光明真言百万遍の碑はたくさんありますが、それより数の多い碑はあまり見られません。光明真言は、ただ「南無阿弥陀仏」とか「南無妙法蓮華教」などと唱えるよりも言葉が長い(おんあぼきゃべいろしゃのう まかぼだらまにはんどま じんはりばりたやうん)ので、数を多くするのは大変だっただろうと思うのですが、それをさらに5倍唱えるのですから、大したものだったのだろうと思います。水戸では今のところ2か所でしか見ることはできていませんが、それぞれに2基の石碑がありました。
満徳寺(赤尾関662) 安永9年(1780)に建てられたようです。
満徳寺(赤尾関662) なかなか格好よくつくられています。
地蔵院(内原町908) ここは、本堂に向かって左側に石碑群があります。
地蔵院(内原町908) 1回五百万遍がなされるともう1回ということになるのでしょう。