければ。
http://www.youtube.com/watch?v=BFcTN8CQkyc&feature=related
それから夕方、葬儀屋さんが来店され、入口に電飾看板を新規に設置するので
デザインの最終確認にお見えになり、仕事も済まされドーナツとお茶をすすりながら
雑談となる。
テーマは「これからの葬儀の行方」
「この間、二人息子さんが立派な会社に勤務されていても。
この函館には父親しか残っていなくて
葬儀といっても・・・何もしなくていいから葬儀費用はほとんど削って
ただ・・・火葬の手配だけで・・・さっさと済ませ…
いったいこの二人に親への感謝などというものがあるのかと考えさせられた。。」F氏
この、年々寒々とする親子関係は・・・やはり・・今後の風潮だと悲観されていた。
日本の教育を個人主義から家族主義にしていかなければどんどん勝手な責任感のない日本人を生み出していくと危惧されていた。
「私は、22年前・義母が亡くなった時は、葬儀代をちゃんと残していたのでお仏壇も買って
あとで知ったのですが二人分以上のお金を払ったのですが・・・。。。」私
「そのころは、親は葬式代くらい残して逝くのが当たり前だったけれど、これからの年金制度を見ても・・・親がそうもできなくなってきている現状があります。親が遺産を残しても葬儀に使わず兄弟で分けるほうに話が先に済んで・・・弔う思いはどんどん希薄になっています。」F氏
一人っ子二人っ子の時代。
葬儀は生きてる人のためだともいう人もいる。
友人のWさんが昨年、
日本で、世界でも有名な「理化学研究所」の所長をされた方が、Wさんのお姉さんが荼毘にふされた隣で、家族だけでしめやかにお骨を拾っていたという。
彼女の親戚の方も勤務されていたし、彼女もその夫も大変尊敬していた方なのでこのように御本人の希望で密葬をされるとは・・・
本物の理科学研究者の生きざまの真髄を見た思いだったと・・・聞いた。
そんな折、今では仏前のお経もインターネットでできる時代。この傾向は広がっている。
戒名だって・・・「名無しのゴン平」だっていいじゃないかと思うのだけれど・・・それでは体裁がもたないらしい。
私だっていい戒名はいくらでも作れる。
自分の戒名くらいは作って明日に土に向かいたいものだ!
別に仏の弟子になるために戒名が必要で高額な名前などいらないし。
死んでまで仏に仕えて修行はしたくないし。
土になって永遠に眠らせてくんなまし。。。
颯爽院飛鳥大和漕海大姉
北海院小樽手宮漕海大姉
爆笑院人生悲喜漕海大姉
美人院肥満体後期高齢大姉
戒名がいくらでも作れる自分が可笑しい!!
時代の波はやはり・・・確実に合理化される。
葬儀も挙式もネットで・・・の時代になっていくだろう
日本中のお坊さんから・・・叱られそうですが
いずれ、戒名もネット販売になりますよ!
明日に向かって・・・人生は愉しむべし!!
生きているうちが華
http://www.youtube.com/watch?v=4JJKFUKA67g