川柳・ボートっていいね!北海道散歩

川柳・政治・時事・エッセイ

7人の敵ニコニコと隙がない

2008年06月09日 | 川柳

川柳北海道川柳北海道川柳北海道

7人の敵ニコニコと隙がない   高島

 

 

男性には

 

最低

 

7人

 

 

いると

 

言う

 

大変だね

 

 

24歳の時に

 

 

読んだ

 

 

司馬遼太郎の

 

「峠」上下

 

河井継之助藩主

 

 

 

長岡藩が

 

 

徳川家康にも

 

 

豊臣秀吉にも

 

 

味方せず

 

 

中庸を守り

 

 

石高は

 

小さくなったが

 

藩は残った

 

そのサブテーマ

 

武士道の

 

「知合合一」

 

行動学らしい

 

とどのつまり

 

これをやりすぎると

 

「人間は狂人になる」

 

という

 

教えの本だ

 

どこかの

 

研修センター

 

さかんに

 

これを

 

あおっていた

 

 

「根源を知っていないな・・」

 

 

ある日

 

 

それに、夢中になっている人に

 

 

その

 

 

破綻の恐さを

 

 

ちょっと

 

 

アドバイスした

 

まったく

 

 

聞いていない

 

 

「一理あるかな?」

 

 

くらい

 

 

 

 

聞けない

 

 

「知合合一」

 

 

若い頃

 

 

試した

 

 

から

 

言えるんだ

 

 

ものを

 

 

見据える

 

 

こころの

 

 

ゆとり

 

 

鳴門の

 

 

渦潮を

 

 

眺めるような

 

 

視線

 

 

余裕

 

 

確実性が

 

 

見えてくる

 

 

この世に

 

敵などいないはず

 

 

最大の

 

 

自分

 

 

スポーツの

 

 

コンセプトは

 

自分に

 

勝て

 

でしょう!

 

 

スポーツを

 

一生懸命

 

 

された

 

あなた

 

 

敵なんて

 

 

いますか?

 

勝手に敵だと思っている人は

 

たしかに

 

にこにこ

 

しています

 

 

 

 

 

 

 

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小面を替えて悲喜劇くり返す

2008年06月08日 | 川柳

川柳北海道川柳北海道川柳北海道川柳北海道

小面を替えて悲喜劇くり返す   湧水

 

 

人間の

 

 

楽しさは

 

 

いろいろな

 

 

 

悲喜劇に

 

 

 

出会うこと

 

 

 

悲劇なら

 

 

 

 

泣くだけ泣いた後には

 

 

 

 

青い空

 

 

 

 

 

見つけなきゃ

 

 

 

 

シェークスピアの

 

 

 

 

戯曲の

 

 

 

 

ように

 

 

 

 

 

何かを悟る

 

 

 

 

 

 

喜劇なら

  

 

 

 

 

ブルータスよ

 

 

おまえもか 

 

 

 

 ハムレット版に 

 

 

オムレットお前も好きか

 

 

 

 

 

に変換できる

 

 

 

 

 

こころの

 

 

 

 

宇宙

 

 

 

 

にんげんは

 

 

 

渇愛に満ちている

 

 

 

 

 

 

無償の愛を

 

 

 

 

 

糧にする

 

 

 

 

 

者も

 

 

 

 

 

いる

 

 

この世は

 

 

 

 

渇愛に満ちている

 

 

 

 

 

そこから

 

 

 

 

 

苦しみが

 

 

 

 

生まれる

 

 

 

 

それを

 

 

 

つくり

 

 

 

ひとつづつ

 

 

 

 

無の世界へ

 

 

 

 

 

たどり着こうと

 

 

 

 

する

 

 

 

 

川柳

 

 

 

 

 

人生の

 

 

 

 

 

 

 

 

とは

 

 

良く

 

 

言ったものだ

 

 

 

 

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ロボットがマスクつけてる機密主義

2008年06月07日 | 川柳

ロボットがマスクつけてる機密主義

 

 

引木詠路

 

句会の帰り道

 

 

いつもの

 

 

 

喫茶店で

 

 

 

いつもの

 

レディースセット

 

喫茶店でさえ

 

 

女性には 皆

 

 

レディース

なのに

 

 

950円支払って

 

なのに

 

 

なぜに

 

 

なして

 

 

社保庁では

 

 

 

後期なの?

 

 

人生

 

 

40年近く

 

 

支払った

 

 

保険に

 

 

応えた

 

 

言葉

 

 

ラジカルか?

 

 

区別か?

 

 

くそまじめか?

 

 

官庁だから

 

 

 

何十箇所も

 

 

 

ハンコ押したんだよ

 

 

川柳を

 

 

 

趣味にしていたら

 

 

 

つけないね

 

 

 

 

konna

 

 

 

 

 

悲しき言語

 

 

 

 

デパ地下に行った

 

 

 

 

 

5時半近くの鮮魚売り場

 

 鯨のさしみ

 

 

真鯵の刺身

 

ほたて

 

 

ハタハタ

 

 

宗八

 

 

鮭のルイベ

 

 ふのり

 

 大トロ

 

 

中トロ

 

 

真鯛の半身

 

 

 

 

しめて

 

 

 

3200円

 

 

 

 

信じられる?

 

 

 

 

デパ地下の五時半

 

 

 

 

さかなの等級はいい

 

 

 

おかげで

 

 

 

 

2日続けて

 

 

 

 

 

お刺身生活

 

 

続けて

 

 

 

お魚生活

 

 

こんな

 

 

 

北海道

 

 

 

優雅なくらし

 

 

 

 

鮮魚

 

 

刺身

 

 

 

生活

 

 

いかが

 

 

都会で

 

 

あくせく

 

 

イカのげそを

 

食べてる 

 

あなた

 

前期・中期・後期

 

   くらい

 

ウミャーもの 

 

食べましょう!

 

それにしても

 

大トロ

 

中トロ

 

ラッキーだったわ

 

マグロ船も

 

原油高で大変

 

ついでに

 

友人の

 

ご主人

 

 

官庁の

 

 

不審船の警護の仕事

 

 

重油が高くて

 

 

港で待機せよ!

 

 

だって。

 

 

もうだいぶ前から・・・。

 

 

官庁なりふりかまわず

 

 

沈没状態

 

 

お武家様・・。

 

諸法度で!!

 

 

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何でも二つ並べて淋しがり・・・時実新子

2008年06月06日 | 川柳

川柳北海道川柳北海道川柳北海道川柳北海道川柳北海道川柳北海道

何でも二つ並べてしまう淋しがり  

 

 

時実新子

 

出世作「有夫恋」の一句

 

 

ひとりぽっちは淋しい

 

 

こどもが欲しい

 

 

 

結婚しない男と女

 

 

 こうのとりの出番が減った

 

 

 

ペリカン便は重油高に鳴いている

 

 

それでもこどもが欲しい

 

 

 

いつも一枚の皿で食事をすます

 

 

わび・さび

 

 

 

人間はホモサピエンス

 

 

 語源は知恵あるものという

 

 

 

2050年

 

 

 

日本の人口はこのままだと

 

 

 

 一億人

 

 

 

富国強兵時代100年の計

 

 

 

一億人は達せられた

 

 

 

おめでとう!

 

 

 

でも

 

 

 

 

その後に立てた計がない

 

 

 

赤ん坊は、レンジでチンでは産まれない

 

 

 

人生の大事業

 

 

 

 

だから・・・産むのが大変

 

 

 

育てるの大変

 

 

 

 

まして、

 

 

 

 

これから生まれてくる

 

 

 

天使

 

 

 

日本の大負債の

 

 

 

タックスとバーコードの餌食にされる

 

 

 

オーバーじゃない

 

 

 

 

ホント

 

 

 

 

あ~んして

 

 

だめでちゅねえ~

 

 

 

 

離乳食をパクパク食べる

 

 

 

天使

 

 

 

最高にかわゆ~い!

 

 

 

出産も

 

 

離乳食も

 

 

 

未経験ゾーンの

 

あなた

 

 

 

子育て

 

 

 

未知との遭遇

 

 

 

いかが

 

 

 

 

 

 

 

過ぎてしまえば

 

 

 

子育てはパラダイス

 

 

お皿は何枚も並べた・・ね。

 

 

 

母を更した日記より

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ソフトウェア開発・エスイーシー・UーJAPAN大賞!

2008年06月02日 | コラム

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やったね!エスイーシーさま。IT企業で眠る間もない開発の中での快挙です。


        「U-japan 大賞・総務大臣表彰」

ソフトウエア開発のエスイーシー(函館市末広町22、沼崎弥太郎社長)が、総務省の「u―Japan大賞・総務大臣表彰」で最高賞にあたる大賞を受賞する。同社が開発し、4月に道南地域の病院で導入された「インターネットを利用した地域医療連携システム」が高い評価を受けた。2006年の同賞創設以来、道内企業の大賞は初の快挙。2日に東京で授賞式が行われる。

 「u―Japan大賞」は、「電波の日」(6月1日)と「情報通信月間」(5月15日―6月15日)の関連事業「u―Japanベストプラクティス2008」として企画。ユビキタス(遍在)ネット社会のICT活用モデルや、ネットワークを利用したICT(情報通信技術)関連サービス・システムとして実用化しているものを対象に公募し、地域活性化やユニークさなどを選考基準としている。

 「インターネットを利用した地域医療連携システム」は4月末現在で、函館市内16施設の病院や診療所などをインターネットで接続。患者の情報を共有、開示し、転院に際して検査やレントゲン撮影などの重複を防ぐ。1年間の試行実績から患者1人あたりの医療費が年間で約160万円削減できると期待されている。個人情報の流出を防ぐため、システムのセキュリティー対策も構築している。

 同社は2日に東京都内のホテルで開かれる、「電波の日・情報通信月間」記念中央式典で表彰を受ける。沼崎社長は「ユビキタスを意味する誰でもどこでもいつでも使えるシステムという観点が、選考基準にうまく合致したと思う。高齢化社会が進む中での医師不足にも対応できる。今後もさらに地域に貢献していきたい」と話している。(浜田孝輔) 函館新聞より。

 道南の行政の受注を始め、函館にとっては「情報の宝庫」でもある会社です。
もともとは、NECの関連の仕事をしていたと聞いています。

この会社の開発に携わる社員さんの、信じられない仕事の仕方には・・ふーう・・!のため息路線。

     短命にならないようにお祈りするも、「スゴイ・・開発」

何がスゴイかといえば、今までの放射線技師の身体を放射線から守るコトが軽減されるのと、病院関係に勤めていらっしゃる・・特に医師のお子さん方にその放射線から来るさまざまな・・関連の病気の負担減になるということです。

私の友人のお子さん達も、小さい時から心臓にちょっとした異常が発生していました。「医師の子供だから仕方ないの・・大きくなったら体の成長とともに治っていきますから・・」と、聞いた時には「おったまげ・・ました」

医療関係に従事するお子さんを放射線から守ることがこれでどのくらいできるのだろうか・・。私たち患者側からだけではない側面に医師のお子さんの健康をも考えてあげなくてはいけない。

   医師不足の根源に、こんなこともあるのではないだろうか。

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応援したい・・・ブログです。(私のではありません)

2008年06月01日 | コラム

以下は、日本のホープと目されるある無所属の著名な政治家への手紙です。


                                               2008年5月28日
衆議院議員
xxxx 様

                    ご提案

 先般はご多忙のところお時間を頂戴し、ありがとうございました。
月刊現代3月号に続き、6/8号サンデー毎日の新党結成の記事を拝見しました。
いよいよ政界に新しい流れをつくる試み、大いに賛同し、心より応援申し上げます。

 さて、先日お会いしたときにも申し上げましたが、日本という国は、組織と人との関係が特殊であり、明治維新、敗戦を通じても全くといってよいほど変わっていない深奥に流れる重低音のような得体の知れないものがあります。私は、これがことごとく日本の変革を妨げていることを、日本と外国との間でずっと仕事をしてきたなかで、ますます強く感じているところです。以下少々長々と書きますが、ぜひお読みください。

 その得体の知れないものとは何かということですが、それこそが「人基準」という魔物です。この10数年ずっとそのことを実証するために、大企業から地方の中小企業にいたるまでコンサルの仕事をしてまいりました。その実経験を踏まえて、今は自信を持ってそのことがいえるようになりました。

 人基準組織は、組織の目的がいつの間にかその組織を構成する人たち自身の目的となってしまいます。昨年の今頃月刊文芸春秋が日本の陸軍、海軍の組織の問題を取り上げ、それが日本を敗戦に導いたことを詳しく論じていましたが、敗戦以上の経済的打撃を受けたバブル経済突入において日本はまたもや同じ様なことをしてしまいました。問題は、個々の日本人は、なんだかだといわれても世界でもっとも規律性が高く、勤勉でモラルも高いのに、集団の組織に入るとなぜこうなってしまうのかです。
 
 90年代以降、政党の離合集散、新党立ち上げなどが繰り返されてきても、誰もこの問題に踏み込まないため、日本は何も変わりません。その間に日本は、どう見てもどんどん衰退化していっています。今回北川正恭氏をリーダーとする“せんたく”が立ち上がりましたが、“民意、地方”といっても、地方に行けば自治体も企業もさらにこの「人基準」がひどいことはコンサルの仕事を通じてもう嫌というほど体験しています。地方分権、道州制などといっても(基本的には賛成ではありますが)ここの問題に触れないで一体何を変えられるのだろうかと思わざるを得ません。政治家も、個人は優れた人もいると思いますが、集団になればまったくこの人基準の呪縛にはまってしまっています。

 「人基準」の対立概念は「仕事基準」ですが、この意味は、組織の目的はそもそも価値創造であり、「為す」ことに価値軸を置き、そこにすべてのOS(オペレイティングシステム)を合わせるということです。日本ではよく「現場主義」という言葉が使われますが、それは言い換えれば、顧客価値に一番近いところで仕事をするということ、つまり仕事基準ということです。トヨタ、キヤノン、花王、ホンダ、武田薬品などが強いのはそれが製造現場のみならずホワイトカラーの組織にまで徹底しているからです。先般お会いしたとき貴殿が、なぜ他の企業がキヤノンや花王に追随しないのかと問われましたが、それは「人」が目的化した特に財閥系などの古い企業のエスタブリッシュされた幹部たちにとって都合が悪いからです。都合が悪いことを先延ばしにしているだけです。このことは官僚組織においても同じではないでしょうか。

 私は、この経営のOSを仕事基準に変えられない企業はいずれ消滅するか、外資にのっとられると思っています。現に、都市銀行はあっという間に3大銀行に集約され、地銀も、一般業界もどんどん集約されています。日産も前の日興證券もはや日本企業ではなく、ソニーでさえトップはもはや外国人です。何よりも、日本全体が競争力をなくし、税金を払おうにも払えなくなってきており、サラリーマンの給料も上がらず、一方で少子高齢化は進み、財政は苦しくなる一方です。政治家は、出口とその使い方にばかり眼がいっていますが、本当に日本が今やらなければならないのは、入り口つまり価値の創造の仕組みを根底から変えることではないでしょうか。痛みを伴ってもそこに突っ込んでくる日本のリーダーがいないから日本が変わらないのではないでしょうか。

このことを踏まえた上で、提案です。

 一言で言えば、まず官僚組織を人基準から、仕事基準に変えることです。これは政治家にしかできません。

 日本人の何か大きいものへの“寄りかかり思想”はもうDNAのようになっており、やはり政府自らが変わらない限り日本は変わらないと思います。しかし自民党が政権を維持しようが民主党が政権をとろうが、新党ができようが今のままの発想、哲学では何も変えることはできないと思います。

 今回の公務員改革で、人事局設置、キャリア制度廃止などが合意されていますが、「人基準」というOSを変えない限り絶対に変わらないと思います。なぜなら、市場競争原理が働くはずの企業でさえ、もう30年以上前から年功廃止、学歴廃止、能力主義、成果主義などと、あれこれやっていますが上に挙げたような企業を除いて何も変わっていない現実があり、まして市場原理の働かない役所がその程度のことで変わるわけがないからです。

 国民の期待は、なんと言っても典型的な人基準である官僚支配体制に真にメスを入れられる政治家群の出現です。志の高い政治家も現れてきていますが、この政治家の皆さんも基本的に人基準から抜け出せておらず、マニフェスト政治といっても、それを言うリーダーがひとりでできるわけではなく、それを実現する哲学やOSができていない以上、絵に描いた餅になること必定と思われます。

 これまでの私の、ほとんどあらゆる規模、あらゆる業種のコンサル活動を踏まえて、それを変えることができるのは、「評価軸」の変更しかないと思っています。ごく単純化していえば給料の払い方の変更です。給料の払い方は、人相ならぬ“組織相”“国相”を作ります。“能力主義”など言っている間は絶対に変わりません。キャリア制度に変えて総合職、一般職などと言葉だけ変えても同じです。21世紀になって未だにこんなことを言っている国は先進国の中で日本だけです。評価はあくまで能力ではなく“為したこと”の価値に給料を払う「仕事基準」です。(為したことが能力という考え方です)為さなければ一銭も払わないという考えです。もとより消費者は完全にそうですから、それに合わせるのは当然です。

 給料の中身は、インパクトの大きさ、責任の大きさ、難しさの三点です。これをマニフェストに合わせてポジションごとに定義すればいいのです。この定義を国民の前で透明に行なうことです。この前少しお話しましたように、欧米ではもう20年以上前から、為した仕事の価値を測るグローバルに通用する物差しができており、私自身米欧のコンサルタント会社でその開発に従事してきました。それを日本で最初に導入して経営のOSを変えたのがキヤノンや花王、伊勢丹なのです。トヨタも、管理職にはとっくにこの手法が入っています。民も官も全く同じです。受益者、負担者を消費者から納税者に置き変えるだけです。市場は価値がなければ一銭も払いませんが、納税者は役人の仕事の価値に関係なく強制的に税を払わされますから、役人は好き放題になってしまったのです。

 官僚制度はこの仕事基準の評価軸に変えれば、必ず変えられると信じます。何とか変えようとする若い官僚たちも出てきていますが、手法が伴っていません。大阪の橋下知事のやり方も同様です。手法が正しければあとは強いリーダーシップです。どちらが欠けても変えられません。

 貴殿が言われるように、これをやりぬくには選挙民に擦り寄らなくても一人で選挙に勝ち上がってくる政治家の集団が必要でしょう。でももう国民は旧態依然としてポピュリズムに堕した政治家には飽き飽きしてきており、そうでない人たちが現れれば必ずやみな応援すると思います。メディアも同様です。すでに、マニフェストとか民意とかの響きのいいレトリックにはそろそろ国民はそのむなしさに気がつき始めており、貴殿には、これらの人たちから明確に一線を引いた存在であって欲しいと思います。そして、真に日本を変えることのできる新しい政党を立ち上げていただきたいと思います。

 随分と僭越なことを申し上げましたが、貴殿は日本のホープと思えばこそと、なにとぞご容赦ください。
益々のご活躍をお祈り申し上げております。
                                                        以上

「日本を仕事基準の国にする会」というブログの記事です。

     以前から、この方の著書を読み・・とても納得ができます。

民主主義の多数決というものは、無神経で横暴なものである・・とは、茂木健一郎さんのブログに書いてありました。

日本では、まったく少数派の方ですが、このようにならざる終えない現実だと思います。

      みなさんもちょっと、考えて見てはいかがでしょう・・・・。

 今月の、ブログのページアクセス数が5000を超えました。ありがとうございます。
読んでいただいておられるのは、ほんのわずかだと思いますが、IP数の倍以上ページを開いていただいているのはうれしい限りです。

長い文章で申し訳ありませんが、20世紀と21世紀の仕事の価値基準の考え方のご参考になれればと思います。


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